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プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  吸血鬼ドラキュラ 《ネタバレ》 まあまあ面白い。ジェームズ・バーナードの音楽がタイトルからしておどろおどろしく、戦慄するような内容を予期させるのですが、実際はどちらかというと雰囲気重視。ドラキュラが女性を襲う場面なども、あまりあからさまに描いていません。その一方で、序盤での女吸血鬼との争いや、終盤でのヘルシングとの対決など、見せるところはちゃんと見せてくれます。心臓に杭を打ち込む場面もしっかり2回出てきます。ドラキュラの最期も見ものでした。 それにしても、本作でのヘルシング先生(劇中では終始"Doctor"としか呼ばれていまぜん)は、知人の女性がドラキュラの被害に合うのを阻止できない、まるで金田一耕助のような役まわりでした。おかげでそんなに偉い先生とは思えなくなってくるのが少し残念。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-24 22:24:32)《改行有》

42.  クロムウェル~英国王への挑戦~ 歴史物なので当然そのあたりの知識があった方が楽しめるでしょうが、なくてもそれなりに観られそうです。ただ、時代背景に関する説明は、ほとんどありません。 邦題はクロムウェルですが、内容的にはむしろフェアファックスが中心で、彼から見た清教徒革命とクロムウェルといった感じです。クロムウェルについては一応ニュートラルな立場をとっているようですが、後半はやや悪役じみた描き方をしています。 特に前半は話の進行が早く、飽きたりすることはありませんでしたが、筋を追うのが中心で人物描写に深みが欠ける気がしました。いわゆる「重厚さに欠ける」というやつです。原題が"To Kill a King"ですが、この"King"にクロムウェルも掛けているようなところもあり、そのあたりは興味深かったです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-12 18:10:48)《改行有》

43.  華氏451 《ネタバレ》 原作は中学生の時に読みましたが、正直ピンとこなかった。内容もほとんど覚えていないし……。映画の方は再見で、以前はそれほどとも思いませんでしたが、見直したらそう悪くないという印象です。 雰囲気としては、いかにも昔の人が考えていた未来像というイメージがありました。しかし、未来的なのはモノレールと大画面のテレビくらいで、あとは製作当時の世の中とあまり変わらないんじゃないかと思います。つまり、「未来を舞台にしたSF」として作られたのではないという可能性もあります。内容的に言っても、必ずしも近未来である必要性は低いと思いますし。 原作者のブラッドベリとしては、「テレビによる文化の破壊」を描く意図があったようで、最後に登場する“ブックピープル”なんかは、本以前の口承文化までさかのぼってしまいます。テレビという間接的に相手と相対する装置に対し、直接会って話をするという点も対比になっているのでしょう。 しかし、映画全体としては、体制による思想の統制が強く出ているようで、そのあたりのズレが、最後になって「そこに落ち着くのか?」と思ってしまう原因になっているようです。統一感に欠けるのが残念です。また、ファビアンがいろいろと都合よく目撃しすぎでしょう。それと合成(ブルーバック?)が下手すぎ。1966年といえば、テレビで『ウルトラQ』が放送された年ですよ。 しかし、いろいろな暗喩に満ちたところがあり(モンターグがポールを使わなくなる・治療された妻が食欲旺盛になるあたりの描写・自宅でモンターグがまずベッドとテレビに火炎放射器を向ける等)、どういう意味があるのか正直よくわかりませんが、なかなか一筋縄ではいかない作品のようです。また折を見て見直してみたいです。 そういえば、この映画は吹き替えで鑑賞しなければ意味がないという意見があるようです。お説ごもっともですが、最後に堂々と出てくる"THE END"の文字は、問題ないんでしょうか?[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-26 22:27:05)《改行有》

44.  ヴィクトリア女王 世紀の愛 《ネタバレ》 ヴィクトリアが王位を継承して、結婚するあたりまでのお話。最後まで見るとヴィクトリアとアルバートの恋愛が中心のように思えるのですが、実際は政治的な話も多く、ちょっとポイントが絞りきれなかったように思います。あの2人は、結婚までは直接会う機会はむしろ少なく、手紙のやりとりが多いというのは面白いです。ヴィクトリアの若さゆえに愚かなところも描いており、それに関連してのアルバートとの関係などは、うまく作ってあったと思います。まあなんにせよ、『至上の恋』よりはよっぽどマシでした。ただし、最後の主題歌はもう少し考えてほしかったです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-19 19:58:04)

