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1.  フロントライン 《ネタバレ》 久し振りに熱い映画だった。小栗旬、松坂桃李、そして久しぶりの窪塚洋介の演技に圧倒されて見入ってしまった。(良かった) 結城と仙道の鋼の信頼関係、結城と立松の友情はカッコいいの一言に尽きる。 未知のウイルス発生による死の恐怖、不安、混乱がうずまく恐ろしい状況下で、その意志を貫く強さも素晴らしいが、過剰演出ではなく、それが自然と伝わる演技がまた素晴らしい。 ちなみにあの対策室でみんなが座っていたイス(立松の席のやつ)は、昔のパイプ椅子よりはいいけど、長時間座っていると腰が痛くなるんだよね。そういう点も、観ていてリアルな空気を感じた。 当時、豪華客船での新型コロナウイルス発生のニュースは衝撃的だった。現場ではその時何が起きていたのか、その真実が少しでも明らかにされたのは素晴らしいことだと思う。 マスコミによる報道は決して公平で正しいものではないが、そのせいで当時いわれなき誹謗中傷や批判、差別、おまけに海外からの根拠のない非難(余計なお世話だっちゅうの!)等を受けたことに対し、当時は無理だったとしても、2025年の今、あの時何が起きていたのか事実を世界に知らしめ、当時受けた批判や、事実誤認を正しておく必要があるというのはその通りだと思う。 これからも事実に基づき、色々な立場や視点からの作品が多く作られれば良いなと思う。[映画館(邦画)] 9点(2025-06-17 01:55:26)(良:1票)
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2.  ドールハウス(2025) 《ネタバレ》 妻があの人形が変だと言っているのに、気のせいだと取り合わない夫といい、人形がおぶさってきたり、襲ってきたのに気のせいと語る義母。(そもそも何で嫁に突然お焚き上げを薦めたのか?) 医療関係者は主人公がメンタルの病気だと疑わないし、刑事は主人公の言う事を信じない上、小ばかにして取り合わない。そして、事実を追求する過程で真実に近づくことになり、簡単にやられるので全く頼りにならない。(のだが、今回、安田顕が演じていたので少し期待したけど…やっぱりダメだった。) また、登場する霊能力関係者はいつも中途半端で、最後は主人公夫婦に丸投げ。(釘踏んだかもしれないけど、そこでのリタイヤは早すぎないか?無責任!) これらの「ホラー映画あるある」満載で、ある意味王道を突き進む本作だったが、夫婦で墓を探しに島に渡ったあたりから話がおかしくなる。 ラストの後どんでん返しで明かされる結末は、はっきり言って意味不明。どこでどうしたらそうなるの? ラストも「?」だったのに、結末で「???」となる。せっかく丁寧に破綻なく話が積み上げられていたのに残念。 この結末のイメージだけが先に固まって(決まって)いて、それ以外は後付けだったのか、ラストに向かった怒濤の展開から、この結末は無理やり感が半端ない。あえてもう一回言うと、何でそうなるの? あと、引きで上空から映る島の丘の上のお墓(3つ)は、埋め方が異常に浅すぎるし、目的の墓は地面に蓋を置いただけのもので、チョット手抜き過ぎではないか。しらけるので、こういう点もきちんと作ってほしい。 それから特筆すべきは、お焚き上げのお坊さんたちは、実力不足(専門家でない?)だったため、あのままだったら大惨事になっていたかもしれないので、人形をパクったお坊さん(今野)は、大勢の命を救った影のヒーローかもしれない。[映画館(邦画)] 5点(2025-06-15 01:48:52)(良:1票)
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3.  国宝(2025) 《ネタバレ》 原作未読。 歌舞伎の世界を少しだが知る機会が出来てよかった。また、歌舞伎のシーンも素晴らしかった。(大昔にNHKのテレビ放送でみた歌舞伎中継とは大違いだ)でも、上映時間3時間超えはさすがに長すぎる。。。 国宝に選ばれるまでの、ほぼ一代記に近い半生記であり、また歌舞伎のシーンを多くのカットで魅せてあり、そのこともあって時間が長くなるのはわかるが、同じ演目を同じ熱量で何度も見せられるのは、3時間超という時間もあり正直つらい。。。 もう1点。喜久雄と彼を取り巻く女性たちとの描き方が中途半端というか、雑というか、とてもモヤモヤする。 特に、あれほど一途だった春江の心変わりが唐突過ぎてまったく理解できない。さらに、俊介と結婚した後の春江の喜久雄に対する冷たい態度(視線)には、憎しみすら感じさせる雰囲気がある。おそらく原作ではそこが丁寧に描かれていると信じたい。[映画館(邦画)] 7点(2025-06-11 01:19:19)《改行有》

