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プロフィール |
コメント数 |
105 |
性別 |
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自己紹介 |
お久し振りの方、初めましての方、 こんにちは。
只今、写真家として水面下より目立たない所にいます。 新聞に載っても名が売れない写真家…最早、自力で行きます。 新レビューはまだ未定。
ハリポタ見るくらいなら、B級を選ぶ偏屈です! 新作は5年は寝かせます!! |
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1. WATARIDORI
一概に、この作品を『映画』と云うジャンルで一括りにするのは少々難しい。 製作に20億円、撮影に3年、述べ300時間分の映像が94分に見事に集約されている。 ちょっとした長尺の感動巨編なんかを観た後に残る余韻と、この作品の観賞後に来る重量感は似ている。
映像の美しさはとても素晴らしい。鳥たちと平行飛行して撮られた画は、翼が風を切る羽音までが聞こえ、圧巻です。懸命に“生きる”鳥たちの果てしない旅路を、何の邪念も持たずに観る事をお願いしたいです。ただ、ちょっと制作秘話はいただけない感があるので、お勧め致しません。本編のみの評価として。9点(2004-03-27 15:08:26)《改行有》
2. ナインスゲート
稀覯本を巡って繰り広げられるミステリーは見物でした。埃臭ささえ感じる正統派のオカルト・スリラーを堪能できた点で、得をした作品。ポランスキー監督の得意技“銀残し”も背景を際立たせ、幻惑的な雰囲気を強調させます。 ラストには不満が残る人が多いはず。ですが、あのラストを無理に変える事は逆に作品の品を落としかねない…。 ラストに物語としての重きを置かぬ、監督らしい作品でしょう。8点(2004-02-08 02:27:25)
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