45.  冬のライオン 歴史ドラマかと思ったらそれは設定だけで、中身は『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』や『欲望という名の電車』のような、男女がいがみ合うお話でした。こういうのはどこがいいのかさっぱりわからないんですよ。お互いだまし合いをしているようですが、どういう意義があるのかまったくもって不明です。本作の場合、王位継承問題がからんで、さらにややこしくなっています。こうなるともうお手上げ。舞台劇の映画化ということで、セリフの応酬だけは堪能できました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-07-10 19:46:57)(良:1票)

46.  コレクター(1965) 《ネタバレ》 この映画、やはりテレンス・スタンプに尽きますなぁ。あのイっちゃった目つきがこわい。「愛している」と言いながら、相手をたいして信用せず支配しようとするのは、結局愛しているのが自分自身だけだからでしょう。題材からすると下世話な話にも持って行けますが、サリンジャーやピカソを使ってハイブラウな雰囲気をかもし出しています。原作者がイギリス人であることを考えると、イギリスでの階級間の違いが表現されているのかもしれません。そういったあたりにも文芸的な香りがして、俗なショッカーとは一線を画していたのが、ひとつの魅力でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-24 22:14:21)(良:1票)

47.  グランド・ブダペスト・ホテル 《ネタバレ》 普通に面白かった。一応ミステリー仕立てですが、むしろグスタヴとゼロとの師弟愛が根幹にあるようでした。それに殺人やロマンスがからみ、時にはアクションがあったりとサービス満点で、なかなか楽しめました。コメディとしてはブラック・ユーモアの味が強く、その意味ではそれほど笑えるところはありませんでした。撮り方や音楽の使い方にクセがあり、そこで好みが分かれるかもしれません。基本的には気楽なエンターテインメント作品だと思いますので、私は合っていたと思います。[映画館(字幕)] 7点(2014-06-12 19:57:50)

48.  リトル・ダンサー 《ネタバレ》 評判がいいようですが、まあ「普通にいい映画」というところ。最大の問題点はビリー君の父と兄で、どうもこの2人に親しみが持てない。これに関してはイギリスの炭坑問題というのがネックで、ストを破って仕事に出るのがどれほど大ごとなのか、はっきり言って全くわかりません(単に「知識」として理解しているのでなく、その「心情」が計り知れない、ということ)。なので、肝心の家族関係のエピソードではたいして心が動きません。ウィルキンソン先生母子とかマイケル君など、それ以外の脇役はなかなかよかったんですが……。 あと、ビリー君のダンスはワイルドでいいのですが、果たして彼は踊っていて楽しいのかどうか、そのあたりにも疑問符がつきました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-13 22:08:01)《改行有》

49.  オリバー! 《ネタバレ》 高校時代の友人に芸大に進学した者がおりまして、学園祭で本作を上演するということで、見に行ったことがあります。そういうこともあって個人的に愛着がある作なのですが、久しぶりに見ると前半がちょっとだるい(笑)。原作は読んでいませんが、他の映画やドラマは見ているので話は知っているのですが、それにしてもオリバーがブラウンロウ氏のところに行くまでが長く感じました。あとミュージカルの宿命かもしれませんが、フェイギンの根城での場面が妙に陽気で明るくなってしまったのも、ちょっと違うという気がします。 やはり本作の見どころは、休憩からあと。特に見どころは後半が始まってすぐの、物売りたちの歌。非常にすばらしかったのですが、話の本筋と関係ないのは痛しかゆしでしょうか。それからはおなじみの展開で、ある意味安心して楽しみました。ただ、オリバーの出自についてはもう少し詳しく説明してほしかったところ。それ以外にも、原作が有名なせいか、やや飛ばした展開という気がしました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-28 22:15:54)《改行有》

50.  キング・アーサー(2004) 《ネタバレ》 最初の戦闘は各騎士の紹介のようなものですが、それぞれ戦い方に特徴があって、まるで戦隊ものみたいな印象を受けました。そのためかどうか、なんだか安っぽい映画だなぁという感じ。悪役のマーリンがいかにもという雰囲気で、かえってがっかりです。なぜ「魔法使い」と呼ばれているのかも不明でした。自由とか平等とか、いかにもアメリカ人好みの要素を重要ポイントに使っているのも安っぽさの一因でしょう。それにこの内容なら、別にアーサー王でなくてもかまわないという気がしますし、“伝説”のアーサー王物語の方が、よっぽど面白いと思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-01-20 22:14:10)

51.  アメイジング・グレイス 《ネタバレ》 ウィルバーフォースについてはまったく知らなかったのですが、一応内容は把握できたので、その点はちゃんと作ってあると思いました。しかしこの題材なら、映画よりもテレビシリーズでじっくり見たいです。時間がないのであくまでウィルバーフォース一派だけの話になっていましたが、奴隷制度をめぐる当時の世相や賛成派の話を入れた方が物語に厚みが出るでしょうし、更に理解が進みそうです。題材からしても、もっとじっくりと腰を据えて描いてほしかったところです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-16 22:22:22)

