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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 長距離ランナーの孤独 《ネタバレ》 自分でも何故だか良く分からないけど素晴らしい映画だったと思う。物語は基本的に、無軌道な一人の若者が盗みを働いた為に感化院に入れられ、感化院で自分のランナーとしての才能に目覚め長距離走で一位を目指す。それだけです。しかし最後のゴールの手前で主人公は立ち止まってしまう。周りは「走れ!走れ!」と叫んでる中で。何が彼を立ち止まらせたのか?彼の記憶がフラッシュバックする。彼は誰かにマニピュレイトされることが耐えられなかったのだろう。そしてその気持ちは感化院では抑えられていたが、長距離走で極限状態まで追い詰められたとき、彼の原始的な感情として噴出した。だから彼は立ち止まった。その後の院長を一瞥し薄らと笑う表情に彼の生き様の全てを観た気がしました。全く言葉で語ることなく、観客に主人公の心情を理解させる、これこそ本当の"映画"だと思う。[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2012-04-15 12:00:30) 2. 小さな恋のメロディ 《ネタバレ》 まずお話を大変シンプルな構造にしていることに良い印象を持ちました。ダニエルとメロディというローティーン同士の恋に話を絞り、その他の登場人物も描写は非常に制限されています。これにより二人の小さな世界でのお話しという感じが上手く出ていたと思います。基本的に恋敵等の恋愛ものではありがちな要素が入っていないことも同様。二人がまっすぐな気持ちで愛し合うだけで映画になってます。これでもし主人公の年齢が20代そこそこだったら「そんなに簡単に話が終わってもつまんねーよ」となりますが、主人公がローティーンなこともあり、そう感じさせないのがこの映画の面白いところですね。 なぜ子どもは結婚できないかという問いは中々難しい。大人は、法的な問題だとか責任がどうだとか言って胡麻化しますが、ダニエルとメロディが言っている通り、もっといっしょにいたいから結婚するべきなのであって、年齢を重ねるにつれ恋の駆け引きをして、相手のステータスを確認するような恋愛をしてしまう大人からすれば中々痛いところを突いてくる映画です。[DVD(字幕)] 7点(2015-08-30 23:34:19)《改行有》 3. チャーリーとチョコレート工場 《ネタバレ》 ティム・バートンが持つ独特の世界観が好きな方なら十分に楽しめる映画だと思います。私はどうも苦手で、ウンバ・ルンバや飴細工の工場などゴチャゴチャしているだけにしか思えませんでした。夢が無いのかなあ。 チョイ役である筈のクリストファー・リーに何故か凄い存在感を感じました。[映画館(字幕)] 5点(2008-09-23 14:05:35)《改行有》 4. 沈黙の聖戦 《ネタバレ》 先の読めるストーリーとお色気シーンが次々と展開するのは、いつもの「沈黙シリーズ」といった所でしょうか。今回は"タイ呪術VSタイ仏教"や"飛んでくる矢を刀で叩き切るセガール"を楽しめます。いつもより少し多めのお色気シーンの連発も個人的にGOOD。人質の娘は最後までビキニとホットパンツだったな 笑。[地上波(吹替)] 4点(2010-07-28 22:57:29)
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