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プロフィール
コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

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141.  DATSUGOKU -脱獄-(2008) 《ネタバレ》 これは素晴らしい掘り出し物でしたね。完成度が高く、監督のルパート・ワイアットは、これが監督デビュー作というから驚き。この作品が好評で、「猿の惑星:創世記」の監督に大抜擢されたんだそうな。単純に人にお勧めしたいし、そしてまたこれから観る人の為にも内容を書くのは控えたいが、一つ言えば、主人公のじいちゃんは精神的に解放された、ということでしょう。人生と言う牢獄から、想像力によって脱出した。現実的に言えば相当なバッドエンディングであるはずだが、にもかかわらず僕には素晴らしいハッピーエンドのように思えた。実に鮮やかなどんでんでした。[DVD(字幕)] 8点(2012-07-13 23:42:02)

142.  宇宙人ポール 《ネタバレ》 これは面白いですよ。愉快で笑えるし、登場人物達のキャラが凄く良い。様々な映画へのオマージュに溢れているので、映画通の人にはそれもまた見どころの一つだし、映画通じゃないが観ても純粋に楽しめる。つまり誰にでも楽しめる娯楽作品に仕上がってます。なんといっても、宇宙人ポールが最高なんですよ。こんな宇宙人とだったら、友達になりたい!一緒に旅をしたら、めっちゃ楽しそう!て思わせる、地球人より地球人らしい宇宙人。これまでに数多くのSF映画が宇宙人を扱ってきたけど、こんなキャラのエイリアンって初めてなんじゃないかしら。そしてポールはユーモアだけじゃない。とってもハートフルな奴なんだ。ラストなんて、うるっときちゃうぐらい。個人的には、この作品だけのキャラにしておくのがもったいないって思っちゃう。ていうか、またポールに会いたい!続編を強く希望致します。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-07-10 13:13:42)(良:1票)

143.  ラスト7 《ネタバレ》 ツカミはOKなんですよ。起きたら、街には誰もいなかった。一体なにが起こっているのか、、、。ていう始まりはワクワクするし、実際に誰もいないロンドンの街並みはそれだけで見応えがある。それ故に、ラストのオチはやはりがっかりしてしまう。結局、この世とあの世の境目、ていうことなら、なんのひねりもないし、フラッシュバックが幾度となく起こって全体像がわかってくるという手法でストーリーに巧みさもない。お姉ちゃんだけ最後助かるけど、たとえば、その助かる人と助からない人との間での悲しさみたいなものを描くと良かったんじゃないかな。お父さんと娘がケンカばっかりしてたから、最後に和解して離ればなれになるとかなら感動的になると思うんだけど。雰囲気は悪くないので、ワンアイデアだけでなくドラマを深めていけばぐんと良くなったのになと感じます。[DVD(字幕)] 4点(2012-07-06 19:56:06)

144.  悪魔の虚像/ドッペルゲンガー 《ネタバレ》 「007」のジェームズ・ボンド役をやる前のロジャー・ムーア。 こんな、世にも奇妙な物語っぽいホラー映画に出ていたなんて知りませんでした。 「もう一人の自分」に人生を乗っ取られてしまうと言うお話で、 いわゆるドッペルゲンガーというやつですな。 その「もう一人の自分」は終盤にならないと画面に出てこないわけですが、 少しずつ少しずつ主人公が精神を病んでいく、 そしてもう一人の自分に近づいていく、その展開が巧いですね。 そしてついにご対面となったとき、服装が違うからという理由で 家族や友人から偽物扱いされる理不尽さ。 車で追いかけられ、途方に暮れる主人公と微笑を浮かべるもう一人の対比。 バックミラーに映るサイケな映像がベラムの精神破壊を巧く表現しています。 あまり知られてはいませんが、なかなかの佳作だと思います。[DVD(字幕)] 6点(2012-07-02 00:04:58)《改行有》

