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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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2. 美女ありき 原題「That Hamilton Woman」を「美女ありき」とした邦題に点数の半分を献上したいですね。こんな趣のある邦題のつけ方はもう望めないでしょう。そして正にこの題名どおりの存在がビビアン・リーで、絶世の美女だったというレディ・ハミルトンもかくありなんと思わせる美しさ(でも実物は丸顔だったとか)。ここで描かれるエマは、もともと聡明だったのでしょうけど、努力と行動力も大したもので、今だったらこのあたりも面白く描かれそう。海戦シーンにあれほど時間を割かずに主人公ふたりをもっと掘り下げて描いていたほうがよかったんじゃないかな。演じるふたりの恋愛ともオーバーラップするので、そんな事を考えながら観る面白さはあります。6点(2004-03-19 17:08:33) 3. エリザベス 何と言ってもケイト・ブランシェットが素晴らしい。アカデミー賞挙げたかったね。アメリカ人だったら多分獲れたでしょう。エリザベス一世が女王になるまでの話は映画化が無かったと思うので、期待して見ましたが事実と違う点が多くて気になってしまった。忠実な映画化が見たかったですね。でもレスター伯ロバート・ダドリーのジョゼフ・ファインズはイメージも近くて、魅力的。ふたりのダンスシーンは、こんなだったかも、とうれしくなりました。7点(2003-11-15 17:28:50) 4. ブラザー・サン シスター・ムーン 中学生の時に観て感動して以来、私にとってバイブル的存在の各品。これほど美しくて、清々しい映画は○十年経った今も見当たらない。鑑賞後は魂が洗われたような気分になるので、ことあるごとに観てますね。クレアのセリフ「理解されるより理解したい。愛されるより愛したい」は一番好きな言葉。殺伐とした今の時代にこそ、たくさんの人(特に十代の子達)にこの映画を観てほしいですね。名作として残っていってほしいものです。10点(2003-11-08 17:27:48)(良:1票) 5. ロミオとジュリエット(1968) 一体何回観たことでしょう。あっという間に恋に落ちて、後先考えずに突っ走って死んでしまう。愚かとも言えるけれども16歳と14歳、この年齢ならではで、だからこそ哀しい。シェークスピアの戯曲をこれほどまでに瑞々しく、生き生きと映画化したゼフィレッリの演出の素晴らしい。この作品の中の人物は本当に「生きてる」。美術、衣装、音楽すべて完璧なまでに美しい。そしてジュリエットのオリビア・ハッセーの美しさ。初登場シーンでは、演出の巧さもあるけれど公開当時劇場がどよめいたほど。彼女以上のジュリエットはいないでしょう。10点(2003-10-30 23:34:49)(良:1票) 6. グラディエーター もう、隅々まで好き。冒頭の戦闘シーンからローマ軍の強さや、マキシマスの指揮官ぶりが良く描かれてるし、剣闘士になってからの戦いもそれぞれ趣向が違う物を見せてくれてうれしい。CGによる当時のコロセウムの姿の再現も歴史好きにはたまらない映像。そしてなによりもラッセル・クロウが素晴らしい。惚れました。正体を明かすシーンのセリフも下手するとクサくなりそうだけど、決めた!肉体的な逞しさだけでなく、哀しさや優しさまで完璧なまでに表現した彼の演技があったから、より説得力がある物語になったと思う。ホアキン・フェニックスの皇帝も単なる悪役ではなく、父に愛されなかったために歪んでしまった人間の悲しさを感じさせる好演。ジュード・ローと競って役を獲っただけあります。リチャード・ハリス、オリバー・リード、久々に見たデビット・ヘミングスらもいい味出してます。ラストは涙が止まらなかったけど、家族の元へやっと帰れたんですよね。リドリー・スコットに監督賞、ハンス・ジマーに作曲賞あげたかったですね。10点(2003-10-30 17:21:55)
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