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自己紹介 猫と一緒に映画を見ていると、ヤツらは私より先にコイツはクソ映画だというのを察知します。ストーリー展開や伏線回収が怪しくなってくると席を立ってしまうのです。だけどそんなおっちょこちょいな映画にだって良いところはいっぱいあるんですよ。
猫のヤツらは冷酷です。

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41.  シャーロック・ホームズ(2009) なかなか面白かった。 ホームズのイメージをヘンテコにデフォルメした映画は結構あるような気がするが、こういう方向か。参った。推理というよりパズルなのだが、それが副要素てきなポジションに下げてあるところが憎い。今の推理モノの当たり前とホームズでは勝手が違うため、逆に味付けになっている。 キャラが立っているが、これは字幕で見たとき伝わるのだろうか。ちょっと気になった。役者の小技が楽しいのだが、文字で伝わると思えない。吹き替えでの鑑賞がお勧め。この作品で字幕はオリジナルトラックのミキシングやノイズ感が楽しめる以外は意味がないと思う。 とりあえずこういう映画化はアリ。CGの使い方も上手。佳作だと思う。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2011-08-14 20:49:06)《改行有》

42.  ニューヨーク1997 《ネタバレ》 今見てもそこそこ面白い。むかーしメタルギアソリッドで遊んでたらこの映画から相当インスパイアされたんだな、と思い出したことを思い出した。B級なのに、影響力が凄いものだ。 演出や整合性はB級ならではのチープさだが、裏を返せばコスト的な問題をクリアできていれば大化けする可能性があったと言うことだ。芯が太かった。しかしそうならなくても良かったなと思わせるのは、カーペンター作品ならではの味がしっかりと染み込んでおり、大金のつぎ込まれた無味無臭の豪華スタントや精密巨大セットを超える価値のある、現実ではあり得ないのに妙に居心地の悪い、カーペンターの想像する近未来が生まれているからだ。 確かに今見たらそれほどでもないのだが、大昔テレビで見たときの心臓わしづかみ感は今でも覚えている。実に味わい深い映画なのである。[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2010-08-14 00:05:26)《改行有》

43.  007/私を愛したスパイ 《ネタバレ》 面白い。文句なしにボンドで一番好き。 容赦なくいいとこ取りをし、あたかもトッピング全部入りの豚骨ラーメンのような体に悪いがウマいから良いじゃん的な味わいを30年前に完成させている。あのモッサリしたアクションも、カッコイイからまあいいや。ロジャームーアってなんか良いんだよなぁあの雰囲気。ボンドって感じ。スパイって感じじゃなくてあくまでもボンドって感じ。 それにしてもたった二時間に、よくぞこれだけ007らしい要素を詰め込んだものだと思う。ボンドガールもセクシーだし、よくやった。 しかし今作、気絶したあとなぜか的の秘密基地で目を覚ますとか、2時間捕まってたか余計なことしてただけだけど、女を口説いたから助かったとか、そういう成分が足りないのは残念だった。 ワタシはそんなオッチョコチョイな007も大好きなのだ。[地上波(吹替)] 7点(2010-04-19 00:28:47)《改行有》

44.  ハイランダー/悪魔の戦士 《ネタバレ》 子供の頃始めて見たとき、素直に面白いと思った。 本当の目的がよく分からないのに、目の前の義務に追い立てられる、逃げ場のない感覚が今でも頭にこびりついている。その義務は相手を一人残らず殺すことであり、そのことから逃れたいという気持ちを感じる暇がないのは仇役、クルガンのキャラ造形によるものだった。良くできている。 それが一番大きいのは間違いないがはるか昔、剣と剣がぶつかり合うとき飛び散る火花や合戦の風景、剣そのもの、様々な魅力にとりつかれて何度も見たのを急に思い出した。何年か前もう一度観たとき、子供の頃感じたおもしろさを感じ取ることが出来なかった。 しかしあの時、何度観ても飽きることが出来なかったのは事実だ。大人になって子供の映画をおもしろがれないことよりも、子供のときその映画を芯まで楽しんだ記憶のほうがきっと大事だろうと思う。だからハイランダーは実際の出来より良い映画に観えてしまうがそれで良いとも思う。[地上波(吹替)] 7点(2010-04-08 23:33:07)《改行有》

