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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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2. RETURNER リターナー 対ハリウッドアクションエンターテイメント戦に真っ向から勝負した意欲作。子供だましで、二番煎じの感があるのは否めないが、これはこれで十分楽しめた。邦画もこういう方向で肩の力を抜いて短絡的に映画を作ってもいいんじゃないでしょうか?ゴジラほどアナクロじゃないし、路線として圧倒的に正しい作品なんだと思う。近い将来、邦画界の財産になるクリエイター達が揃っていると思う。これからの動きが本当に楽しみで期待させられます。現段階でこれだけ出来れば及第点でしょう。あとは企画として「スターウォーズ」を超えるような話が持ち上がれば、かなり楽しみな分野になることは必至です!一日本人として応援してます!…ただ脚本はNG。オチのシテヤッタリはバレバレ。[映画館(字幕)] 7点(2005-03-21 21:26:18) 3. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 本気で泣きたいですか?それならばこの一本をグビッといって下さい。アニメなんか観ないと侮るなかれ。もともとクレヨンしんちゃんは漫画が原作。その頃から「子供向けというより大人向け」の嗜好だった。殊に本作は明らかに大人をターゲットにした作りになっている。子供では泣くところはないかもしれない。笑うところ・巧いところはあったとしても郷愁の分かる子供なんて気味が悪い。後半は涙腺が緩みまくった。感動する場面にはセリフなど必要ない。「明日を生きる」ために「懐かしさ」を犠牲にしなければいけないんだとしたら、歳をとるということは本当に難しいことなんだと思い知らされる。時に立ち止まり来た道を振り返ることもあるだろう。だが、その心地よさに浸ってはならない。明日がある以上、人は走り続けなければならないからだ。懐かしさに浸るのはあと半世紀、早い話だ。だからこの映画にも絶対にハマってはいけない。なぜならそれこそが大人帝国の思うツボだからだ。8点(2004-03-19 22:11:58)(良:1票) 4. ラスト サムライ 完全に役者の映画。キャラクターがみんな濃い。とにかく濃い。寝ても覚めても濃い。そして長い。テーマはひたすら「武士道」。だけど、後半はそれに縛られすぎてドラマがちょっと停滞したかも…。子役の子はめっちゃ演技うまいので印象に残ってますね。中盤、小雪とトムもいい。今までにないくらいトムが少年に見えた。終始、髭ズラなんだけど。細かい時代考証は、いちいち目くじら立てて探す必要もないでしょう。それより観るところはいっぱいあるから。もし、コレを邦画にくくるなら本年度最高傑作と呼べるでしょう。エンターテイメントの規模が違う。それにしてもトムは日本人の血をどこかで受け継いでいるな、絶対。日本人より武士が似合うもの(笑) 7点(2004-01-05 10:26:21) 5. VERSUS/ヴァーサス 今まで観た映画の中で、最低の部類に入るほど酷い、巻頭30分。演技は下手、セリフはおざなり、カメラワークは不可解、世界観も意味不明。いいところなしの出だしだったのに、徐々に2時間の所要時間の中で進化していたのが良かった。5点(2003-12-30 00:33:52)
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