145.  ゾンビハーレム 《ネタバレ》 イギリス製のゾンビコメディ。 ゾンビもののコメディはアメリカも作ってましたが、 こちらはいかにもイギリスらしい笑いの取り方でお国柄が出てましたね。 男の血肉に飢えた女ゾンビが襲いかかってくる!というこのアイデアが秀逸。 こんなゾンビたちなら、むしろ襲われてもいいかも、、、、。 いやいや、実際見てみると、肉弾戦などなかなか力が入りますし、 グロさもそれなりにあるのでホラー的要素は手を抜いてません。 でも、あくまでもコメディですからね! この作品には、首尾一貫した楽天的な雰囲気が漂っていて、 特にラストの笑顔の清々しさなんて、なんだか これ以上ないぐらいのハッピーエンドを見たような気持ちになりました(笑)。[DVD(字幕)] 6点(2012-07-01 19:37:20)(良:2票) 《改行有》

146.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 さっそくレンタルで観てみたのですが、モ、モザイクがかかっているじゃありませんか~(笑)!後にフィンチャー監督の音声解説を観たら、「日本ではモザイクがかかるんだ~」って。なんと日本限定のモザイクであることが判明。というわけでその点は少々残念?ではあるのですが、でもさすがはデヴィッド・フィンチャー。相変わらずシャープで美しい映像を見てくれます。そしてダニエル・クレイグとルーニー・マーラがとてもいい演技してる。ダニエルは他のアクション俳優と違い、繊細な演技も出来るんだぜってことを見せつけてくれるし、ルーニー・マーラは新人とは思えないほど堂々とした演技でリスベットになりきってます。私はオリジナルのほうをだいぶ前に観てるので、ストーリー自体はもう知ってはいたのですが、オリジナルと比べるとミステリー風味は少々薄れ、代わりにミカエルとリスベットの二人の関係性に主軸が置かれているような気がしました。確かに、このお話はその謎解きの面白さも去ることながら、年齢も性別も生い立ちも身分も全く違うこの二人が協力して、そして分かち合っていくという点に魅力があるので、そこにフィンチャー監督は魅かれたんだろうなという気が致します。だから、ミカエルとリスベットのバックグラウンドとか、行動一つ一つに至るまで、すごく細かく決めて作りこんでいるのがわかる。そういう細かい点をまた味わって鑑賞してみるのもいいかもしれません。ただ、前述したミステリー風味が少なくなっている点と、それから少し長く感じたのも事実で、個人的にはハリエットと叔父さんが出会ったあたりでクライマックスでも良かったかなと思います。なので、オリジナルのほうが私としては好きだけど、リメイク作品としてこれはこれでよく出来てる。一応6点を差し上げます。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-06-27 20:14:27)(良:2票)

147.  バビロン A.D. 《ネタバレ》 全く面白くなかったです。なぜ面白くないか。中身が空っぽだからですよ。空っぽの主人公にやたらと無敵なシスター・レベッカ、理解不能キャラのオーロラに訳の分からないケンカをしてる宗教団体。もうなにがなんやらですよ。誰にも共感出来ないストーリー。特に、特殊な能力を持つとされるオーロラが一番よくわからない。特殊な能力っていっても、最後を除いて単にわめいたり、台詞で語られたりするだけで映像的にはそう見えない。え?なに、勝手に妊娠?トーロップが父親?なんのこっちゃ。退廃的近未来の世界観にだけ3点つけときます。ストーリーは0点です。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2012-06-26 13:57:50)

148.  パーフェクト・センス 《ネタバレ》 制作者が伝えようとしているメッセージは一応わかる。 人間というのは、ものに溢れいろんなものが満たされる世の中で、 本当に大切なものをついつい忘れがちになる。 一つ一つの小さな出来事、日々の出会いにふれ合い、 どれも素晴らしいものなんだ。失って初めて気付くその大切さ。 それを気付かせるために「SOS」というシチュエーションを 設定したんだろう。 劇中、幾度となく見せられる世界中の人々や風景の映像と台詞で それらのメッセージが詩的に伝えられるのだが、 話の主軸である二人の恋愛そのものはどうにも感情移入しづらい。 ドラマを楽しむというよりは、観念から思いを巡らせるタイプの映画。[DVD(字幕)] 5点(2012-06-16 23:57:26)《改行有》