45.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 なかなか面白いのだが、2008年ってこれよりアカデミー作品賞的な映画って何本もあったような気がする・・・。例えば、同時期に上映していたグラン・トリノとかチェンジリングなんてスラムドッグ$ミリオネアよりも確実に作品の完成度は上だった。チェンジリングのプロットの練られ度は段違いだったと思う。 が、アカデミー賞に選ばれるということは2008年の他作品にない何かがあった。ということだろう。この年のノミネート作品はそもそも派手な傾向があったから、そういう年だった。という風にもとれる。王道的なアカデミック作品でない、というところで言えばそういう感じだ。どことなくアジア映画っぽく感じられるようにわざとアジア調(調、というところがミソか)にしてあるあたりが好感を得たのだろうか。よく分からん受賞作だ。 でも、冒頭の逃げ場のないサスペンス感が取調室に移り一瞬で甘口になってしまったのは惜しい感じがするし、後半のユルさは妙な安心感さえある。作品としてこじんまりしてしまっているような気がする。とはいえ生い立ちの中の出来事がたまたまそのままクイズの答えだったという以上の展開は、21世紀のハリウッドのプロ脚本家でも考えつかないのだから仕方がないのかもしれない。 予告編でふくらんだあの絶体絶命な感じと、逃げ場のない鬱感と、針に糸を通すような正着へのギリギリの駆け引きがありそうな予感。そういうものが一切含まれていなかったことにむしろ驚いた。[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2010-03-09 00:53:10)《改行有》

46.  バーン・アフター・リーディング 《ネタバレ》 なかなか。ツボに入った。元工作員が書いたインチキ自伝小説を機密書類だと勘違いする微妙にアホな人たちと、それに振り回される微妙にアホな人たちが良い。スパイものの極秘指令のお約束をタイトルにしてて見たり、どこまで本気か分からない微妙さもまた良い。 微妙なアホさ加減に終始ニヤニヤさせられるが、その塩梅たるや練られまくった印象。ガイリッチーがやりそうなプロットだが、その演出やストーリーが全然違う。つまり同じような題材を使いつつ全然違う楽しみが込められていてなかなか良い。 なぜコーエンズがガイリッチー的世界観なのかというところはよく分からないが、まじめさにウケる。こう言う映画ならまず音や画で楽しませようとするような、自転車で追いかけるシーンやあのバキューンなシーンでさえこう言うアホが居るよな、な実在感で迫る。 それだけに予測不能な演出にプッの連続。さすがにバキューンでは大笑いしてしまったが、全員狂ってますな世界は妙に静かな可笑しさで楽しめた。そういうテンションが好き。[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2010-02-17 23:52:11)《改行有》

47.  オーメン(1976) 《ネタバレ》 なかなか面白い。 前世紀ではこうしたオカルトな雰囲気というのは、いまよりも強烈に恐怖感を喚起した。簡単に、馴れ合いを通じた大量の情報交換というものが出来ない時代には、こうした題材をあつかった映画を見たあとはジワジワといつまでも恐怖感が心の中に残る。そうやって出来以上に楽しむことが出来た。 今、オーメンを初見でどれだけ楽しめるのか。と、ふと考えると、きっとまず特殊効果に突っ込んでしまったり、もっと早く始末してしまえよと展開を待ちの姿勢でみてしまうのかもしれない。見終わったあとには作品評や666の意味を調べたり映画の裏舞台を調べているうちに、情報収集の方がメインになってしまうだろう。 これだけ受け手が変わってしまうと、そのままの状態では何かとちぐはぐな感じが抜けない。それでもしっかりした画作りと、スプラッターではなくオカルトで怖がらせようという話作りには見所も多い。 閉鎖的な世界観を肯定して、オカルトに愚問を持たず、素直に怖がれればこの映画を楽しめると思う。この映画を見たのはVHSしかレンタルビデオ屋に無かった時代。この時代にオーメンを見た人が、今もう一度見直したならいろいろな発見があると思う。[ビデオ(字幕)] 7点(2009-12-23 19:50:18)《改行有》

