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1. シド・アンド・ナンシー
良い映画だった。ミュージシャン映画は最近少ないんだけどこの当時の映画ではこれと「アマデイィウス」が最高。どちらも音楽家のどろどろした部分を描いていて共感できる。
しかしこの映画は泣ける映画だった。音楽家の苦悩とわがまま、尊大さ、そして人一倍デリケートな内面を良く描いている。わかる人にはわかるよね。
この少し後「シド・アンド・ナンシー」の主演俳優ゲイリー・オールドマンが「不滅の恋・ベートーベン」でベートーベン役なのでてびっくりだけどまあ、シドにしてもベートーベンにしてもあまり変わりは無いよ。どちらもパンクなんだから。革命を起こしたシドに乾杯。9点(2004-04-02 03:06:45)《改行有》
2. 永遠のマリア・カラス
《ネタバレ》 映画としてはまあまあ。当時こんなプロジェクトがあったら面白かった。最も当時の技術では無理だろうけど。この映画のオペラシーン、全編見たいです。そして絶対DVD買います。カラスは有名ですが決して美声ではなかったし(美声と言えばジョン・サザーランドのような歌手を言うのではないかしら)欠点をカバーしてドラマチックかつ内面的に歌を歌った人ではないでしょうか。
それはとにかくオペラシーンだけでも10点あげたい。10点(2004-03-22 16:56:30)《改行有》
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