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プロフィール |
コメント数 |
329 |
性別 |
女性 |
年齢 |
38歳 |
自己紹介 |
知的障害を持つ23歳女性です。 1週間に40時間働いているから多分社会人だと思うけど 今は旦那や発達障害者仲間とルームシェア生活です。
知能指数は11歳ですが、 この映画レビューサイトでは 見よう見まねで大人びた文章で気取らせて貰っています。
ちなみに登録自体は旦那がやっていますので ■妻投稿■がついているのが私です。 あ、でもそうじゃないので一人称が「僕」なのも 実は私が投稿していたものもあったり 「ドラえもん」とか「A」とか(^_^;)
インターネットの書き込みは初めてに近く インターネットルールは一通り勉強したつもりですが、 「場の空気を読む」などの高度な技術は難しいので そんな時にはスルーしてください。 |
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1. 死ぬまでにしたい10のこと
《ネタバレ》 24歳な妻投稿。他者の死生観にあれこれ言う権利はないですし、現実にそういう人が周りにいても、私はその人の意志や価値観を尊重するよう努めるでしょう。でも映画は映画の中の主人公と映画を見ている観客という主人公がいて、それがある意味で一心同体になるものだと私は思っています。つまりこれは「私ならそうする」価値観で、その前提で書きたいと思います。■■■人が死ぬという事は「何でもしていい」と言えるほど重たいことではない・・・という事です。「死ぬまでにしたい10のこと」は余命宣告された人間の専売特許ではありません。人間は誰でも明日生きていられる保証はないんです。それなのに「何でもしていい」なんて言ったら社会秩序はなくなるし、倫理や愛や信頼もなくなると思います。この映画は何だかんだで「人間の命は愛や倫理よりも大事」と言っているんじゃないかと・・・。■■■じゃあ、私ならどう生きるべきか・・。知的障害者、AIDS患者、精神病者な私が「死ぬまでにしたい10のこと」を作るとしたら、「これが出来るまで死ねるか」という内容のものにします。だから旦那や友達に堂々と自慢できるような事にしたいです。[DVD(吹替)] 4点(2009-01-24 19:58:49)(良:1票)
2. チェ 28歳の革命
《ネタバレ》 おそらく裏設定で「モーターサイクルダイアリーズの続編として描いた」作品ではないかと思う。映画館に行く前にあの映画をレンタルビデオ屋で借りるとかなり面白くなる映画だと思った(保証は出来ないですよ^^:)。さて、アンチ・アメリカ的新自由主義という概念と聞くと「不思議の国ブータン」しか思い浮かばなかった私にとって、既存の弱い者いじめ社会を本気で変えてしまったチェ・ゲバラを知ったのは衝撃で、映画館に行く前に関連書籍やDVDを見た口です。でも映画を見て思った・・・何で神格化する必要があるの? 髭面のチェ・ゲバラが何か言うのをカメラが待っているのって、髭面のフォレスト・ガンプが何かを言うのを待っている人たちと何が違うんだろうと思いました。どうも「モーターサイクル」で見た、喘息持ちで血気盛んで純粋で暴走しがちな人間ゲバラはどこかに行っちゃったようです。作風が違うと言われれば確かにそれまでなんですが、彼とともに戦った人たちはゲバラを神だと思っていたわけではなく、人間ゲバラを信じたんだと思います。それなのに映画において唯一ゲバラの人間性を見られた所が、自分の信念を汚した部下を懺悔もさせないでぶち殺すシーンだけというのはいささか足りないです。[映画館(字幕)] 4点(2009-01-18 03:41:33)
3. SWEET SIXTEEN
こういう山上憶良みたいな映画を見て思うのだが、「貧困が人間の心を破綻させる」なんて法則は間違っている。僕の経験上金持ちでいかにも「社会で成功してます」という背広姿の人間の方がよっぽど暴力的かつ依存的だ。僕なんかボンビーで野宿経験者で障害者で精神的に半分以上壊れているが、それなりに今の家族と楽しくやっている。富裕層のバロメーターで勝手に不幸だとか「何か本人に理由がある」とか言って絶望を煽る映画は僕は好きではない。[ビデオ(字幕)] 3点(2008-11-02 00:16:06)
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