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プロフィール |
コメント数 |
329 |
性別 |
女性 |
年齢 |
38歳 |
自己紹介 |
知的障害を持つ23歳女性です。 1週間に40時間働いているから多分社会人だと思うけど 今は旦那や発達障害者仲間とルームシェア生活です。
知能指数は11歳ですが、 この映画レビューサイトでは 見よう見まねで大人びた文章で気取らせて貰っています。
ちなみに登録自体は旦那がやっていますので ■妻投稿■がついているのが私です。 あ、でもそうじゃないので一人称が「僕」なのも 実は私が投稿していたものもあったり 「ドラえもん」とか「A」とか(^_^;)
インターネットの書き込みは初めてに近く インターネットルールは一通り勉強したつもりですが、 「場の空気を読む」などの高度な技術は難しいので そんな時にはスルーしてください。 |
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1. サラフィナ!
歌と踊りはお金がなくても時代文明関係なく出来る人類普遍の娯楽であり芸術だと再認識した映画です。彼女達が踊っている間はスラム街がすごい美しく見え、服も肌も黒い女の子たちと高圧線鉄塔や乾燥した黄色い大地とのコントラストは絵画を見ているような気分になりました。これ迷彩服を着た白人が踊っていたら絵的に褪せちゃうでしょう。この絵的な部分が自分たちの町、自分たちの肌、とにかく自分たちを誇りに思っているというメッセージだと思います。日本社会じゃなかなか許されない贅沢です。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-01-06 08:08:23)
2. ホテル・ルワンダ
《ネタバレ》 この映画を見ている日本人がルワンダ人に何も出来ない。そりゃそうだ。「怖いね」って夕食を続けられるくらいの鈍感力がなければ生きてはいけない。この映画を見て多数の人間が鬱状態になって何にも出来なくなるのは困るし、「何か出来る事はないか」と危険地域イラクに行った方々を、日本政府と日本人は「偽善」だ「迷惑」だと糾弾したではないか。つまり我々は夕食を続けていい(らしい)のである。でも、日本人が日本で生活していて、この映画と同じような場面に出くわさない可能性は皆無だろうか。戦前では関東大震災の時の朝鮮人虐殺(人数は全く違うが)があったし、最近だって民兵のアジトのレイプ小屋レベルの狂気は障害者雇用企業や外国人雇用企業、カルト宗教施設なんかであった。あの時、行政、警察、そしてそれに気づいた周囲の人々はどうしたのか。何が出来たのか。新聞や本によると見て見ぬふりをした人たちが多かったのではないかと思う。理解しようともせずに認識の低い政治家の発言に同調して虐めた例もあったと思う。先進国の人間は「大虐殺」の前にポカンとしているが、主人公の友人の民兵のボスみたいに一人の人間に優しさと残酷さが同居していたり、政府軍大佐が「何でみんな俺の言う事を聞くのか、それは強いからさ」という台詞が本当なのは日本もルワンダも同じだ。この映画を見て、夕食を続けて、その後に僕らが出来る事は皆無ではない。皆無であってほしいが。・・・・・・・でもあの賄賂好きの政府軍の隊長、約束守ってもらえなかったのね。 まあ、ざまあみろだけど。[DVD(吹替)] 9点(2008-10-27 01:08:30)(良:1票)
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