4.  見える子ちゃん 《ネタバレ》 原作未読(でよかった)。 テンポが良く、途中ダレることも無く、実に面白かった。特に最後のネタばらしに関しては、原作既読だと絶対得られない満足感が得られてラッキーだった。 ネタばらしを受けた後、特にお父さん(滝藤賢一)と家族との軽妙なやり取りが楽しくて、切ない。(でも、お父さんが自宅に住み着いた小学生の霊に無頓着なのはいただけない) とはいえ、ちょっと腑に落ちないシーンもある…が、まあ~細かいことは気にせず、粗探しせずに楽しむべき作品だと思うので、ネット配信が始まったら、今度は答え合わせを楽しみながら観るつもりだ。[映画館(邦画)] 7点(2025-06-10 01:25:35)(良:1票) 《改行有》

5.  太陽は動かない 《ネタバレ》 WOWOWオリジナルドラマのシリーズがあることを知らずに、当時TVで流れていた映画予告編が面白そうだったので鑑賞。 観てて途中で「?」となることが多く、本作単独の作品ではないな!? とそこで気付き、置いてけぼりをくらった感じになってしまった。 ドラマシリーズを見ていないと楽しめない作品だったが、見ていなくても十分楽しめる作品に仕上げてほしかった。。。 内容自体も今一つだったので、今後おそらくドラマシリーズを見ることは無いだろう。[DVD(邦画)] 4点(2025-05-07 19:14:09)《改行有》

6.  六人の嘘つきな大学生 《ネタバレ》 原作未読。 まず、映画タイトルの「嘘」の字を七から六にするのはダメだと思う。こういうのは止めた方が良い。 最後のほうで嶌衣織に反抗的な態度を取る、とても感じの悪い新人女性は何だったのだろうか?彼女が一波乱起こすのかと思ったら、ただの態度の悪い新人というだけで、よくあれでスピラリンクスに入社できたものだ。つまりは、近年の人事担当者の質の低下が社内で問題となっていて、それが嶌衣織の面接官への抜擢につながるのだろう。 あの最終面接(事件)を経て入社した嶌衣織の社会人として成長した姿が、ラストの面接官としての立場での自信の笑顔…なのだろうけど、なんだか物足りない。そこは、笑顔プラスもう一つ何か分かりやすい行動なり、セリフが欲しいところ。 それにしても、犯人の九賀蒼太の中途半端な調査(調査能力はかなり低い)に基づく過去の悪事?の告発に対し、スピラリンクスに入社したい人達の誰一人反論しないことが不思議だ。そこはスピラリンクスの最終面接の場であり、自分に対する誤った情報や言い訳がある者は、「それは正しくない!実際は…だ!!」と真実を自らの言葉で説明すればいいのに。。。 またこの犯人が、尊敬する先輩がスピラリンクスの面接に落とされたことに対する復讐のためにスピラリンクスを受けて、最終面接まで残るほど優秀な人物という設定の無理やり感は置いといて、その茶番をモニター室から見ている人事部員が異常であり、現在は当時の担当者は退社していて、その頃のことや真意は不明という、潔いほどのうやむや感がすごい。[インターネット(邦画)] 6点(2025-05-05 15:55:52)《改行有》

