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1. ブレイブ-群青戦記-
《ネタバレ》 バック・トゥ・ザ・フューチャーと漂流教室とタイムラインをかき混ぜた様な作品。
スポーツエリートが集う高校が校舎ごと戦国時代にタイムスリップし、混乱の最中に生徒がさらわれた。
その生徒達を救うために、スポーツエリート達が敵の砦に救出に向かう。
これが大まかな流れだが、とにかく作戦がヒドイ。
弓道、剣道、フェンシングはまあわかるとしても、野球部やアメフト部が自分たちの競技で戦う姿はコントそのもの。
何というか、要するに元気な集団自殺を見せられたような気分になった。
三浦春馬もこんな駄作で殺されたんでは浮かばれないだろう。[CS・衛星(邦画)] 3点(2021-11-22 19:48:38)《改行有》
2. サムライマラソン
《ネタバレ》 甚内と雪姫を置いて馬で城に向かった辻村の先に、なぜか甚内と雪姫がいて敵を迎え撃つ罠を仕掛けるなど、バカが書いたとしか思えないシーンが随所にあり、見続けるのが苦痛になる。
結局、幕府が安中藩主を狙った理由も、誰が遠足の1位だったのかも、どんな褒美が与えられたのかも謎のまま。
こんなこと言ったら元も子もないが、藩主暗殺が目的だったらあんな山賊みたいな連中を送り込まなくても、最後に裏切った側近が最初から刺してれば良かったんじゃないか?
あたりまえのことだが、豪華キャスティングもプロットがゴミだったら駄作しか出来ない。
こんな脚本にGOサインを出した制作陣の頭を疑う。[CS・衛星(邦画)] 2点(2021-01-19 02:26:07)《改行有》
3. AI崩壊
《ネタバレ》 機械が人間に牙を剥く!なんて、こすられすぎてツルツルになった設定をあえて採用したからには、よほど斬新な切り口を見せるのかと期待したが、目新しさは見当たらず、もうひとこすりしてみました的な残念な仕上がり。
設定の作り込みが決定的に浅く、視聴中は「そんなこと対策してるだろ」と何度もつぶやくことに。
制作者側は日本人と日本政府にかなり偏った考えを持っているようで、社会の描き方、日本人の描き方にリアリティを感じられなかった点も低評価の理由。
東日本大震災でも略奪騒動を起こさなかった日本人が、AIの暴走が始まって数時間の内に略奪をはじめるなんて話に、観客は真実味を感じるだろうか。
終盤、真犯人が犯行と動機を告白するが、実は世界中の人が見てました!なんてありがちな逆転劇を展開するが、これは密室・少人数の場だからこそ有効な仕掛け。それを何十人もの前で行ってしまう馬鹿馬鹿しさに、開いた口がふさがらない。
まさしく崩壊しているのはAIではなくこの映画そのもの。
このような駄作が芦名星の遺作となってしまったことは残念でならない。合掌。[CS・衛星(邦画)] 2点(2020-12-14 03:49:23)《改行有》
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