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ミーハーであんまりやる気のない会社社員 |
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1. ゴジラ(1954)
《ネタバレ》 【録】NHK-BSプレミアム。
記録映画みたいだというのが率直な感想。
戦後10年の日本が如実に映し出されているのではないかと感じる。
演技云々というよりも当時の日本人の素の姿が映し出されているように感じられたので記録映画みたいだと感じるのかもしれない。
ゴジラが暴れる姿と人々が逃げ惑う姿の対比が空襲を想像させるし、台風の最中にゴジラが現れる描写でも震災を想像させられた。
細かい説明はあまりないのにちょっとした会話や動きで説明されない部分もなんとなくわかってしまうのが不思議。
例えば、芹沢博士が戦争でああいう顔になってしまったというちょっとした説明から、なぜあそこまで頑なにオキシジェン・デストロイヤーを葬りさろうとしたのかまで想像できてしまったりとか。
人々の生活を忠重心して行っただけのゴジラなのに、その最後の咆哮を聞いたら泣けてきたのはなぜだろうなあ。
ラストの山根博士のつぶやきが不穏な気持ちを残す余韻もたまらない。[地上波(邦画)] 8点(2014-08-05 16:39:28)《改行有》
2. 八つ墓村(1996)
野村監督版に続けて見たのだけど、やっぱりこっちの方がしっくりきますな。
トヨエツ金田一は悪くない…が、ちと、男前過ぎ。細かいところがあっさりすぎで、えっ?と言う間に終わった印象。
ただ、鮮やかすぎる血の色など、市川監督の細かい演出が小粋で、う~んと唸らされた。[DVD(邦画)] 7点(2014-07-30 13:18:26)《改行有》
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