7.  アンダーニンジャ 《ネタバレ》 原作の力もあり、山崎賢人の力もあり、作品としては普通に面白かったが、アンダーニンジャという作品の本流の流れを止める福田節がくどすぎてくどすぎて(しつこくリピートし過ぎで)冷める。 こちらは映画の世界に没頭したいのに、おまけにコメディー作品でもないのに、いきなり楽屋裏みたいなノリをそこで入れるかなぁ?[映画館(邦画)] 6点(2025-01-24 19:28:15)(良:1票) 《改行有》

8.  はたらく細胞 《ネタバレ》 実写版としてキャスティングが抜群にいい!はまってる。 ストーリーもまとまっていて、原作を見事に昇華させた脚本のうまさを感じる。 画的にも、特に放射線治療の一連の映像表現と説明は分かりやすくてよかった。そして、ラストでちょっと感動の…で、満足の終劇。 総じて、やっぱり、なにより、日本の漫画家は本当に擬人化がうまい、と改めて感じた。 補足:殺されたNK細胞の仲里依紗の耳元で、鼓膜破壊レベルで絶叫するキラーT細胞の山本耕史(仲里依紗に同情)、いつ脱ぐかと思ったが、今回はさすがに自重?されました。[映画館(邦画)] 8点(2024-12-15 16:03:56)《改行有》

9.  室井慎次 生き続ける者 《ネタバレ》 結局、踊らないまま捜査が終了してしまった。往年の湾岸署員の活躍も無く、民間人の室井さんの取調室での世間話程度で、何故かあっさり犯人が自供しちゃうとかありえん。(手抜き) 制作側は捜査とか犯人とかには興味が無かったみたいなので、じゃあ初めから(前編で)思わせぶりな展開は止めてほしい。前編でのモヤモヤが晴れると期待していたが、後編の肩透かしでこの作品自体が見たかったものではない(期待したものではない)と分かり、騙された感じしか残らなかった。『踊る大捜査線』再始動!!じゃなかったのか? 室井さん、最後は犬を探して雪山で遭難して死ぬとか、あり得ないよ。あの頃、盛り上がった『踊る大捜査線』の世界を台無しにされた。 TVドラマがヒットしたら映画化して失敗するパターンが良くあるが、今回のように、映画化でTVドラマのその後を描いて失敗するケースも多い。今回はその両方で最悪だったうえ、おまけに前後編の2本立てだから更にタチが悪い。 今後、本家『踊る大捜査線』の再放送や、本家の劇場版を見るたびに、「ああ、この室井さんはカッコいいこと言ってるけど、結局は青島との約束を果たせずくさって警察早期退職して、最後は犬探しに行って遭難して死ぬんだよなー。残念なキャラだなあ。」とか、 「ああ、このすみれさんは撃たれた傷の後遺症で警察止めて今も苦しんでるとか、悲惨・・・」とか、「ああ、青島は何か中途半端に年齢重ねてるみたいだし・・・」とか、今は楽しそうだけど、最後はみんな悲惨でさみしいなあ・・・と思ってしまうんだろうなあ。 過去の遺産の食いつぶしでしかない今回の作品、いくらTV局から生まれたキャラだからと言って、ここまでの世界観を持った作品のキャラは、TV局の勝手で生かしたり殺したりして良いのだろうか。人の人生をもてあそぶなと言いたい。[映画館(邦画)] 3点(2024-11-25 15:23:51)《改行有》

