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1. かもめ食堂
ブルーと白のシンプルなお店の外観、パイン材のテーブル、真っ白い、無地の大きなお皿。そこに並んだ、出来立てほかほかのおにぎり。あぁ、観てるだけで幸せ。ゴハン炊いてから観たほうがいいですよ。観終わったら、絶対、すぐおにぎり作って食べたくなるから・・・。作品自体も、おにぎりのように、満腹にはならないけれど、心とお腹の芯が程良くしっかり満たされる、そんなかんじです。多くを語らず、さりげなく察しあい尊重しあう、大人な人間関係の描かれ方も、観ていて好感持てました。
[DVD(字幕)] 7点(2007-08-30 23:32:19)《改行有》
2. 愛情物語(1984)
公開当時、角川映画でヒロインを演じる、ということは、
今なら“モーニング娘のメンバーに選ばれる”くらいの、
女の子の究極の夢物語、だったように思います。
アイドル願望が全て叶えられる世界が、
角川映画のスクリーンの中にはいつもありました。
で、角川映画の全盛期に上映されたこの作品、
この映画の存在自体が、角川春樹氏から原田知世への、
限りない愛情物語であり、
全編が原田知世のプロモーションビデオなんだと思って観れば、楽しめます。
だから、当時の原田知世さん人気や角川映画人気を知らない人には、あと2点下げておすすめします。
ちなみに自分は公開当時、友達同士で角川映画を観に行く、ということ自体が大人っぽい
気がして嬉しかった中学生でした。知世さんかわいかったなぁ。パンフレット、今も実家のどこかにあるかも(照笑)[映画館(字幕)] 5点(2005-10-30 08:50:05)《改行有》
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