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1. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
《ネタバレ》 どうしてコレがメジャー配給じゃないでしょう?まず、それが素朴な疑問。配役も何気に豪華だし、何より演出と脚本に隙がなかったですね。いや、演出の手法としては、さほど斬新でもなく、文法どおりですが、その手堅さが逆にイイですね。ケイト・ウィンスレットがため息をつけば、観客も同じようにため息をつき、息を呑めば、皆息を呑んでいたのが驚きでした。俳優の演技が観客と同調するような映画は余りありません。本当に楽しめる上に、考えさせられる映画でした。8点(2003-11-25 09:56:56)
2. みんなのしあわせ
その辺にいそうな(?)おばちゃん、おじちゃん、おばあちゃん、オタクの青年が織り成すブラックコメディ。自分があの場にいたら友達を裏切るかな、とかいろいろ想像しちゃいました。とにかくすごく楽しませてもらった一本です。8点(2003-04-21 20:29:27)
3. アザーズ
見終えた後にじわじわ来る作品でした。死んだらあんな感じなのかなぁとふと考えてしまいました。聖書を子供に暗記させるシーンは、キリスト教社会の死に関する価値観の反映のように感じました。子役の演技がすばらしく、二コール・キッドマンも、ヒッチコック映画に出てくるクールビューティーのようで味わい深かったです。7点(2002-12-25 21:21:26)
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