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プロフィール |
コメント数 |
12 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
作家(志望) 売れていないので仕方なく副業も行っている 映画が趣味
好きな作品 「ゴッド・ファーザー」
好きな監督 マーチン・スコセッシ
好きな俳優 グレタ・ガルボ
小説 https://ncode.syosetu.com/n1240ih/ |
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1. ドライブ・マイ・カー
《ネタバレ》 有名作家の原作でしかも大きな賞を取った映画、ということにつられて、家族みんなで見に行った意識高い系一家の悲劇は結構あったでしょう。あのシーンの必要性は感じられなかったですね。少なくとも、それを匂わす描写くらいに抑えて欲しかった。大人でさえ、直視に耐えられない人もいたのでは無いでしょうか。私のように。という訳で、登場人物の心理や葛藤は伝わり、胸を打ちました。主人公たちの表情や言葉、そして淡々とした映像が醸し出す、行き場の無いこもった負の雰囲気も、何故か心地よさが感じられて、やはり賞をを取るだけのことはあるなぁと思います。まあ、とは言っても、あのシーンはねぇ。[インターネット(邦画)] 7点(2024-07-06 16:47:43)
2. 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
《ネタバレ》 シリーズの中でも傑作に入る出来でしょう。特に、寅さんの男気が前面に出ている。金を騙し取られた芸者ボタンへの想い。「裁判所が奴の肩を持つのなら俺が仇を取ってやる。明日刑事が来て、車寅次郎はここの者ですかと聞かれたら、縁もゆかりもない者と言え、そうしないと、満男が犯罪人のおいとなる」そう言って出ていく寅さん。ここは泣ける。そして、有名画家に芸者ボタンのために絵を描いてくれと頼む。断られると、啖呵を切って捨て台詞を吐いて出ていくが、画家が絵を送った事を知ると、東京に向かって手を合わせ、お礼を言う。マドンナへの愛情というより、男寅次郎の、女へのいたわりが前面に出ている。決して、失恋もしていない。[CS・衛星(邦画)] 9点(2023-07-30 20:55:53)(良:1票)
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