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2. 記憶探偵と鍵のかかった少女 《ネタバレ》 曖昧で操作も可能な記憶という題材、トラウマを抱えた中年探偵、IQの高い美少女。 もうこれだけで、あぁ、この探偵は美少女にいいようにしてやられるんだな、と思って見てしまうわけです。 だから、ミステリーとしては余り面白くなかったのですが、どこから操られたのか、どこまでがジョンの記憶なのかを考えながら見てたので、そういう意味では楽しめました。 また、アナがちゃんとジョンの冤罪を晴らして、ジョンも新しい生活へ踏み出せハッピーエンドだったので後味は悪くなかったです。[DVD(字幕)] 6点(2015-04-19 21:01:52)《改行有》 3. 複製された男 《ネタバレ》 邦題に騙されてクローンとかのSF的な話なのかと思いながら見てみれば、なにやら初っ端から怪しげな秘密パーティ。 そして、全体的にセピア色の画面。始終目を押さえ具合悪そうな大学教授。 ふむ、では二重人格とか時系列ごちゃまぜのパターンなのかな、とか思ってみてたら、まさかの幻覚オチ? 思わず「なーんだ」と言ってしまいました。 では、度々出てきて、最後妻まで変身しちゃった蜘蛛ってなんだろうと思って検索しました。 蜘蛛は、ユング心理学的解釈で「嫉妬深くて、こどもを束縛する母」らしいし、キリスト教では蜘蛛=邪悪な存在」「罪深い衝動」の現れと解釈されてるようです。 なるほど、どっちのジェイクのシーンにも母親からの電話がありました。 大学教授の方のジェイクと母親の会話で「あなたは大切な一人息子で大学教授。三流役者とは違う」と言ってるので、役者の方が実際の自分なんですね。 不倫相手がメアリー。身重の妻ヘレンは、どう見ても6ヶ月じゃなくて臨月ですよね。 夫の不倫に悩んでた現実のヘレンはどうなったんでしょうか。 ジェイクは懲りずにまたあの部屋に行くんでしょうね。 私の解釈はこうで、見る人がいろいろ解釈する作品でしょうが、だから面白かったかというと、ちっとも面白くありませんでした。 お話がつまらない。90分なのに長く感じました。[DVD(字幕)] 4点(2014-12-27 18:45:00)《改行有》 4. MAMA(2013) 《ネタバレ》 ホラーとしては余り怖くないです。 ママの正体がわかるまでは、姿もおぼろげでそれなりの怖さがあったけど、後半は実体はっきり見せて、幽霊というよりゾンビみたいだし、凶暴なので「恐い」になりました。 でも、死んでからも我が子を探し求める母親の哀しさは十分伝わってきました。 母性故、自分から子供を取り上げようとしている・またはそう見える人間を襲うのも わからなくはないです。 それなのにラスト、せっかく本当の我が子を胸に抱きながら、リリーが「ママ」と言った途端、我が子をポーイってぶん投げたのにはビックリしました。遺骨が空中分解。 100年以上も探してたのに、もうこっちじゃない、あっちだ、って、ママ、あまりにそこは薄情・・・ それがなきゃ、★はもう一つつけても良かったです。 子役がとても上手なのと、アナベルがどんどん母性に目覚めていくところが良かったです。 ジェシカ・チャステインは「ゼロ・ダーク・サーティ」の時と別人みたいで、こっちの役は黒髪のショートカットが似合っててキュートでした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-15 23:33:14)(良:1票) 《改行有》
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