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コメント数 3874
性別 男性
年齢 53歳

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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 昨今、日本では、マスコミならぬ「マスゴミ」なんて言われたりして、ジャーナリズムというものに対してどこか軽く見る風潮があるけれど(単に興味が無いだけかもしれない。興味が無いものを軽んずる悪いクセが出ているだけかもしれない)、ジャーナリズムとマスコミとは、いったん分けて考えた方がいいんでしょうなあ。 この作品見てると、アメリカではまだ、マスコミというものに信頼、期待が持たれているんでしょうか。そしてそういう信頼、期待にちゃんと応えているんでしょうか。羨ましい気もするし、少し面倒臭い気もしてしまう。いかん、めっきりスポイルされてしまっているらしい。 いわば、マスコミと国との対決が描かれていて、正直、たいして大きな事件は起きません。いや、たぶん大事件なんですけど、危機一髪みたいな展開はありません。スピルバーグがなぜ殊更にこの題材を選んだのか? 反・トランプ大統領がキッカケであるように言われているし、実際そうなのかもしれない。しかし、かつて「マスコミ」は国家権力を相対化させてきたとは言え、今やソーシャルメディアの普及により、「マスコミ」自身が相対化されてしまった訳で。権力自身も(そしてその対抗勢力も)ソーシャルメディアを活用し、それはトランプ氏の専売特許でも何でもなく、いまや怪しい情報が錯綜しまくって。今のウクライナ情勢などに至っては、もはや何を信じてよいのかわからない・・・。 この映画の物語は、今となっては一種のお伽噺なのかもしれないけれど、それでも歴史の1ページ。スピルバーグ版の『大統領の陰謀』。派手に煽ることなく、物語は着々と進められていく。そういう作品の中で、メリル・ストリープの派手な演技、ってのは、ちょっと際どいものもあります。際どいんですが、何とか踏みとどまったかな、と。映画は彼女色に染まることなく、我々に歴史を突きつけます。 でもあのラスト近くの、新聞社のシーン。いかにも、「我々はこの印刷機で、戦ってます」といった感じの、秘密基地のような描写。やっぱり何か、ロマンを感じている、いや、感じたい、んでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-01-28 18:51:28)《改行有》

2.  ベイビー・ドライバー 主人公が音楽を聴いてるだけで、実際には歌わない、口パクだけのミュージカル。その音楽に乗って、カーアクションがテンポよく繰り広げられます。主人公は銀行強盗をクルマに乗せて逃がすだけの仕事なので、強盗シーンなども描写が省略され、とにかくテンポよく進みます。コインランドリーの洗濯物たちも、映画の中で踊ってる。 ただ、次に狙う郵便局へ下見に行くシーンでは、沢山の監視カメラが映されたりするものの、主人公と一緒に下見に行った少年に瞬時に状況を把握させることで、下見シーンを大幅に省略してしまう。確かにテンポはいいけれど、さすがにちょっと、味気ない。映画でちゃんと描写されない警備なんて、あって無いようなもの。観てて、どうでもよくなってきちゃう。 おそらくは、後半、主人公の彼女が事件に巻き込まれてしまうのか・・・という部分を中心に描かんがために、他の部分を省略しているのかも知れないけれど、それにしては、ここに至ってなお、もうひとつハラハラさせてくれないのは、どうしたもんだか。 あと、アクションを音楽とシンクロさせるのはいいけれど、銃撃戦の銃声まで音楽に乗せると、ここまでシラけるものか、というのは、ちょっとした発見でした。銃撃戦が台無し、といっても過言ではないですな。思えば、チャイコフスキーが「1812年」においてラ・マルセイエーズとともに大砲を鳴らす場面で、4拍子の音楽に3拍ごとの砲声を重ねたのは、さすがというべきか。[地上波(吹替)] 6点(2020-10-04 15:16:11)《改行有》

3.  ヘル・レイザー 《ネタバレ》 入手したルービックキューブもどきのパズルがうまく解けずに憤死(?)したオジサンが、死んで朽ち果ててるんだけど生きている。そういう、何かよくわからんヤツが何かよくわからん形で生きてます、ってのが、クライヴ・バーカーの好みなんですかね。ミッドナイトミートトレインに出てくるやみくろ(じゃないけど)なんかもその一種でしょう。自分の家のどこかに、そういうミョーなヤツが住んでいる、というイヤラシさ。狭い我が家ではとても考えられません。家が広いっていいよなあ。よくないけど。 で、肉体はボロボロになっているけど生きてるそのオジサン、人間の生血を吸収しては徐々に体を蘇生させていく、というハムナプトラ方式。だけどこちらはCGではないホンモノのヌメヌメ感があって、イイんですね。いや、イヤラシイんですね。 で、復活して何をしようかっていうと、生前のごとく、弟の嫁さんとの浮気を続けようってんだから、どうしようもない。なんか魔道士とか何とかいう変な妖怪みたいな連中に狙われてるのにねえ。 それにしても例のピンヘッド氏。黙ってるとイイ感じなんですが、しゃべるとまるで迫力がない。なんとも素朴。ま、こんな感じで、異界の連中がフツーに存在してフツーにしゃべってる、ってのがクライヴ・バーカーの好みなんでしょう。 むしろ、オジサンの弟氏が「知らぬは亭主ばかりなり」にもほどがあるマヌケぶりで、見てる我々もイライラするくらいなんですが、最後にオジサンに皮膚を奪われ、オジサンの顔がマヌケ弟の顔となり、マヌケ顔のまま、恍惚としながらギタギタにされる、ってのが、本作の最大のインパクト。 監督・脚本クライヴ・バーカー。(いくら非現実世界の物語とは言え)登場人物のセリフや挙動に違和感ありまくりだったり(特に娘。でも可愛いから許す)、せっかく作ったクリーチャーとばかりに画面に登場させ過ぎてかえってインパクトを薄れさせたり、音楽が重厚過ぎてマッチしてなかったり、と、いろいろヘンなところはあるのですが、彼のイマジネーションが自由に炸裂したユニークな作品となっております。 ところで弟の嫁さん、ちょっと老けすぎだろー、と思うのですが、うん、これもきっと、クライヴ・バーカーの好みなんでしょう。ほんまかいな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-06-02 16:18:24)《改行有》

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