10.  あのコはだぁれ? 《ネタバレ》 まさか「ミンナのウタ」の姉妹品だったとは…。 まあ、オチも含めて「ミンナのウタ」よりはマシだったけど、相変わらず怖くないうえ、ダラダラと話が長すぎ(90分以内がベスト)で、途中で厭きる。 監督は、伽椰子の次はこのSANA推しで、今回で色々なルールも確立してきたようなので、今後も何作かつくるつもりなのだろうが、初登場時のインパクトが弱すぎて、これ以上の展開は望み薄と感じる。 そもそも掃除機のコード長すぎだし(もしかして笑うところ?)、自殺ほう助時の両親の形相も何故か異常だが(もしかして笑うところ?)、その行動にも無理ありすぎ。(娘にコードが引っ掛かったか引っ張ってと言われて、「分かった!」と信じて綱引きのように力いっぱいコードを引っ張るバカ親2人) それにしても、神隠し(SANAが祓われると現世に戻ってこれる)する人と、殺される人の選択基準はなんだったのか?歌を聴いただけなら神隠しで、音をきっちり取られたら死ぬ。(音を取るためにカセットが回っただけならセーフ?)このあたり、もう少し厳しくルール付けしたほうが良い。抜け道ありすぎ。[インターネット(邦画)] 5点(2024-11-25 15:10:42)《改行有》

11.  アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師 《ネタバレ》 詐欺師集団がどうやって巨悪を騙しきるか・・・物語は王道ともいえるお約束通りの展開(七人目の詐欺師が誰かという仕掛けも含め)なのだが、「おいおい」と言いたくなるようなおかしな離れ業や、あり得ない(不合理な)ウソもなく、まっとうに勝負していて(想定内)、それが返って面白かった。 ただ、女性税務職員(望月)については、彼女の傲慢かつ身勝手な行動で、先輩職員の熊沢に多大なる迷惑をかけたのだが、それに対する謝罪が一言も無い。ちょっとそれは違うだろう、ということも色々あり、最後まで好きになれなかった。[映画館(邦画)] 8点(2024-11-23 22:16:48)《改行有》

12.  朽ちないサクラ 《ネタバレ》 安田顕が登場しただけで、その人物に何か裏があることが容易に想像できてしまうのは、ミステリーとして残念。 また、事務職の彼女(森口)が警察組織の闇に果敢に立ち向かう姿に・・・うーん、心震えないなあ。公安に宣戦布告とか、いやいや、急にそこまで強くなる?[映画館(邦画)] 5点(2024-11-04 00:50:43)《改行有》

13.  湯道 《ネタバレ》 ちょっと湯道には無理があるのではないかと感じる。もう少し所作、成り立ち、道の魅せ方、の作りこみが必要だと思う。そこが足りていないので、奥行きが無い(軽い)という感想を持つ。 また、全体的になんかいい話にまとめてあるけど、内容は無いし、そんなに面白くない。おまけに将来への希望も薄い。[インターネット(邦画)] 5点(2024-10-26 21:13:18)《改行有》

14.  Cloud クラウド 《ネタバレ》 ひげが似合わない菅田将暉の演じる転売ヤーの現実的な世界から、嘘っぽい銃撃戦への展開は違和感しかない。 また、登場人物のキャラの薄さと、転売ヤーを標的として集まった奴らの動機の嘘くささも違和感しかない。 ただ、これがこの監督の世界観なのだから、それはそれとして受け入れるしかない。 しかし、最初の工場の男(在庫を抱えて困っていた)は、転売ヤーが売ると高額で完売するほどの需要があるのだから、自分で何とかできたはず。追い詰められているのに、努力が足りないとしか言いようがない。[映画館(邦画)] 5点(2024-10-19 09:28:22)《改行有》

15.  スオミの話をしよう 《ネタバレ》 ヤマトナデシコ七変化ならぬ長澤まさみ〇変化。 色々な役の長澤まさみを見たいだけの三谷幸喜が造った、個人的趣味?的な長澤まさみマニア向け作品・・・とも言えなくないかも。 何故なら、誘拐事件と正体不明のスオミは何者?と、ミステリー要素を匂わせておきながら、実際のところは謎解き、サスペンス要素は凡庸でつまらない。コスプレしている長澤まさみが出ているだけの作品。 また、2024年公開の映画としては、なんだか古臭い印象を受ける本作品は、映画よりは舞台劇のほうがしっくりくるような気がする。 ラストの歌とダンスは正に舞台そのもの。 やっぱり三谷さんは脚本だけに注力して、監督は他の人に任せた方が良いと思う。[映画館(邦画)] 5点(2024-10-12 01:07:40)《改行有》

