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2. BLOOD THE LAST VAMPIRE 《ネタバレ》 アクションシーンが特に好きでない私には、主人公の少女(吸血鬼?)の設定などを説明せずにモンスターを狩るだけのこの映画には、面白さを感じませんでした。ゲームのための宣伝映画だったのでしょうか?映像はきれいでしたけど。ゲームをプレイすると設定とかが分かって面白いのかもしれませんね。4点(2004-05-04 21:56:01) 3. Avalon アヴァロン 《ネタバレ》 初めて見たときは寝てしまったんですが、今回二回目を見たら面白かったです。マトリックスへの返答という感じ。ネットゲームはやらないのですが、今まで見た押井作品の中では格段に分かりやすかったです。もう少し短く出来そうですけれど。結局アッシュがどんな選択をとったのか分からないけれど、自分にとっての現実は自分で決めるもの、というところが押井らしい。ただ、終盤で相手の男が銃弾を落とすシーンが余りに説明的過ぎて興ざめでした。6点(2004-05-04 21:30:21) 4. 機動警察パトレイバー2 the Movie 《ネタバレ》 痛い、怖い。リアルな戦争ものよりずっと身につまされるのは、この映画が私の弱点をついてきたから。日本人の平和意識と、国防、危機管理の甘さ。地下鉄サリン事件すら危機管理の不備ではなく、異常な人が起こした特殊例として扱った日本の、この先は暗い・・・気がする。押井守は好きだが、ロボットものは苦手なので敬遠していたこの作品、予備知識なくても理解できよかったです。でもこの映画の素晴らしさは監督よりも脚本家の功績ですね。9点(2004-03-22 06:24:11) 5. イノセンス 《ネタバレ》 2回見ました。1回目は映像と音の迫力に押され話についていくことが精一杯でした。それゆえ引用の多いセリフが衒学的で上滑りしているように思いましたが、2回目にはストーリーが分かっていたためか、逆に引用によってセリフが奥深く感じられました。テーマも、初めはバトーの恋物語と受け取っていましたがそれよりも人間とその愛玩物(人形、犬、子供)の関係の方が色濃いことに気付きました。一回目で分からなかった私の理解力不足なのでしょうが。ハサウェイの子供への見方は疑問を感じますし、ヤクザ事務所でバンバン人を殺したわりに最後に少女を非難するバトーには文句はありますが、人間と人形達を等価と見る事には結構納得しました。最後の、立場の違う3人の対比が面白かったです。9点(2004-03-21 14:46:22) 6. 千と千尋の神隠し 《ネタバレ》 見た直後は、結局何が言いたかったの?と腑に落ちない感じがしました。ラストで千尋は全てを忘れているようだし、カオナシも中途半端だし。成長物語としてはすっきりしないな、と。でも時間がたって考えたら分かったような気がします。「子供達よ、世界は不条理だけど、いざとなったら頑張れる力が君達にはあるんだよ。」ということでしょうか。でもカオナシは寄生したまま。親も中身は豚のまま。千尋には無自覚の自信がついた…はず?そう思うと結構毒が多くてイタイ。特にカオナシ。身につまされる様で…ただ、ハクの正体が川だったのは個人的には説得力がありました。6点(2004-03-21 14:01:38) 7. 七人の侍 何度見ても面白い。内容は勿論だけれど、大好きなのは宮口精二の演技。 高校時代、隣の席の子と宮口精二かっこいいよね、きゃ~などとはしゃいでおりました。10点(2004-03-21 05:48:03)《改行有》 8. GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 《ネタバレ》 テーマがすごく好き。最後、人間を超えた主人公に驚きました。それだけに勿体無い作品。劇場で見ていたらテーマを理解する前に嫌いになっていたでしょう。原作を読んでいないと理解できないのは映画として致命的な欠点だと思います。それでも8点をつけます。映像、音楽共にこのみだし、主人公の最後のセリフにしびれましたので。イノセンスを見た後また見ましたが、バトーが切ないですねぇ。 8点(2003-12-30 14:33:26)《改行有》
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