52.  女王陛下の007 《ネタバレ》 ボンド役が変更ということで、最初はMらレギュラーだけが登場。その後ボンドが車を走らせるシーンになるわけですが、顔はほとんど映さない。それからのアクションを経て、トレイシーを助けて名乗るところで、初めてレーゼンビーが登場。こうした悪い意味での「もったいぶり」があふれていて、どうも好きになれません。アクション場面は細かいカットをつないでていて、スピード感を出すためでしょうが、めまぐるしくて好みではありません。そればかりが続いて飽きてきますし。ということで、演出は失敗の部類でしょう。 ストーリー的にはまあ面白いのですが、極論を言えば、これは007でなくてもいいんじゃないかと思えてきます。いや、亜流の作品が出てきたので、むしろこれで差別化を図ったのかもしれませんが、やはり普通すぎるのではないかと。行くところまで行ってしまった『二度死ぬ』への反動とはいえ、ちょっと方向性が違うなぁと思います。ヒロインに助けられるボンドというのも、どうでしょう。そういうとことであまり高く評価はできません。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-01 20:25:31)《改行有》

53.  チャップリンのニューヨークの王様 《ネタバレ》 『殺人狂時代』と比べると、明確なコメディ映画となっています。文明批判はチャップリンの得意とするところですし。特にルパート君の演説がやたらとおかしい。マッカーシズムへの批判もいいですが、最後にはやや露骨に出てしまったのはちょっと残念。肝心のホースのギャグが面白くなく、むしろしつこく感じてしまいました。しかし全体としてはなかなかよかったです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-29 20:46:19)

54.  カレンダー・ガールズ 話としては鉄板なのですが、イギリスらしいシニカルさがあって好き。おばさまたちのはじけっぷりが楽しい。パリーの「エルサレム」が婦人連合のテーマ曲になっているのも嬉しいです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-26 19:46:38)

55.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 最初にリバイバルで見たときは、宇宙ステーション内の背景が白い場面で字幕がほとんど読めず、イライラしました。あまりよくわからなかったのは、それも一因ではないかと思います。のちにテレビで放送されたときは、吹き替えなので台詞がわからないということもなく、おぼろげながらおおよその見当はついたようです。今回久しぶりに見直してとりあえず気づいたのは、『サイボーグ009』の天使編や、『新世紀エヴァンゲリオン』の人類補完計画の元ネタでした、ってことでしょうか(笑) おそらくこういう映画に点数をつけるとすれば、満点か零点かの二択でしょうが、個人的には特に思い入れがないのでマイナス1点しておきます。それに傑作かと問われると、さてどうでしょうとなりますし。大いに示唆に富む作品ではあるでしょう。 あと、欧米産の作品として、やはりキリスト教との関連は見逃せないでしょう。そもそも猿人が登場するところで創世記を否定していますし。リヒャルト・シュトラウスの『ツァラトストラはかく語りき』が使われているのも、単なる効果ではなく、ニーチェの書物を題材にしたということがポイントだと思います。とはいえ、欧米人の宗教観は実感できないので、そのあたりは単なる想像になりますが……。まあ、こちらの想像力を大いに刺激する映画でもあるので、それはそれでよしとしましょうか。 NHKでの放送を録画してあるので、改めてそちらでも楽しみたいと思います。[映画館(字幕)] 9点(2013-10-02 20:00:42)《改行有》

56.  ブラス! 《ネタバレ》 非常に腹立たしい映画。炭坑の閉鎖問題そっちのけ、バンドのことばかり言っていた指揮者が、最後に「音楽がなんになる」となって金賞も返上してしまう。真剣に音楽と向き合った人なら、苦しい時にも音楽は心の慰めとなること(仲間と演奏するならなおさら)を知っているはず。こんな極端な宗旨替えはおよそ考えられません。結局、炭坑問題とか政治を批判するためだけに音楽を利用したという感じ。その批判にしても、結局イギリス国内の問題に留まっていて、音楽というグローバルな要素に対して狭い。だから音楽の利用のしかたがせこく映ってしまいます。イギリス人ならともかく、日本人である私には他人事にしか思えず、高みから「ああ、可哀相だね」と無責任に同情する気にすらなりません。日本ではの炭坑は完全に過去のものですし。人物描写にしろ最後のダニーの演説にしろ、あまりにも浅くて単純すぎます。 ついでながら、個人的に「ダニー・ボーイ」っていう題名は好きじゃないんですね。この曲はやはり「ロンドンデリー・エア」でしょう。この映画ではグレインジャーの編曲が使われていますから、正確には"Irish Tune from County Derry"とすべきなんでしょうけど。[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-09-26 22:41:06)《改行有》

