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1. ボーン・アイデンティティー
《ネタバレ》 今まで何となく敬遠してましたが最近、やっと観ました。これは出色の出来です。
記憶喪失の殺人マシーンが自分自身を追うと同時にCIAには追われるという展開をテンポ良く淡々と見せる演出は秀逸。たまに訪れるアクションシーンも派手ではないもののとても緊迫感が高く見事。キャラクターのうっすら影のあるボーンの絶妙な存在感だけでも個人的にかなり魅力的です。ヒロインは地味ですがあの世界では丁度いいと思います。
ハリウッドの能天気こってりアクション映画にやや辟易していたので、こういうキレのある映画は嬉しくなります。続編も楽しみ・・・。
8点(2005-02-10 23:41:11)(良:1票) 《改行有》
2. ヴァン・ヘルシング
《ネタバレ》 物語やキャラへの突っ込む気持ちを段々なくしてしまう程にアクションをこれでもかと連続で盛り込んでしまう、サービス精神が逆に好感を持ちました。ヒュー・ジャックマンがなかなかの存在感でグット。テンポも悪くなく最後まで飽きずには観れました。でもCGアクションがどうもリアルな迫力に欠け、スリリリグなシーンにも何か一歩引いてしまい、いまひとつ物語に参加してるような感覚になりませんでした。あとは散々、ドラキュラが振っていたヴァン・ヘルシングの過去が結局、分からずじまいにはずっこけました。もしかして続編まで持ってくつもり?それとも単純に考え付かなかったとか・・6点(2004-12-29 00:59:57)
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