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1. 劇場版 NARUTO -ナルト- ブラッド・プリズン
原作の漫画もTVも観たこともなく、たまたまタイミングが合って劇場に足を運んだものの、どうせ子ども向けの映画だしやっぱりやめるかと悩みつつ入館。しかしこれが何と実に面白い、というか泣ける。魂が揺さぶられる感じかな。
同時上映(があるとも知らず)の炎の中忍試験とかいう映画が終わって、エンドロールが流れた時にはこれで終わりかとちょっと焦ったけど、その後本編が始まり…いやあこんな面白いのかと得した気分に。今回の脚本は東山彰良(大藪春彦賞)が担当していたが、これがやっぱりすごい!「えっ、うそっ、そうくるか」って展開がたまらない。親と子、父と息子、そして仲間とは、絆とは何かを突きつけられる。これは観て損はない1本。[映画館(邦画)] 8点(2011-08-01 22:51:31)《改行有》
2. 天空の城ラピュタ
《ネタバレ》 個人的には、ジブリ映画の中でも1、2位を争うかな。もう何十年も前の映画なのに、色あせない普遍性があるテーマだね。劇場で観なかったことを後悔してる。
TVやビデオ、DVDなど十回以上は観たはずなのに、何回観てもパズーがシータを見事ハグして救出する場面では涙が出るし、ドーラ一家と出撃する場面ではワクワクする。昔NHKで放送されていたTV版の未来少年コナンの大ファンだったので、このラピュタが大好きな理由もそんな要素を含んでいるからなのかもしれないな。
もうこんな映画を作れなくなった?のか、それとも自分が歳を取って感じなくなったからなのか、最近のジブリには面白いと思う映画がなくて残念だなあ。それはともかく、何十年も色あせない、ハラハラドキドキの冒険と人間の本質と愛を感じて、とっても爽やかな感動をもらえる、日本アニメ映画の金字塔的この作品に感謝。[地上波(邦画)] 10点(2011-07-31 19:13:33)《改行有》
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