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2. 瞳の奥の秘密 《ネタバレ》 これはミステリーとしてはメリハリに欠けるし、人間ドラマとしてもとくべつ同一化できるようなものではなかった。ただあのちょっと倍賞美津子似の知的な上司は魅力的な役柄ではある。[DVD(字幕)] 5点(2025-06-04 22:30:09) 3. 秘められた過去 《ネタバレ》 圧倒的な、観客に覆い被さってくる映像である、ダッチアングル。ウェルズの「記憶喪失」を真に受けて、その過去を調査することによってまんまと殺人の片棒を担がされる主人公(狂言回し)つまりは観客。フラッシュバック形式が絶えず過去を意識させるが、実は片付いてはいない、並走する過去なのである。映画の最後でのウェルズとの格闘において、やっと「過去」が落着して観客の手に入るというわけだ。ウェルズは観客存在を見事にターゲットにしている。[ビデオ(字幕)] 9点(2025-05-10 13:04:10) 4. 汚れなき情事 《ネタバレ》 綺麗な映画だが、妙にイライラさせるいじめが邪魔である(いじめを行うための強い視線と追いかけが目障りだが、そんなレヴェルで終わってほしくはなかった)。教師も含めた少女たちの鏡像関係(想像界)の閉域を象徴界へと突破すべく「父を待つ」という台詞(いじめの標的となる少女の)は印象的だ。が、内容的に高まることはなかった。「父」は来るべきだった。[DVD(字幕)] 5点(2014-03-03 22:29:35) 5. 麦の穂をゆらす風 《ネタバレ》 なんだか殺し合いばかりだ。大義名分で人を殺しても、殺すあり方がもう間違っているので、要するに、殺しちゃだめだってこと、どんなに立派な理由があるかのようでも。ともかくアイルランドと英国のことを調べようという気にはならせる映画。[DVD(字幕)] 5点(2012-09-13 22:32:22)
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