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1. 岳-ガク-
《ネタバレ》 ここでの評価がそれほどよくなかったので、あまり期待せずに観たら案外良かった!見終わってなんだか「自分もがんばって生きよう」みたいな元気がでた。山の景色にどっぷり浸ることもできたし、予想通りの展開でもそれなりに感動した。DVDでなく、映画館まで行ってよかったなぁと思えた作品は久しぶり。原作は1話しか読んでいないけど(だから、かな?)小栗旬の三歩は結構独自のキャラでいいんじゃないのかなぁと思った。ただ「街に下りると迷ってしまう」というシーンが2度もくりかえされるのはちょっとしつこい気がした。単純なので見終わった後は山に行きたくなったし、おまけにその日の夕飯はナポリタンにしてしまいましたとさ。[映画館(邦画)] 7点(2011-06-02 13:58:39)
2. ラッシュライフ
原作は読み終わった後にエッシャーのだまし絵かメビウスの環か???といった不思議な感覚が残る(でもキッチリ時系列に並べかえると決して矛盾していない)という素晴らしい出来で、一体どうやって映像化するのかと非常に期待して観た。最初からひどく期待はずれ。ふらつくカメラワークと聞き取りにくい台詞(特に河原崎編)にイライラさせられたし、せっかくのエピソード間のからみが全く生かされていなかった。こんなにがっかりした映画も久しぶり。堺雅人の存在感がよかったのと犬が可愛かったのが唯一の救いかな。[DVD(邦画)] 3点(2010-12-02 13:24:40)
3. 重力ピエロ
《ネタバレ》 原作を読んでいたので、どんな風に映像化したのか気になって観ました。キャストが皆、かなり自分の描いていたイメージ通りで良かったです。お父さん役などは原作以上に魅力的な人物になっていて、見ながら何度か涙ぐみました。タイトルの意味が最後の方で分かってこれもジーンときます。映画としての評価は自分の中ではいい方です。でも内容が重く、後味もよろしくないので人には勧められない感じ、家族でみるのもちょっとね…最後のシーン、原作と同じですが、春は自殺したのだと私は解釈しています。[DVD(邦画)] 6点(2010-11-06 16:06:29)
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