|
プロフィール |
コメント数 |
295 |
性別 |
|
自己紹介 |
■H.N. もっち~(←にょろ)と申します。「もっちの後の『~』」がポイントです。 読み方は「もっちぃいぃいぃ」って感じでにょろにょろ感を出 して発音してみてください。
■My favorites 好きなジャンルは『ドラマ』です。結構簡単に泣きます。 『スリラー/サスペンス』も大好きです。簡単に騙されるので 素直に楽しめちゃえるラッキーな性格です。各方面から酷評さ れているM・N・シャマラン監督が大好きです。( ̄∀ ̄;)汗
好きな俳優はM・デイモン、E・ノートン、B・デル・トロ、 K・ベーコンです。ベタです。マイナーな俳優では ヒュー・オコナーを推しています。女優ではJ・フォスター、 K・ブランシェットがお好みです。またまたベタです。 他にも女優ではE・レイチェル・ウッドに注目しています。
■管理人さんへ どんどん使いやすいサイトになってますね。 感謝、感謝です♪ |
|
1. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 ユダヤ人に対するナチスのホロコーストを必死に生き抜いた実在のユダヤ人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマン氏の回想録を忠実に再現した物語。監督のロマン・ポランスキーもワルシャワ空爆の生存者だというから、この映画は映画監督としてポランスキーが最も撮りたかった映画なんだろうと思います。「映画」なんてものは1つの視点でしかありませんから、これが完全な事実であるとは思いません。しかし、シュピルマン氏が経験してきた一連の出来事、そして空腹感、孤独、寒さ、恐怖、不安・・・等は映画という枠組みでは表現できないほどの辛さがあったものと思います。ワルシャワのゲットーに送られた50万人のうち、生き残ったユダヤ人は20人と言われています。その数少ない生き残りとなった彼の体験を、映画とはいえ目の当たりにしてしまっては、もはや映画の技術的な批評も出来ようがありませんし自分の拙い表現でこの映画の感想を語ることすら申し訳無く思います。ましてや、「おもしろい」とか「おもしろくない」とかという次元の話では無く、もっち~としてはただただこの事実を少しでも受け止めることが出来たら・・・という気持ちでいっぱいでした。ちなみに、シュピルマン氏を助けてくれたドイツ人将校は収容所で亡くなってしまったそうですが、シュピルマン氏は収容所に送られた彼を何とかして助けようと試みたそうです。それでも当時はどんな理由であれ、戦犯のドイツ人を助ける事は不可能に近かったのでしょうね。シュピルマン氏が書いた回想録では恩人であるドイツ人将校のことを「オーストリア人」と書いていたそうですが、その回想録はドイツ人もユダヤ人も公平に書かれるという理由で共産党当局に出版差し止めにされたというくらいですから、その時ドイツ人の戦犯を助ける事が如何に難しかったのかが分かります(公式HP参照)。なので、「ドイツ人の恩人を助けなかった」とシュピルマン氏を非難することは誰にも出来ないと思います。 10点(2003-11-25 22:36:31)
|