48.  ウォッチメン 《ネタバレ》 結構面白かったと思う。が、アクションが無くても楽しめる人向けじゃないだろうか。アクション映画だと思っている人にはおすすめしない。 冒頭、激しいアクションシーンを見せておいて実は心理描写がメインの映画であるというのが面白い。類型的なアメコミと思わせておいて、実は会話劇に近く各キャラクタのやりとりと心理描写の大きさの競り合いでもって物語が進んでいく。ここで自分にマッチしないなと思ったらラストまでじれったさが残るだろう。 描写されるヒーローたちの、実は異能者であってもその能力に上下関係が存在し、年齢や社会的な役割すら存在する。そこに古典アメコミらしい条例という縛りをもうけ、その上でヒーローたちに人間的な生活をさせてしまうと言うあたりが現代アメコミらしさを感じさせる。 また、長々と扇情的なシーンを加え、さらにセックスまでしてしまうと言う描写に関しては象徴化としては甚だあからさまであるが、少年少女が見るたぐいの映画ではないということを表しているのかもしれない。単純にサービスシーンかもしれないけど。 ラストシーンでは、米ソという単純な対立関係を持ち込んで、それを犠牲で解消するというプランに違和感を覚えるが、その後「わがままな正義」で思想的犯罪を誘発するための仕掛けをロールシャッハが投函していることが明らかになる。結局は、どれだけの犠牲を払っても、思想的にズレや我儘を抱える人間の見かけ上の正義が存在する限り、社会単位以上での平和は当然存在し得ないという主張はとても現代的だった。 原作が読まれた80年代においても、米ソの対立と戦争や紛争はすでに米ソの枠組みを超え中東を土壌とした「ズレた正義」の醸成が始まっていた。それがすでにはっきりとした形となった現代において、成人に向けた映画化をする意義というのは大きかったと思われる。[ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 7点(2009-11-24 14:18:07)(良:1票) 《改行有》

49.  ターミネーター4 《ネタバレ》 大変ストレス解消になる映画だった。 映像のすさまじさはハンパではなく、いやぁこれこそアクション映画という出来。 CGも各シーンで作画、モーションとも安定していてCGの良さが引き出されていた。下手なスタントでやるモッチャリ感はどうやっても抜けないから、CGであるというのは大成功でしょう。 前半の筋はいろいろな予感をさせるけど、ラストの次回作への引き延ばし工作のせいで後半のどきどき感が台無しになってしまった。ラスト数分でキャラの立ち位置を変えたのは残念きわまりなく、ジョナサンノーランとは思えない折れ方が不満。 こういう終わり方をしてしまえることを一度見せてしまうと、ほとんどの人は「あ、こりゃ駄作作って打ち切られるまで有名監督たらい回しで一生続くな」的ないやな予感をさせてしまうと思う。 とりあえず高品質に作っておいて、原作者の手から完全に離れてしまった前作をうまく無かったことにした。いわゆる「ターミネーター産業」というものの手応えというのをつかんだっぽい。いいのか悪いのかわからないけど、終わり(オチ)のない主人公武勇伝がずーっと見られるんだろうなぁなんて思ったりもする。 ただ、何作もこのクオリティで作り続けられるんだろうか。完全に続編ビジネス化してしまっただけに大好きな映画がこういう風な方向に行ってしまったのは残念でならない。 それから、テレビで宣伝がネタバラシしすぎ。広告屋、馬鹿なのかお前らは。[映画館(字幕)] 7点(2009-06-14 01:06:49)(良:1票) 《改行有》

50.  ターミネーター3 不覚にも意外と面白かった。悪くないんじゃないのかなと思う。 だけどターミネーターの続編適当にに作んなよな。とも思う。 いつかこれなかったことになるんじゃないかと思っていたら、ホントにそうなった。 それはそうだ。 アクション自体は非常にダイナミックで笑える要素も入っていてよくできている。 プロットが余りにもターミネーター同人的、中身なし。アクションだけでよくぞこれだけ引っ張るものだと感心した。 映画館だから面白かったんだと思うけれど、これを液晶テレビでDVDでみてしまったらと思うとちょっとぞっとした。 だからってbru-rayで出たからってわざわざ借りてみるだろうか、見ないだろうなあ。[映画館(字幕)] 7点(2009-02-11 16:02:50)《改行有》

51.  ハイ・フィデリティ 《ネタバレ》 面白かったです。 なんかツボですよツボ。 あのさえないレコード店と、昔の彼女たちのはなしとかもうツボ。 ほんとダメ男なんですけど、自分のだめっぷりに重ねるともうなんつうか応援モードです。 それからカメラに話しかける手法、アレ好きです。[DVD(吹替)] 7点(2008-10-26 19:36:47)《改行有》

