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1. 千と千尋の神隠し
《ネタバレ》 ジブリの中であまり好きでない作品。すごく説教臭い。見ていると、何か怒りをぶちまけられているように感じる。
河の神を千尋が救おうとして自転車が出てきたシーンは、あまりにあからさま過ぎてゲンナリした。
映像は精細でとても頑張っている感じがする。浅い海を走る列車が印象的だった。でも千尋が牡丹(?)の花の間をすり抜けていく所などは、CGが浮いてるのに何度も出てきて違和感を感じた。問題になっている色のことはよく分からない。
[地上波(邦画)] 6点(2009-06-25 03:20:06)《改行有》
2. 天空の城ラピュタ
ジブリ映画の中でこの作品を最初に見ていたら、1番好きな作品になっていたと思います。でも初めて見たナウシカの印象が強すぎて私の中では常に2番手の作品です。また最近は紅の豚にも抜かれ、3番手かもしれません。ラピュタの内容自体は素晴らしいのです。宮崎氏がポニョについて「子供のために作った」と言っていましたが、ラピュタこそ子供のために作られた映画だと思います。少年や少女時代に感じたドキドキするような感情、冒険への憧れ、淡い恋愛などパズーやシータと年が近ければ近いほどシンパシーを感じるのではないでしょうか。また回りを取り巻く大人達も善悪の区別なく味があります。でも大人になってこの映画を見ると、どこに身を置いて見ればよいのかわからなくなるのです。パズー達では幼すぎ、大人達はあくまで子供から見た視点で描かれているのでこちらにも身を置けず。見終わると「ああもう自分は大人になっちゃったんだなぁ」とちょっと寂しい気分になります。[地上波(吹替)] 8点(2008-10-13 01:03:41)
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