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プロフィール |
コメント数 |
173 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://stern-sanchi2.cocolog-nifty.com/ |
自己紹介 |
レビュワーになって丸15年が経ちました。
14年目の去年のレビューは0件、コロナ禍とはいえ映画館にも行かなかった1年でした。
「もうここにレビュワーとして参加するのも卒業かな…」なんて思っていたところ、過去に投稿した拙レビューに「良」と投票してくださる方々がいまだにいらしたことを知り、無性にうれしく思ったものでした。 こんな想いを抱えたままではまだまだやめられないな、と…
そんなわけで相も変わらずのぼちぼち参加ですが、 今年もどうぞよろしくお願いします・・・ |
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1. おとなのけんか
《ネタバレ》 やっぱりジョディとヴァルツの尖ったキャラが目立つがケイトとライリーの小市民的フェイク振りもジワジワくる。ああ、いいねぇ…。
「棒で武装」とか
「ドゥードル!」「よく言えるよな」とか
「(アフリカについて)しゃべりだすと止まらんぞ」とか
「この女は隅から隅まで偽物」とか
「本音はみんな一緒だ、ペネロペは別だが」とかとか…
…観てからもう3日たったけど、ずっとこんなふうにセリフがぐるぐる頭の中を回ってる感じ。まさにこういうもんだよね、面白い映画って。
[DVD(字幕)] 8点(2012-10-30 17:53:30)《改行有》
2. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 上映時間148分、正直観る前は心配でした。
「ただ逃げているだけの単調で起伏の無いストーリー」
「それでなくとも陰気な空気に気がめいる」
「そもそも息すら殺して潜まねばならない主人公がピアニストである必要があるのか」
すべてごもっともです。でも、惹きこまれたんですよね、私は。
多分それは、ツクリモノである映画がギリギリのリアリティを追求したからなのだと思います。つまり、この手の話にありがちな「お説教めいた主張」や「泣かせどころの不自然な強調」、「安易なラブ・ストーリー」をことごとく排除した結果の感動なのだと……
恥ずかしながら最後にこの作品が実話に基づいていることを知りました。
でも本作は、「実話だから」というのと「リアリティがある」「感動する」というのは全く別のものなのだということと実感させてくれる作品、です。
久しぶりに何度でも観たい佳作に出会えたことに感謝!
[DVD(字幕)] 9点(2010-10-12 18:03:28)《改行有》
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