52.  ノー・マンズ・ランド(2001) 《ネタバレ》 一兵卒の絶望的な状況で、周りにどんどん関わる人が増えてきて、国際的な事情も巻き込んで、ととても大きい展開と、ちんまりした場面。 これに重いテーマがドーンと乗っかるあたり、この手の映画の醍醐味です。 戦争を欲のために世界大戦をすることのように直感的に勘違いしている日本を含めた東アジアの人間には衝撃的。 人間、欲程度の事ではそうそう戦争は起こしません。じゃぁなんでこんなことになるの、と考えさせられる貴重な一本。 コメディではないような気が・・・。 [映画館(字幕)] 7点(2008-08-24 13:21:51)《改行有》

53.  007/消されたライセンス 《ネタバレ》  残り、三発。弾倉を目視で確認してため息をつく。追いかけている側が、追われている人数以下の弾丸しか持っていない。明らかにストッピングパワーの足りない弾丸が3つ。不意に何をしに来たんだ、僕は。と自問自答する。  ふんだんに用意してきたんだろう。彼らは僕に好き放題威嚇の銃声を浴びせるわけだけど、応射が無い事に疑問を持ち始めたようだ。疑わずそのまま逃げていれば良いのに、いよいよまずい。煙草でも吸ってしまおうか、諦めが頭をよぎる。その内彼らのうちの1人がなにやら確信めいた足音を立てて僕の方へ歩いてくるのが分かった。  僕の手のひらサイズのこの拳銃とは比較にならない大きさの彼のベレッタは、まがまがしく光を吸い込んで。僕に近づいてくる。  ような、そんな展開が顔を見せ始める最初の世代の007な訳だが、やっぱり007はシリアスになりすぎると一体なぜ007でそれを?と言わざるを得ない。そこはそれ、007なんで。ライセンスの失効とか意味あったのか?とか、フィリックスを退場させる意味はあったのかとか、顔が写ってるときと、迫力のスタントでは動きのクオリティが違いすぎるとかそう言うことは気にしないのが作法だ。  僕は、僕がインストールされた肉体を失ったんだ。殺人を赦された僕の肉体はその許可の認証を取り下げられた。事実上、この肉体にインストールされた僕という魂は、一体誰の物なんだろう。陛下の物? それとも、僕の物? 政府の物? いま、それはもうどうでも良いことであるかのように、僕は、僕の憎しみを込めて赦されない殺人を繰り返すんだ。そして、それももうじき終わる。  みたいな、トレーラーの巧妙な脚本はどこにも見当たらず、いつも通りにいつもの人が間抜けな秘密兵器を持ってくるし、いつも通り迷いなくそれで死んじゃうの?な死に様で人がバタバタ死んでいく。  もしかして、作ってる人達は。恐ろしいことだが……この映画が007であることを時々忘れてはいないだろうか?その結果どうしようもなく007になっちゃっているところがこの映画が秀逸なできばえたるゆえんだ。(007として) [DVD(吹替)] 6点(2015-04-12 04:01:35)《改行有》

54.  007/ロシアより愛をこめて 「これ、拾ったんだけど」  と、一万円札を拾ったかのようにうれしそうな含み笑いと、見せびらかす右手に握られてる拳銃が笑いを加速する。いや、笑わせようとはしてないんだけどと展開するストーリーに苦笑いするのはいつもの様式であるが、順不同で007観ていた少年は何とも熟成感の無いジェームズの腰の据わっていなさに当惑したものだ。  っていうか、これふざけてるでしょ?だからふざけてるんでしょ?いやいや、悪いジョークなんですよね?。三回訊ねても、いいえこれは本気です。という勢いで、大まじめなショーンコネリー型の007である。  明らかに名前だけが一人歩きしており、中身にびっくりする人も多いことと思う。だけど、これがいつものボンドの原型になる方向を決めたという意味で全く間違っていない。安心して007を堪能して欲しい。[ビデオ(字幕)] 6点(2013-07-27 21:39:45)《改行有》

