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1. タイヨウのうた
《ネタバレ》 ストーリー的には王道なのですが、ここ数年で観た邦画の中では傑作に入れたい作品でした。ただ涙が出たと言うよりは切なくて苦しくて体が痛くなる感じ。ものすごく感動してしまいました。わざとらしいお涙頂戴の演技や演出をしている訳でもなく、ヒロインの演技も等身大。言い過ぎればヒロイン自体あっさりしています。その分苦悩や悲しみは胸が痛くなるほど伝わってくる不思議。あれは演技になれていないのもあったのでしょうが、あの透明感や儚さ、本当にその辺にいる女の子らしさが出ているのに力強さも伝わってくる。きっと本職がシンガーなのでそこからなんでしょうか?という点で女優としての期待も込めて高く評価したいなと思いました。彼が彼女の顔を指でつまんでやり取りするシーンは可愛くて切なくて一番好きです。曲だけは映画を観る前から好きで聞いたいたので映画を観てより一層感極まりました。ドラマ化もされていましたが個人的にはキャストにしても雰囲気にしてもこちらに軍配があがります。シンプルな作りで飽きることなく一気に観れました。こういう恋愛映画好きです。それと岸谷五朗の演技も良かったです。[DVD(邦画)] 9点(2006-12-15 22:18:18)(良:2票)
2. 嫌われ松子の一生
《ネタバレ》 好き嫌いが分かれる作品だと思います。「観たら鬱になるよ」と聞きつつ、人によっては評価も高い作品だと心して鑑賞。私はすごく感動してしまいました。救いがないとか後味が悪い、あそこまで不幸にしなくてもと感じる人がいるのもとてもよく分かります。でも龍との物語は(彼がさせていた事は良くないですが)かなり救いはあったような気がします。ただお互いに弱く、不器用で。松子を神とまで言った龍の気持ちは松子からは結果逃げてしまいましたが、そこは彼の弱さと若さだったのかな。少しの勇気と忍耐があれば2人はある意味幸せになれたのかなって思うと胸が苦しくなりました。理髪店の彼が松子を大切にしたという意味では人として一番良かったかもしれないけれど私が繰り返し観たシーンは龍と松子のエピソードでした。龍の出所時、殴られても諦めなければ良かったのに。何年も待てるほどの忍耐力があるのにここぞという時にそれが出ない。「愛されてる」という思いは確かに女性を強くするけれど「愛する」事に固執しているようでしていなかったのが彼女だったのでしょう。現実離れした彼女の一生ですが松子のような女性は確かに存在します。[DVD(邦画)] 7点(2006-12-15 21:53:22)
3. ハウルの動く城
ハウルが兎にも角にも素敵でした。ジブリを見てこういう感情を抱くとは(笑)キャラ設定に関しても「向かう所敵無し」みたいなヒーロー過ぎずいい感じではないでしょうか。人間やっぱああいう弱さもないとね。お話はかなり消化不良だったかな・・分かり難かったっていうか分からなかったかも。ソフィーの声に関しては評判がよくないようですが優しい感じがして私はイヤじゃなかったです。包み込むような話し方もほっとさせられて好きですよ。木村拓哉は好きではないけどハウルに魅せられてしまい2~3回観てしまったそんな映画でした。むむ・・繰り返し観れたんだからやっぱり楽しい映画だったんだな。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-04-28 14:05:19)
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