149.  ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬 《ネタバレ》 ジョニー・イングリッシュ8年ぶりの続編ということですが、いや~、ローワン・アトキンソンさん、久々に見たらすっかり白髪になっちゃって。年の流れを感じますねぇ。それは単に見た目だけじゃなく、笑いもこじんまりして老化しちゃってるような感じがして。前作やMrビーンは結構笑えたはずなのに。お金はかってると思うのに、笑いが薄味なので終盤は退屈するところもありました。個人的には股間蹴りが良かったんだけど(笑)、でもああいうのって女性も笑えるんだろうか。男にしかわからん痛みだし。[DVD(字幕)] 5点(2012-06-04 20:07:34)

150.  PUSH 光と闇の能力者 《ネタバレ》 冒頭の、超音波を発して水槽を割り敵にダメージを与える男2人組のキャラの濃さとアクションが見もの。「お、なかなか良さそうな滑り出しじゃん」なんて思ったのですが、それ以降は全くもってつまらない。ストーリーに惹き付けられるものがないので退屈この上ないと感じ、再びアクションシーン到来。今度は超能力で銃を空中に操り撃ち、人を吹き飛ばす。これまたすげぇ!と思ったもののやはりアクションが終わるとまた陳腐なストーリーに終始する。長い中盤をなんとか乗り越え、いよいよラストの見せ場である。工事現場でドラゴンボールばりに人を吹き飛ばす。これがなかなか格好よい。しかし思ったのだが、主人公の超能力のほうがどうにもショボい。敵のほうが力が強いように見える。そして腑に落ちない敵の死に方。もうちょっとなんとかならなかったのかなぁ。ダコタ・ファニングちゃんは、「宇宙戦争」以来に見たけど、すごく大人っぽくなってたね。相変わらずの演技派でした。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-26 20:08:38)(良:1票)

151.  ブロークン(2008) 《ネタバレ》 このショーン・エリスっていう監督さん、初めて知りましたが、フォトグラファーをしている方なんですねぇ。映像センスが凄く光っていて、監督2作目とは思えない完成度です。制作費はあんまりかかってなさそうだけど、だからといってチープなわけでなく、むしろスタイリッシュで高級感すら漂うような映像です。下手なホラーよりも、よほど不気味な雰囲気が漂っていて怖い。音のない静けさと必要最小限に挿入されるサスペンスな音楽の切れ味。何かを感じさせる暗闇。フラッシュバックの巧さに事故のスローモーションの見せ方。どれもこれも印象深いですねぇ。恋人がもしかして別人なんじゃないかと感じるときの、その恋人の雰囲気とか、ものすごい妖しさが出てていいですよね。「サイコ」のオマージュであるバスタブでのシーンもなかなかのショッキング。ただ、ストーリー的にはよくあるタイプというのかな。ドッペルゲンガー風の、鏡の中の住人がこっちの世界にやってきて入れ替わるっていう。ラストのどんでん返しも、目新しいものではありません。なんというか、印象としては、使い古された陳腐なホラー話を、もの凄く上品に素晴らしいクオリティで撮り上げた、みたいな感じです。[DVD(字幕)] 6点(2012-05-16 00:15:15)

152.  the EYE 【アイ】 《ネタバレ》 角膜移植手術を受けると、幽霊が見えるようになった、という設定。そして、鏡に写っていた自分の顔が違う顔だった~!っていう、途中の展開。そして、角膜提供者のリンも幽霊が見え、悲しい過去があったという展開。お話がよく出来てるな~と思うんです。そして独創的ですよね。こういう設定は、ありそうでなかったな~と。最近のホラーは、かなり非現実的で意味不明なものが多いのですが、この作品は全部辻褄があっていて無理もなく、その点は好感が持てました。幽霊の皆さん方も、すごくリアリティががあるように見えました。あ、もちろん僕は幽霊を見た事はありませんが、実際に見えると言う人は、たぶんこんな風に見えてるんだろうな~みたいな、そういうヴィジュアルなんですよね。ただ、幽霊が出てくる度に「ダーン!」みたいな衝撃音が必ずついてくるのはちょっとくどいかなと(笑)。それに、電車の窓ガラスに予告なく映ったりする幽霊とかも、狙い過ぎててちょっと嫌ですね。この作品で特に気に入ったのは、終わり方です。再び盲目になってしまった彼女は、「でも、この世界には美しいものがあるんだってことがわかった」って、待っていたボーイフレンドと対面して終わると言う、これ以上ないほど爽やかなラストだなと思うんですよね。なので、少しおまけの7点を献上しようと思います。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-02 00:18:41)(良:1票)

