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【製作国 : 香港 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. Mr.BOO!ギャンブル大将 20年ぶりくらいに見てみたが、面白くなかった。本当は楽しくツッコミながら見たかったのだけれど、「そんなうまくいくわけないのに」って冷めた見方しかできなかった。[地上波(吹替)] 4点(2005-05-01 21:41:57) 2. 少林寺三十六房 「魁!!男塾」に出てくる民明書房がフィクションであるとすぐに気がついた私だが、この映画に出てくる修行方法がフィクションだとは、どうしても思うことが出来ない。この説得力は、まさに少林寺だからこそ、であろう。[DVD(字幕)] 8点(2005-04-22 20:27:59) 3. HERO(2002) 優美な音楽と華麗な衣装。しかしそんな美しい世界を台無しにする、失笑必至の剣術アクション。なぜこんなことになったのだろうか。 この映画のほとんどのシーンは(映画内での)事実ではない。無名が秦王に謁見して状況説明をしている際の、彼が頭の中でイメージしている場面風景である。恐らく、無名は運動音痴なのではあるまいか。そしてそれがコンプレックスになっているから妄想の中で彼はスーパーマンのような活躍をする。しかし、基本的な運動能力がないため、真に超人的な動きをイメージすることが出来ない。知らないからだ。見ている者にとっては冗談のような奇っ怪な直線運動や回転運動が、彼にとっての超人的動きなのだ。 幾つかの場面は残剣の妄想か。「嗚呼、飛雪に刺されて死にてぇ!そして飛雪は私のために涙を流すのだ」とマゾヒズムな妄想を何度も何度も繰り返す。その気持ち、僕には可笑しいほどよく分かる! いや、まてよ。或いはこの話全てが秦王の妄想ではないだろうか。「私はこんなに凄い人に狙われ、かつお互いを理解できるほどの大人物なのだ。」という妄想。側近が刺客の素性や背後関係の徹底調査をすると困るので、肝心な刺客の名前は「無名」とすることでお茶を濁した。これは邪推だろうか。 映画を見終わった直後の感想は、「ツマラナイ映画」だった。しかし、あとからいろいろ考えるうち、考えること自体が俄然面白くなってきた。そう、この映画のキモは妄想を楽しむ事なのだ。僕がこれに気が付いたのは2,3ヶ月前に黒澤明の「羅生門」を見た事が影響を与えてくれたようだ。本当に気が付いて良かった。映画3点。妄想4点。気が付いた事に対するボーナスポイント2点、計9点。 妄想を楽しむ映画ではあったが、ただ一つ、確かなことがある。「歴史ある我が偉大な中国には、かつてこんな英雄がいたのだ」という妄想を、チャン・イーモウが抱いているということだ。9点(2004-10-11 14:43:51)(良:1票) 《改行有》 4. 燃えよドラゴン 確かにブルースリーはかっこいいのですが、映画としてはイマイチでした。5点(2004-04-17 22:20:37) 5. 少林サッカー かつてアストロ球団に熱を上げていた私が、まさに待ち望んでいた映画でした。でも本当は派手なCGやワイヤーアクションより、初っぱなの殺人スライディング部隊が一番好きです。あとは人間ナイアガラなんかがあったら完璧ですね。また、下品でバイオレンスな笑いも大好きです。 DVD特典の音声解説ではキャプテン翼に触れていましたが、ぜひ監督にはアストロ球団も見て頂きたいです。8点(2004-04-17 22:04:34)《改行有》
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