16.  室井慎次 敗れざる者 《ネタバレ》 長いプロローグ・前編・事件編・種まき、から次回、本編、後編、解決編、回収へ・・・。 今回一切事件については何も進展していないので、次回も見なければモヤモヤが晴れない。 警察組織の中で青島との約束を守れなかったのは仕方ない・・・が、退職時に青島に会わずに居なくなるのは室井さんらしくない。 あと、敵役の官僚の皆さんの行方だけでなく、すみれさんや係長、スリーアミーゴのその後も知りたかった。 余談ですが、「敗れざる者」を観に行っている劇場で、本編上映前に「敗れざる者」の劇場予告(今まで観ていたやつよりも超長め)を流すのはやめてもらいたい。事前情報を極力入れないようにしていたのに・・・これってTV局のやり口だよね。本当にどうかしてる。[映画館(邦画)] 6点(2024-10-11 22:23:10)《改行有》

17.  あの人が消えた 《ネタバレ》 マンションの住人達が目撃していた怪しい行動の数々を、順に謎解きしながら回収していく下りはなかなか面白かった。 全ての謎解き終了と思わせたところから、先に複線張ってた『すべてうそ』でちゃぶ台返ししてからの、「連続殺人犯?じゃ、誰が浴室で・・・」で主人公が実は死亡していたというオチ(これはよくあるパターンだけど、差し込むタイミングというか流れが自然で抜群にうまい)で終了。と思いきや、再び複線使用した『さよなら』で、実は主人公だけが消えたことで『あの人が消えた』のタイトル回収はお見事。(小宮さん、丸子くんが205号室の地縛霊にならなくてよかったね) 確かに4人がテーブルを囲んでいるときに、カップが3つしかなくて、何で?急に来たからお茶だしてもらえなかったのか、と思っていたが、なるほどね、そういう事だったのね。 単純に面白かった、けど、後でよくよく考えると、つじつまが合わない。。。 血だらけの女性を住人が目撃した件は? 麻酔銃で眠ったとされる彼女を担いでいた男を住人が目撃した件は? ベランダで血だらけでタバコを吸っていた隣人を住人が目撃した件は? 警察は連続殺人犯としてマークしていたというが、連続の意味での被害者は主人公であり二人目の被害者という事からいうと、警察がマークしていた段階での連続殺人犯とはどういう意味か? これは小説を読んで、情報補完するしかないな。[映画館(邦画)] 8点(2024-09-28 21:56:52)《改行有》

18.  夏目アラタの結婚 《ネタバレ》 オープニングの掴みはOK!(俺と結婚しようぜ)から始まり、話のテンポも良く、最後まで飽きずに一気に突っ走った感じ。 終始、真意が読めない真珠とアラタの駆け引きに、アラタを心配しながらも(婚姻届けはヤバイって・・・)、グイグイ引き込まれる。原作未読だが、話の流れに無理や無駄が無く、おそらく上手に纏められているのではと感じる。 話が進むにつれて、猟奇殺人鬼と思っていた真珠が実は不幸な生い立ちで、可哀そうで・・・て、いやいや実はいい子なんだと危なく騙されそうになったが、実際4人殺して死体損壊して、人体バーツ埋めてるから。おまけに墓荒らしもしてる。未成年という事で死刑は回避されたけど、かなりヤバイ犯罪者ですから。 アラタは真珠の小さいころに一度出会ってたんだ。真珠も会えて良かった(臭いクンクンとハンドタオルがいじらしい)・・・て、思わずほっこりしてしまうが、いやいや犯罪者ですから。 真珠はいずれ刑期を終えて出所したら、今度は帰る場所があってよかった。そしたら歯も治療して・・・て、また騙されそうになる。いやいや、いやいや。 これってハッピーエンドなんだと思うけど、冷静に考えるとこれでいいのか微妙。。。いやいや、いいんじゃない。 総括、やっぱり「柳楽優弥」はいい役者だなあ。[映画館(邦画)] 8点(2024-09-11 21:57:25)《改行有》