153.  ゾンビ・クロニクル 《ネタバレ》 全編、ドキュメンタリー風の演出で、つまりは 手持ちのビデオカメラで撮ってるわけだけど、 それがまた手ぶれが酷いもんだから観辛く感じちゃうんですよね。 凄く真面目な作りだし、低予算ながら頑張ってはいるんだけど、 ゾンビの動きがもの凄く遅いから、はち合わせしても そんなに危機感が出てこない。もうちょっと動きが速くて 凶暴さが出ていたらぐっと良くなったと思うんだけどなぁ。[DVD(字幕)] 4点(2012-04-30 18:29:36)《改行有》

154.  変態島 《ネタバレ》 あの、一体全体、どのへんが「変態」なんでしょうか?「5分に1回、変態の連続!」というキャッチコピーがついてましたが、どこにそんなシーンがあったんですか?こんなアホな邦題をつけた犯人は一体誰ですか?え?アルバトロス?ま~たあの会社か!(笑)。てなわけで、タイトルに偽り有りです。どうせつけるなら、変態島じゃなく、狂気の島とかそんな感じじゃないでしょうか。一言で言うと、ものすごく救い様のない内容です。息子が行方不明になり、両親はその息子を捜そうとするも、金をふんだくられ、幾度も騙され、やがて母ちゃんは正気を失い、父ちゃんは殺されておしまいです。不気味な雰囲気や、映像センスは硬派な作りでとても良く出来ていたのですが、結局のところ、何が言いたいのかよくわからない作品です。人身売買の告発?子を失った親の悲しみ?中盤まではまだ理解出来るものの、母ちゃんが真顔になって不気味な子供がワラワラ出てきてからはもうお手上げです。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-29 01:20:24)

155.  リバティーン 《ネタバレ》 ジョニー・デップは元々色気のある人ですからね。こういうエロティック詩人という役柄は凄く合ってると思います。そしてまた彼自身、こういう風に自滅していく男の役を好んでいるので、脚本を詠んで出演を即決したというのもよくわかる。ざらついた画質、落とされた色調、暗い照明などの画作りが特筆されます。この主人公は、たぶん頭は凄く良かったんだろうけど、不器用な人だったんでしょうね。そしてまた自惚れがすぎたのかもしれない。最初と最後に、観客に向かって語りかけてくるわけですが、最初のロチェスターは、威圧感や挑発するような堂々さがあるのに対して、最後のロチェスターはもの凄く物悲しいですよね。序盤の前半のロチェスターの色男っぷりとは裏腹に、後半の醜く変貌する様は目を見張ります。作品自体は佳作の部類だと思うけど、デップのファンは見逃す事の出来ない一本だと思います。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-25 01:51:15)

156.  マインドハンター 《ネタバレ》 最初の時点で、まずクリスチャン・スレーターが瞬殺されるわけですよ。彼は最後まで生き残るタイプだと思っていたので、この展開にまず驚き。と当時に、これはレニー・ハーリン監督が以前やってた「ディープ・ブルー」と同じパターンだなと察しました。最初に主要キャストが死んじゃうので、誰が生き残るのかがわからない、これ自体はとても面白いことだと思います。本作の犯人も、最後までわかりませんでしたからね。ただ、あいつが犯人だということになると色々と粗が出ちゃう事もまた事実で。ず~っと最初からでずっぱりだったのに、いつのまにそんなトラップ仕掛けてた~ん!?みたいな。途中出てきた暗号も、結局なんの意味もなかったですし。そんなわけでツッコミどころは満載なのですが、それもまたレニー・ハーリンらしいっちゃあらしいですよね。ピタゴラスイッチみたいなトラップと液体窒素使ったり、酸入り煙草を使ったり、あるいはまた操り人形のような悪趣味な殺され方だったりと、いちいち凝ってて楽しめます。[DVD(吹替)] 6点(2012-04-24 20:45:57)

