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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 どうしても原作とのラストの違いが気にかかる。レクター博士とクラリスをつないでいたものが、クラリスの単なる羊の鳴き声という暗い記憶というだけではなかったはず。もっと本質的に惹かれ合っているからこそ、彼女はレクター博士を救うのではないのかな。そう考えるとああも簡単に暗い世界をクラリスが断ち切ることにどうしても違和感が。まあ、原作のラストはハリスだから出来たのかもしれない。ふつうはやっぱりちょっとね。そう考えると腕を切るか切らないかというシーンで、うまく最後を処理していたようにも。これはこれで一つの結末なのかもしれない。 フィレンツェの街の描き方は、リドリー・スコットらしかった。そこはやっぱり並の監督との違いでしょうか。 クラリスを演じたジュリアン・ムーアも、ジョディー・フォスターが全作を演ってたことさえ思い出さなければ、とてもよかったと思う。ジョディー・フォスターに足りなかった、タフさを彼女は持ってたし。でもどうしても比べてみるとなあ。なんか見た顔がいるなあと思いながら、ジャンカルロ・ジャンニーニだとずいぶん後まで気づかず、つまらないおっさんがシブすぎるなあと思いながら観てた。6点(2003-12-17 05:35:14)《改行有》 2. わらの犬(1971) ペキンパーは雑。細部をみても、全体をみても、この映画は決して出来のよい映画とは言えないと思う。でもペキンパーらしいアプローチで暴力を描いているところはさすが。4点(2003-12-17 05:18:55) 3. わが命つきるとも トマス・モアを描いています。 このての映画が好きな人には、傑作なのかもしれないけど、面白いなあと思いながら観た割には、退屈な印象が。6点(2003-12-17 05:02:23)《改行有》 4. ワイルド・ギース 傭兵ものです。 とりあえず最低ラインはクリアできてたんじゃないかと思います。 やっぱり最後には感動しちゃいます。傭兵=死、どうしてもこれがないと。5点(2003-12-17 04:51:20)《改行有》
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