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【製作国 : ノルウェー 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ソフィーの世界 《ネタバレ》 ただ雑然と配置された賢者達を巡る旅という印象。哲学がどうこう言う割に哲学も感じなければ映画自体に理路というものがない。曖昧な世界で、曖昧な解決をみるだけの映画。どこか騒々しく慌しい様子がいかにもヨーロッパ映画だなぁと、なんとなく思った。[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-03-07 19:14:24) 2. レボリューション・めぐり逢い 《ネタバレ》 裕福な家庭に育ちながら独立戦争でアメリカ側に加担したため家を追われたヒロインだが、そんな甘ちゃん育ちの彼女がどうやって生活を始めたのかという説明も描写もなかったり、再会後に英国軍に襲われて行方知れずになってから、どうやって生き延びたのかも判らない。大体刀で切りつけられたのに、ラストの再会時にはその影響もなくピンピンしすぎではないか。主人公とヒロインとの結びつきもそれほど強いものではない。何故あの程度の結びつきで、歳の離れた主人公をヒロインが惚れるのか意味不明としか思われない。結構な年月をばさばさと切り取っているのは仕方ないとしても、つなぎがかなり雑。歴史をある程度知っていることが前提としてあるような作りでもある。息子が酷い目にあわされた将校を見つけ殺さずに去るのもなんか違う。まあこの恨みはやや逆恨みの感じもしなくもないし、これで良いのかも知れないが。パッとしませんな。薄惚けたお話ではあるが、ただこういった戦争の熱狂によって自分の船が接収され、否応なく戦争に巻き込まれていく様は、そういう人々も居ただろうなぁと想いを馳せるには十分だし、この戦争の最中で英国貴族たちは狐狩りを楽しもうとしたり、馬鹿な仮装パーティを開いていたりして、こういう普通は描かれない戦争の裏側を描いたことについては価値はある。それにしてもDVDの割りに随分画質が悪い。[DVD(字幕)] 2点(2008-01-29 20:56:08) 3. キッチン・ストーリー 妙な伏線が色々あったりして、それも含めて独特なユーモアに満ちている不思議な映画。観るその日その日で評価が変わりそうだけど、嫌いじゃないです、この感覚。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-11 22:07:44) 4. 歌え!フィッシャーマン ノルウェーの漁村の猟師による合唱団を追ったドキュメンタリー映画。村人の独白と歌で進んでいくが、実に生き生きとした人間性があり、楽しい。[DVD(字幕)] 6点(2006-05-16 16:00:49)
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