157.  アイランド(2010) 《ネタバレ》 結局のところ、あの女は一体何者やったん? 人間でないのはわかるけど、幽霊でもなさそうやし、、、。 後で調べてみると原題の「SIREN」というのは、ギリシャ神話の セイレーン(船人を歌で誘惑した海の精)のことなんだそうで、 なるほど、そういうことなのかぁと一応は納得。だけど、 劇中に妄想なんだか現実なんだかよくわからないシーンが多く、 見ているこっちもよくわからなくなってきてましう。少なくとも、 ホラーとして見るには怖さが全然足らないし、 お色気シーンにしても出し惜しみで物足りない。題材はいいのに、 もう少し面白く調理できたのではなかろうか、と思う。 [DVD(字幕)] 3点(2012-04-23 18:47:10)《改行有》

158.  名犬ラッシー(2005) 《ネタバレ》 家に帰る為に、スコットランドの山谷をラッシー一匹で駆け抜けていく雄大なショットが印象的。なんといっても、コリー犬ラッシーの優雅なたたずまい、美しい毛並み、知的な顔立ちが観ていて惚れ惚れしますよね。僕みたいな犬好きにとっては、ラッシーが画面に映る度にナデナデしたくなる衝動に駆られる(笑)。ファミリー映画、特に子供向けなので、全体的に生ぬる~い展開ではありますが、それでもやっぱり、雪の中横たわるラッシーをジョーが発見して運命の再会を果たすシーンはじ~んとくるものがありますね。個人的には、大道芸人のおっちゃんを助けようとして命を落としてしまうワンコが一番の泣き所でした。途中、ネス湖のネッシーがカメオ出演し、さすがにあれはいらないんじゃないかな?とは思うものの、全体的には良質のファミリー映画に仕上がっていると思います。[DVD(吹替)] 7点(2012-04-22 16:48:31)

159.  HUNT ハント(2006) 《ネタバレ》 これはあかん。どんなにダメな作品でも、なにかしらいい点を捜して書くようにはしているのですが、良かったところが一つもなく、。100%まじりっけなしのつまらなさで出来ています。ブードゥー教だかなんだか知りませんが、全くもって理解不能のストーリーでついていけず。わずか79分の上映時間がこんなにも長く感じるとは、、、とてつもなくトホホな出来です。[DVD(字幕)] 1点(2012-04-12 02:04:06)

160.  蝿の王 《ネタバレ》 原作はまだ読んだ事ありませんが、尺が90分しかなく、ちょっと駆け足すぎるのではないかな、という雰囲気が見て取れます。最初にヘリがやってくるシーンも、爆発して突然ブツ切れで一体なんなのっていう風に思ったし、サイモンが殺されるシーンも、野生派たちの恐怖心が原因とはいえさすがにあれを怪物と間違えるってどうなのよ、ていう気もするし。尺を倍の長さにして、もっと丹念にきっちり描けば、さらにぐんと良くなったのではないかと思います。映像的にはかなり頑張っているわけですし。豚の頭を切り取るシーンも、本物の豚さんを使っているし、ピギーやサイモンが殺される画もけっこう生々しい。そういう本気度が伝わってきて、他に類を見ない、かなり特異な作品だなと感じたので多少点数は甘めです。文明から外れ、世間帯も常識も法律もなくなると、眠っていた本能が目を覚ましてしまう。その恐ろしさみたいなものを描いているんだと思うけど、個人的にはそういう個人の本能うんぬんよりも、「集団の怖さ」を強く感じた次第です。野生派のリーダーも、ああやって暴走するのはたくさんの仲間を従える事が出来たからですよ。そして行動を共にする彼らも、単に肉が食べたいからとか、逆らうと怖そうだからとか、あっちのほうが面白そうだからとか、そんな感じで野生派になっていくわけでしょう。そんで野生派が多数になると、少数派になった文明支持派をうわ~って突撃して、せせら笑って攻撃する。その「集団の怖さ」がなにより恐ろしい。人間というのは社会的な生き物で、それ故に人間らしさ、繋がりや絆、友情、思いやりというものを生み出してこれたんだけど、そういう「組織」というものは、当然ながら負の側面もあるわけですよ。それが端的に描かれたのが、あの野生派だと思うんです。ラストで兵士と遭遇した少年たちの唖然とした表情が印象的。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-02 21:55:34)

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