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【製作国 : ポーランド 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. リアル・ペイン〜心の旅〜 《ネタバレ》 亡くなった最愛の祖母を偲んで、いとこ同士で史跡ツアーに参加するロードムービー。人生に疲れ、傷心のオイラ。旅の道連れは疎遠になっていたいとこ、それぞれ多様な人々。道中鬱積していたモノを開放、徐々にストレスを解消していくオイラ。注がれるのは周囲の温かい眼差し。痛々しく痕跡が残るホロコーストの強制収容所を訪れる。そして、終着点は祖母の家。旅を終えて、見つめるのはその先。オイラの人生これから、まだまだ捨てたもんじゃねえ。わずか90分で心が洗われるハートウォーミングストーリー。キーラン・カルキンがオイラを好演し、米アカデミー最優秀助演男優賞受賞。良作。[映画館(字幕)] 7点(2025-04-23 22:11:01) 2. 関心領域 《ネタバレ》 約7か月ぶり2度目観賞。知ってるけど知らんふり。ユダヤ人虐殺が行われる収容所の壁一枚向こうで、優雅な暮らしをする収容所長一家を淡々と綴る。そのドラマ自体は何の変哲もなく、申し訳ないけども退屈極まりないよな。ちょっぴり皮肉すら感じる。時折、モノクロになってビビらせてくる。環状焼却炉、もくもくと立ち昇る人灰込みの黒煙。焼却炉の掃除と、虐殺された方々のお召し物等が積み上げられて、博物館の展示物みてえになっている最終盤は異様な印象を受けた。エンドロールで聞こえてくるオンナの悲鳴みてえなBGMは不気味すぎる。[映画館(字幕)] 6点(2024-06-09 08:26:31) 3. 杉原千畝 スギハラチウネ 《ネタバレ》 これまで表に取り出されることのなかった「日本のシンドラー」波乱の人生。6000人のユダヤ人を救った慈悲深いリトアニア外交官。けれど元はキレキレのソ連諜報員。全ての行動の動機は、「世界を変えたい」という変わらぬ信念ただ一つ。本人の表情とは似つかないが、快活にして情熱溢れる杉原千畝を唐沢寿明が熱演。[映画館(邦画)] 6点(2016-01-11 23:03:19) 4. 戦場のピアニスト 《ネタバレ》 名ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの実話に基づいた決死の逃亡譚。戦時中の殺し合いが描かれ重苦しいけど私たちが決して目を背けてはならない歴史上の事実を忠実に再現していたと思います。戦場に流れる伴奏に哀愁を感じました。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-17 01:06:01)
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