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【製作国 : スペイン 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. REC/レック4 ワールドエンド 《ネタバレ》 「POV」の方式だったこのシリーズも、ついに普通の手法での製作となりました。 最初にその店に気付いた時は、「そこ放棄したらあかんやん!このシリーズのアイデンティティやん!」と思ってしょんぼりしながら 画面を見つめていたのですが、感染した凶暴猿が襲いかかってくるところから突如面白くなり、そこから先は目が離せない展開に。 結果として、力強いホラー作品に仕上がっていたな、と思います。 最初に感染したあのコックさんとか、特殊メイクが素晴らしかったですし、ものすごい速さで襲ってくる感染者は猿たちはやはり恐ろしいです。 ラスト、感染者たちから逃げ甲板に上がり、雨降りしきる中船を脱出するシーンは映像的にとても素晴らしい出来でした。[DVD(字幕)] 6点(2015-08-21 20:21:43)《改行有》 2. レッド・ライト 《ネタバレ》 見る前は、霊能力者VS物理学者の闘い、みたいな、言って見れば大槻教授とオカルト研究家の闘いみたいなものが見れるのかなと思ってたんですけど(笑)、想像とはちょっと違ってました。シガーニー・ウィーバーは、知的で論理的な科学者の役をとても上手く演じてました。その彼女がシルバーを敬遠する理由を泣きながら話すシーンが印象的。そう、単に超能力を信じていないだけなら、長年それに対峙するようなことはしないはず。シルバーとのやりとりが、彼女をよりロジックな性格にしていったのかもしれません。マーガレットが中盤に他界しトム一人だけになるのですが、そこからはなにやらホラーみたいな展開に。実験室でも自宅でも、そしてシルバーのステージでも凄いことが起こる。これはもしや本物か、、、。でも、一線を超えてはいない描き方で、観客を惑わせる。その点はなかなか巧いのですが、終盤、トムが命を狙われてトイレでおっさんとバトルしてるのに、結局殺さずに出て行って、その後トムがステージに現れてシルバーと対峙するっていう展開は、ちょっと映画的な都合の良さを感じる。そんでまぁ、ここでシルバーの正体を見破っておしまいなのね、と思っていたらラストにどんでん。なんと、そういうことでしたか、と。そのオチは予想してなかったなぁ。振り返れば、矛盾のないシナリオに素直に関心。飛び抜けて面白い作品でもないけど、独創性ある脚本と3人の演技は良かったので、佳作の6点。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-06-16 21:44:40) 3. REC/レック3 ジェネシス 《ネタバレ》 とっても幸せそうな結婚式場から物語はスタートします。皆が喜びに満ちあふれている素晴らしいひとときを、いつものビデオカメラで撮影。すると突然、男性の一人がゾンビ化し、式場は騒然。逃げ惑う人々。何人かが立てこもって脱出を試みようとする。「うぉ~、今回もまた期待出来そうや~ん!」とテンションがあがった次の瞬間、いつものPOVスタイルを突如放棄し、ごく普通の映画スタイルに。なんで~!?それじゃRECシリーズちゃうや~ん!とガックリしてしまった。新路線を出したかったのかもしれないけど、やはりそのスタイルだけは貫徹してほしかったなぁ。とはいえ、一応それなりに楽しめる出来映えにはなっていたので、及第点の6点をつけておこうと思う。少なくとも、怖さは全二作に比べるとかなり減少しているのだが、スポンジボブのおっさんとか、突然チェーンソーをふりかざして戦闘モードになる花嫁とか、今までにないユーモアがプラスされていて、賛否あるだろうがそれ自体は面白かった。全二作と比べれば見劣りするが、一本のゾンビものとしてみればまあまあかな。[DVD(字幕)] 6点(2012-11-06 15:54:21)(良:2票) 4. REC/レック2 《ネタバレ》 前作の持ち味である、閉鎖空間と勢いをそのまま引き継ぎながらも、なおかつ新しいことに挑戦ということで、別々の隊員の画像や少年達が撮る映像など、多角的な展開構成となっており、その心意気自体は評価出来る。だけど、前作よりは大きく見劣りする。それはやはり、皆さんおっしゃる通り「エクソシスト」的な要素を取り入れちゃったこと。ゾンビとエクソシスト、この組み合わせは今までになかったので、それ自体新しい試みだとも言えようが、本作を観る限りそれが巧く結合しているようには思えない。悪魔に取り憑かれてるのが原因なのに、血液で感染?感染した個体は、悪魔の喋りをしているから感染者の中身は同一の悪魔なの?ラストなんて、口からなんか出して乗り移っとるし。お前は悪魔なんかゾンビなんかエイリアンなんか、一体なんやねん!と思わずツッコミ。終盤は、暗視カメラのみで認識出来る世界とやらが登場する始末。そんな超次元な世界を出してしまうんじゃ、せっかくの閉鎖空間という売りを自分でぶっ壊しているようにしか思えない。クオリティと勢いは前作を引き継いでいるのでそれなりには観れるのだが、色々と取り込み過ぎてとっちらかって終わっちゃったと言う感じ。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-15 02:48:17)(良:1票) 5. ●REC/レック(2007) 《ネタバレ》 凄く面白かったです~。上映時間77分でコンパクトにまとめられたお化け屋敷映画ですから、こういう作品にストーリーがないという批判は筋違いでしょう。ストーリーうんぬんを語る気など最初からないのですから。それよりも、みんなでキャーキャー言いながら、時にはつっこんだり笑ったりしながら頭空っぽにして観るのが一番です。皆さんとても迫真の演技で、実にリアリティが出ていたと思いますよ。お国柄なのか、みんなでこぅワ~っとまくしたてるみたいな感じで、その騒ぎっぷりや勢いがこの作品の勢いとなってプラスに転嫁してると感じました。最初は住民のバアさんがなにやらおかしいというところからはじまり、おっちゃんが噛まれ、もう一人が上から落とされ、少女がゾンビ化し(これが結構怖い!)、一階がゾンビに支配され、停電し、上の階に追い込まれ、、、という風に、どんどん追いつめられていく感じがゾクゾクしていいですね。いきなりばっと出てきたり襲われたりと、ある意味ではお約束をやってるだけなんだけど、閉鎖空間という特殊性とこの作品特有の勢いにより、他のゾンビ映画や主観ホラーでは味わえない怖さと楽しさを味わうことが出来ます。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-14 21:59:08)(良:1票)
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