57.  グラディエーター 《ネタバレ》 映像には見るべきところが多かったですが、序盤でスローモーションを多用していたのにはうへっとなりました。ストーリーは特にどうということもないのですが、仇役のコモドゥスに魅力がない。悪には悪なりの哲学や美学がある方が望ましいのですが、単に権力を手に入れた勘違い野郎でしかなく、主人公が命をかけてまで倒さなければならない相手とは思えません。逆にそれが狙いなのかもしれませんが。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-21 22:16:07)

58.  ジャッカルの日 《ネタバレ》 近頃マイページでのお勧め映画一位にランクされていますし、それ以前から見たいと思っていたのですが、幸いなことに劇場で鑑賞することができました。極力音楽を抑え、ドキュメンタリー・タッチで話を追っていったのが成功しています。おかげで緊迫感が持続しており、スクリーンから目が離せません。上映時間は長めですが、描写がていねいなのであまり長いとは感じませんでした。ややうまく行き過ぎかという展開もありますが、全体として見ごたえがありました。殺人犯として指名手配したことで、逆にジャッカルが潜伏する機会を与えたあたりは、うまいと思います。 本作はジャッカルという個人と警察という組織の対決という図式で捕らえられます(ルベル警視は、その代表者にすぎない)。そして組織力を駆使した警察が最終的に勝利すると。そういう点では、警察小説的な面白さも感じさせます(特にイギリスパート)。とはいえ、あわや暗殺が成功しそうになるところまで行ったわけで、必ずしも有能な個人プレーを否定するものではありません。むしろ、組織を相手にしたジャッカルの善戦ぶりが見どころのひとつでしょう。最終的にはジャッカル対ルベルという格好になりますが、それはあくまでも結果であると思います。 当初「計画が漏れたら中止する」と言っていたジャッカルが、あくまで遂行しようとしたのはなぜか。人物の心理が描かれていないので推測するしかないのですが、そこにも組織に対するプロの矜持のようなものが感じられます。逃走路の確保が重要とも言ってたジャッカルが、ろくに逃走路もなさそうな状況で暗殺を実行しようとしたことにも、それは現れていると思います。こうなると金は問題ではなく、自らの生還の確率も低いわけですが、それでも計画を成功させようとするプロの意地を感じさせます。そんなストイックなジャッカルを淡々と演じたエドワード・フォックスが、たいへんな好演でした。[映画館(字幕)] 7点(2013-08-08 21:10:04)(良:1票) 《改行有》

59.  Dr.パルナサスの鏡 《ネタバレ》 なかなかよかったですが、こういう映画はスクリーンで見ないと面白さ半減(以下?)でしょうね。元ネタが『ファウスト』だと知らない場合も、ちょっと辛いかも(と言いつつ、私も読んだことはない)。あと、NHKでの放送時間が120分だったのが気になりますが……。 お話としては、ニックがトニーの死を望む理由がよくわからないのですが、ヴァレンティナがいなくなってゲームが続けられなくなるからでしょうか。このあたり、悪魔の価値観がわかりません。出演者はそれぞれ好演でしたし、映像的にも堪能できました。代役の3人も、あまり不自然さを感じさせずよかったと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-14 11:14:04)《改行有》

60.  アンコール!! 《ネタバレ》 いい映画でした。前半は夫と妻、後半は父と子というぐあいに、家族の絆を描いた物語。それをつなぐものが音楽であり、両者が巧みにリンクしているのがよかったです。イギリスの高齢者合唱団が舞台なのですが、ロックを主に歌っているのが面白い。ラップを混ぜたり、男声の衣装が革ジャンにサングラスだったりというミスマッチがいいです。日本でこういう合唱団が歌うとなると、童謡・唱歌と相場が決まっていますからね。しかしそのうち、ビートルズやローリング・ストーンズや永ちゃんをうたうシルバーコーラスが出てくるかもしれません。 かなりよかったのですが、終盤の展開があまりにもパターン通りだったのでちょっとマイナス。しかしそれでも、高く評価したいです。原題は泣かせるいいタイトルで、邦題はちょっと負けている気がしますが、「人生のアンコール」ということを考えれば、これはこれで味わいがあります。[映画館(字幕)] 9点(2013-07-09 21:15:34)《改行有》

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