19.  ラストマイル 《ネタバレ》 最近流行りのシェアード・ユニバースですが、絶妙な役割分担でそれぞれの世界観が壊されなくてよかった。それは「MIU404」の2人と「アンナチュラル」のメンバーが満島ひかり達と直接絡まなかったからだろう。ということは、それだけ絡まないのであれば、「MIU404」と「アンナチュラル」をわざわざ出さなくても、ストーリー的には何も影響がないという事。え、なんでコラボした? まあ、それは置いといて、話が進む中、途中途中で観客をミスリードするために用意された罠が色々。社員データベースからの情報削除とか、誰かに電話で「死んだ人はかわいそうだけど…」とかあったが、ミステリー的には仕掛けが甘い。騙されません。 そんな甘い仕掛けだから、ネタバラシでも、情報削除は日本赴任前にアメリカの上司からアドバイスに従ったからというのは、あの爆弾事件のさなかに有能なセンター長として取る行動としてはバカすぎて無理がある。 他にも「福岡から来るはずの人と交代したというのは嘘ですね!あなたはいったい誰・・・・」みたいなのもあったけど、会社関係者以外がIDカード持って赴任してくるわけないじゃん、別の部署から来たに決まってんじゃん。「福岡から来られたと思ってましたが、違うんですね。どちらから赴任されたんですか?」と普通はなるはず。 つまりは、観客をミスリードするために本編に追加した演出?エピソード?だからなのか、底が浅いと感じるので、ここはもう少し何とかならなかったのか。 犯人の彼女は「あなたのブツが、ここに」の女性宅配ドライバーだったが、今度は逆に宅配ドライバーを苦しめる役になるとは、キャストの妙が何とも面白い。 ディーン・フジオカは最近悪役が多い気がするが、これがあまりしっくりこない。(最後は情けない奴になることが多いし・・・)やるんだったら中途半端な悪を演じるより、もっともっと振り切ったほうがいいのでは?[映画館(邦画)] 7点(2024-09-10 19:31:48)《改行有》

20.  サユリ(2024) 《ネタバレ》 原作未読。想像してたのは、地縛霊に家族を殺された一家のばあちゃんが実はものすごく強い人で、地縛霊をフルコンタクトでボッコボコにして祓ってしまう話だと思っていた。 これが、当たらずとも遠からずではあったが、期待と展開的には大外れ。 ばあちゃんが地縛霊をボッコボコにするのではなく、地縛霊のサユリの家族を拉致してきて、そいつらをボッコボコにして、地縛霊に留飲を下げて引き取ってもらおうとするとは、ばあちゃんがホラーだ。。。 そもそも、ばあちゃんの目的はお祓いではなく、サユリに殺された家族の敵討ちではなかったのか? 本作は、前半のホラー部分が全く怖くない(弱い)ので、後半のばあちゃんの逆襲のインパクトも薄い(弱い)。 ばあちゃんのはじけ具合の演出も弱く、派手な色合いの髪型、乱暴な言葉遣い、タバコをスパスパだけじゃあね。。。 車のカセットから流れる曲も爆音のロックでガンガンに行くかと思ったけど、意外とおとなしかったし、ちょっと拍子抜け。 家族が5人も死んだのに、何故かとても明るい長男(無理している様には感じないのだが…)も違和感あり。それにこの長男の演技も、終始なんか微妙だった。 それにしても、ばあちゃんと長男が鍛錬している間はサユリが全然ちょっかい出てこなかったけど、空気を読んで遠慮していたのだろうか???一番の謎である。[映画館(邦画)] 5点(2024-09-08 16:20:03)《改行有》

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