55.  スーパーマンIII/電子の要塞 《ネタバレ》  僕は、いつも悩んでいた。僕が全く場違いで居づらいと。何となく経験者入部をして、その同級生との差が溝を生む。  ある時、うだうだと気持ちが乗りきれないまま、無心になれずにバンテージを巻いている僕に、同級生がやらないかと挑発してきた。金的攻撃は無しで、関節技有り。肘有りのルールでタップか回りが危ないと判断した時止める。要は喧嘩だ。  それが始まると、あっという間に僕は馬乗りされてる劣勢に見える。それはその時代はまだ浸透していなかったガードポジションだった。  瞬間、すっかり僕は背中をマットにぺたりと背中を付けて、のしかかる彼が殴りかかってくるのを待っている。一〇オンスだからって殴られれば虹が見える。だけど、僕の両足は彼の股の上にのっかっておりその意味が分かっていなかった。思いっきり殴りかかってきた右腕をグローブに滑らせて躱すと打った右腕の肩胛骨のあたりのスウェットを握り半回転させる。右腕を放り出してしまった彼はいつの間にか一人で四つん這いになっている。僕は、この瞬間怒声を上げて、綺麗なフォームで腹を蹴り上げた。  この件で、ルールの範囲で喧嘩をしようというような事は無くなってしまった。本気で勝ち負けにこだわる仲間に、極力怪我をしないやり方で逃げる僕がなんだか許せないと言うことになってしまったらしい。  技術的に差の大きい上級生にこの後、ボコボコにされるのだが、一発殴られる度に、強くなろうと思ったのか?本当は一緒に居たいと思える人間を探すんじゃ無かったのか?本当にここで良いのか?色々考えているうちに、顔も足もお腹も、痛くて立っていられなくなっていた。  単に異星から来たというだけで、地球で超人になれるカル・エルだが、彼は悩む。故郷の物理のもとでは彼は彼が演じているクラークほどにも働くことができない。地球人にとっての弱点でしかない。  彼はしかし、この脆弱性を乗り越えてスーパーマン足りうる活躍をして成長し、決意を固めていく。  僕は結局、強くあるためには払わなければいけない様々な代償がある事に気付いて、それを払いきれない。と、思ってしまった。  それで部活を抜けてそのあと、結局解放されない気持ちが二度と消えなくなってしまった。夕方から次の日までの何かをしなければいけないはずの時間が辛かった。  が、実は現在のスーパーマンはもっとめんどくさい奴と言う事が判明。[地上波(吹替)] 6点(2013-05-25 05:17:07)《改行有》

56.  007/ダイヤモンドは永遠に 《ネタバレ》  いや、まいった。いくらボンドでもボンド過ぎるとドン引きなのである。ちょっと待て。馬鹿社長とドラ息子って位の馴れ合いは見ていられない。ハンターハンターでも読みながら鑑賞するのが丁度良い位の出来である。  といって、ワタシはこの温さが嫌いなわけでは無い。と言うかむしろ好き。[地上波(吹替)] 6点(2012-12-01 18:24:29)《改行有》

57.  007/黄金銃を持つ男 《ネタバレ》  これこれ。この様式美。  演技ってレベルじゃ無い劇団的ボンド。何回死んでもおかしくないボンド。意味不明なセックスアピールの女。訳の分からん的キャラ。必要の無い一騎打ち。間抜けなメカ。現地人をディスってる各種設定。  そしてもっさりアクション。これがいくつか欠けるとと007じゃなくなっちゃうでしょ?  今のボンドは全然ボンドじゃねえんだよ。これが正しいボンドである。[地上波(吹替)] 6点(2012-11-30 20:52:21)《改行有》

58.  シャロウ・グレイブ 《ネタバレ》  これくらいの社会的地位の人たちが、これくらいの事でこんなに狂うかな?  っていう感じにしか感じず、消化試合的に見てしまった。こうやって狂っちゃうとどうしても感情移入できないんだけど、狙いなんだろうなぁ。  ラストはどんでん返さ無い方が印象に残ったようにも思えるけど、そうすると嫌悪感しか残らなかったかも。この監督の映画は性に合わない。[DVD(字幕)] 6点(2012-11-29 11:56:50)《改行有》

59.  銀河ヒッチハイク・ガイド(2005) 《ネタバレ》 そこそこいける。 気に入らないのはやっぱり、指示通りに笑わされているような錯覚。何となくイギリス風って言う感じ。画がきれいだからストーリーに集中は出来る。結構よくできている。だけど気に入らない。 意外なのは最後ちょっと感動している自分。[映画館(字幕)] 6点(2011-08-28 06:27:00)《改行有》

60.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 割と面白かった。 ハリーポッターにあまり興味がなくても結構いける。話がきちんとしているからだと思う。[映画館(字幕)] 6点(2011-08-21 03:45:29)《改行有》

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