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自己紹介 |
点数は「最後まで飽きずに見れたか」+「作中テーマとの相性」を基準点にしてます。雰囲気、演出などはよければ加点しますが、悪くても基準以下になるような減点の対象にはしてません。 |
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1. DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?
《ネタバレ》 AKBのファン歴は半年程度です。推しメンも作中でメインで扱われています。
あくまでもメンバーの内輪受け、狭い内輪評価のみで成り立ってる世界観の映画ですので、AKBファンじゃないと全く面白くもなく、AKBの何が受けて人気があるのかわからない人には不快感すら沸いてくるかと思います。
ファンから見ても、彼女たちお得意の「AKB人気が続くと思わない」「一生懸命やってるのが売り」という予防線発言が満載で、わざわざ映画にする内容ではないと思いました。
デビューしたての頃のインタビューならほほえましく見れた内容ですが、アイドルとしてのキャリアもそれなりの年数になる初期メンが中心の作品ですので、展望に見合った努力をしている様子をドキュメントとして見せて欲しかったです。
みんな「AKBの中での自分」の話ばかりなので、メンバー個人をフォーカスしてる割にどのメンバーのパートも同じような内容になっている気がしました。
いっそAKBプロジェクトに関わる秋元康やAKS立ち上げのドキュメントを「ソーシャルネットワーク」のように映画化したほうが面白かったんじゃないかなと思います。[CS・衛星(邦画)] 3点(2011-10-23 00:06:04)《改行有》
2. かもめ食堂
《ネタバレ》 音楽や映像の雰囲気、料理のシズル感など、流しっぱなしにしておく雰囲気映画としては邦画で五指に入る出来。
ただ、同じ日本人の妙齢の女性(しかも演技が自然で上手い)が店舗経営しているという現実的な背景設定が邪魔。自分も業種は違えど、主人公と同じく好きな事を仕事にしている身分なので、仕事やリスクに対する現実的な感覚が先立って話に入り込めなかった。出てくるキャラクターとの対話が上っ面だけで、出てくる俳優の年齢に合わない作り物臭さが鼻に付く。
この手の癒し系映画には主人公への共感(または憧憬)が不可欠だと思うので、そこを放棄されているとキャラを追うのが辛い。これがアニメだったり洋画であれば、違う世界のファンタジーものとして割り切って見れたんだけど。
余談だが、先日テレビで監督のインタビューがあり、「好きなことを好きなだけして行き詰ったら親に面倒みてもらえばいい」という発言を聞いて、この女主人は監督の自己投影像なんだなあと納得した。
雰囲気だけならDVDを購入したいぐらい好きだけど、映画として二度は見たいと思わない。SEとBGMだけの音声カット版があればいいのに。
[DVD(邦画)] 4点(2011-01-30 03:52:27)《改行有》
3. DEATH NOTE デスノート the Last name
《ネタバレ》 マンガ原作映画にしては、丁寧に愛情を持って作られていたのではなかろうか。金子監督の堅実な仕事が光る。
配役はライトの藤原竜也の演技がオーバーすぎ、エルのキャラ作りがわざとらしいものの、いかにもCGなリュークと同じ画面に収まるならこれぐらいマンガっぽい方が合うと思った。ミサのあの低い声質はキャピキャピしたキャラに合ってなかった。
難点は(原作でもそうだったけど)デスノートにはこんなルールと能力がある、というのがセリフだけの事後報告で知らされることが多いので、驚くよりもそれまでのテンションが下がること。全体的なストーリー進行がエルの口頭説明に依存しているので、ストーリー没入度が低い。
ラストのライトと父のやりとりは、ライト父や警察が無能で何の結果も出さないのにお咎めなし、犯罪者を減らすという目的より「自分が納得できる倫理と持ってて安心できる正義感」を優先する傾向が目立ったため、ライトの掲げる「デスノートは犯罪被害者を減らすための有効な手段」という理念の方が正しいと思わせた。
でもライト君、犯罪者の名前情報をマスコミ報道に頼るのは危険すぎるのでは…。[地上波(邦画)] 6点(2011-01-29 23:20:29)《改行有》
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