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【製作国 : チェコ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. スノーピアサー 《ネタバレ》 走り続ける列車の中をひたすら前に進む映画なのですが、実はこれ一応列車の体裁をとってはいるものの、要はダンジョンRPGでフロアクリアしてるだけですよね。 あるいは例えば死亡遊戯とかでもいいんですが、「何かの障害を倒す(マイルストーンを達成する、フロアをクリアする)と次の展開へ」という実はよくあるタイプの映画ではあるのです。 最後に「ループからの解放、そして若者の旅立ち」で終わるのは、同じ列車系である銀河鉄道999と全く同じ展開であり、要点だけを1行でまとめると実はほとんど同じ内容になるはずなのです。 でも何しろこの映画はその周辺ギミックがすごすぎて… 「地球中が氷漬けになってその中を永遠に走り続ける列車で」とか、しかもその列車の中が車両毎に謎のファンタジー空間でキャラも濃いしで、そういう映画でやってる事の本質がよく見えなくなってるんですね。 っていうか本質は実はどうでもよくて、各車両をどんなアイディアでまとめるか、どんなキャラを出すかという点に製作側の気持ちは集中してたと思えるので、あまりむつかしく考えず成り行きに身を任せて、馬鹿だなぁ…と気軽に楽しめばいい映画なんじゃないでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-11-09 00:21:34)《改行有》 2. ヴァン・ヘルシング 《ネタバレ》 冒頭から細かい設定等をまったく説明せずに終始ただ暴れまくるだけのストーリー。 緩急?そんなもんはない!突っ走れ!みたいな。 いかにも謎を秘めていそうな主人公だけど映画を見終わってみても彼の正体ははっきりしません。まぁ多分続編を想定してでしょうが、しかし「お前は結局何?」と観客はもやもや。 まぁ本人も自分探しをしてるようだから、そりゃ本人がわからない事が観客にわからないのは当然なんですが。 アクションシーンはまぁまぁ派手で何も考えずにそういうのを楽しむならいいんじゃないでしょうか。[DVD(字幕)] 5点(2005-01-05 12:53:14)(笑:1票) 《改行有》 3. ボーン・アイデンティティー 小説を映画化する場合、その内容に大胆な改変が おこなわれるのは当然有りのことだと思うが、この映画は見事にそれ失敗している。 もっち~(←にょろ)さんも下で書いているが「記憶喪失の主人公の正体を主人公と観客がいっしょに解き明かしていく」構成に しないと映画として意味ないだろう。面白くないなりに原作だってちゃんとそういう構成になってるのに。 (確かに下で俺の歌を聞けさんが書いているように、原作にしても読んでいる読者は「どうせ主人公は正義の味方に 決まってるからなぁ」と見切って読んでいるのは確かなのだが) そのくせ、謎なんかないわりには、結局何がどう解決して 誰がどうハッピーなのかがよくわからないのがなんだかなー。 ...最初の漁船の医者は金までくれてえらく親切だったが、ボーンは後でちゃんとお礼したのだろうか.. 5点(2004-01-06 11:52:56)《改行有》 4. ファンタスティック・プラネット 1980年頃だったか、この映画について「すごい名作」だと噂だけは聞いていたのだけれども、何しろ当時こんな映画は普通に暮らしているかぎり観る機会がなかった。1982年だか83年だかに近所の高専のアニメ研がどこからかフイルムを入手してきて文化祭で上映することを知り、勇んで観にいったわけですが.....何しろ上映されていたのは字幕もなんもない原語版。わけもわからず呆然と見るしかなかったのがいい思い出。 だってフランス語なんだよ。ただでさえシュールなのに、しゃべってる言葉がフランス語となると一介の高校生にすぎない私にはもう...。 ちなみにこの映画の原題は「ファンタスティックプラネット」なんて綺麗なタイトルではなくて「ラプラネットソヴァージュ」 つまり「野蛮な惑星」です。英語のタイトルがなんでこんな偽善者ぶったタイトルなのか理由は全然不明。当然ですが本来の原題の方がよほど映画の本質を表していますね。 [試写会(字幕)] 4点(2003-12-25 17:44:56)(良:1票) 《改行有》
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