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プロフィール |
コメント数 |
329 |
性別 |
女性 |
年齢 |
38歳 |
自己紹介 |
知的障害を持つ23歳女性です。 1週間に40時間働いているから多分社会人だと思うけど 今は旦那や発達障害者仲間とルームシェア生活です。
知能指数は11歳ですが、 この映画レビューサイトでは 見よう見まねで大人びた文章で気取らせて貰っています。
ちなみに登録自体は旦那がやっていますので ■妻投稿■がついているのが私です。 あ、でもそうじゃないので一人称が「僕」なのも 実は私が投稿していたものもあったり 「ドラえもん」とか「A」とか(^_^;)
インターネットの書き込みは初めてに近く インターネットルールは一通り勉強したつもりですが、 「場の空気を読む」などの高度な技術は難しいので そんな時にはスルーしてください。 |
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1. ムトゥ 踊るマハラジャ
《ネタバレ》 妻投稿。無茶すぎる。ありえない。これがこの映画に対する第一の印象である。インドは世界有数の格差社会。何千万人という子供が奴隷にされているような国だ。そんな国の映画の冒頭で、「欲を捨てれば世界はお前のものだ」なんて暢気な歌を歌う映画が受け入れられるのだろうか。・・・・それが受け入れられているのである。■一見歌って踊っての馬鹿映画だが、この映画は「お金のないお前たちは不幸なんだ」と言い切ってしまう世の中への挑戦。冒頭の手間かかりすぎの手書きの登場人物紹介や突如現れるハデハデダンスは、人々の心の中に忍び込む「不幸感や被害者意識」に対する宣戦布告。映画全体がいかに些細なことに意味を見出すか、いかに日常を楽しむかを日々模索する人生ランナーに対する最大限の賛辞となっている。格差や女性に対する暴力、殺人、詐欺など重いテーマを扱いながらも決して復讐殺人を達成するシーンがないのがその証拠だ。私が結構重視する分野であるアクションシーンも、香港のジャッキーやタイのトニー・ジャーと違う怪力を軸とした路線を追求しており、ラジニカーントのその後の映画でさらに洗練されている。■エンターテイメントとは何か? 私はただ笑わせるだけでなく、手に汗握る冒険のすえ幸せにするのがエンターテイナーだと思う。この映画は狂った踊りによって私に人生の楽しみ方のヒントを与えてくれた点で、私にとっては極上のエンターテイメントだ。[ビデオ(字幕)] 10点(2008-02-10 02:48:40)
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