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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 60
性別 女性
ホームページ http://www.romyscafe.com/
自己紹介 最近好きな映画の系統がちょっと変わってきて、

◎あまり小難しくないもの
◎ガチャガチャドカンドカンなどとうるさくないもの
◎なんらかの感動があるもの

が好きです。
映画を見て癒されたい、と願うのは心が疲れているから?(笑)
昔はド派手なアクションで爽快感を味わうのが好きだったんだけどなー。いまはもう何ていうか、うるさいのはキライよ、あぁやだやだって感じです。歳なのかも。

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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  フル・モンティ イギリス映画ってほんと、不況という暗~い社会背景、八方ふさがりのやるせなさ、将来への不安、そしてそんな状況にある中での家族&仲間達との絆、そういう要素を映画にミックスするのが上手ですねぇ。この種のイギリス映画って、「めっちゃ泣けた!」「励まされた!」という人と、「退屈だった」「盛り上がりに欠ける」という人、まっぷたつに評価が分かれるものだと思います。私は思いっきり前者です。この映画も、根底にはずっと哀愁が漂っていて、やってることとか発想自体はアホっぽいんだけど、要所要所で、支えてくれるそれぞれの妻や息子の暖かいセリフにじーんとさせられて…。涙&笑いなしには見られない映画です。ロバート・カーライルは、まゆも肩も下がり気味、華奢で細っこくて背も低いのにどうしてこんなにカッコいいんだろう(笑)そして何があっても「僕はお父さんを信じてる」と言って最後までみんなにくっついて応援し続ける息子がとてもとても可愛いです。ショーを見に来た元妻、観客達の笑顔も最高。不安やコンプレックス、プライドをすべて服と一緒に脱ぎ捨てて、憑き物が落ちたかのように晴れ晴れとしたメンバー達の笑顔も最高でした。あと、サッカー好きなので、「オフサイドトラップ…」とつぶやきながら踊る彼らも可愛かったです☆10点(2005-02-26 18:06:41)(良:1票)

2.  オペラ座の怪人(2004) こんなに苦痛な2時間半はひさしぶりでした。見終わった後の疲労感は相当なものだったので、もう二度とこの映画は見たくないな、と思った。激辛ですがこれが率直な感想です。冒頭の『タイタニック』ばりのシーン(シャンデリアに色がついて過去に遡るところ)、クライマックスのファントム&クリスティーヌの真に迫った演技、ラストシーンのバラ・・・このへんはほんと感動したのです。ただ、全編とおして歌いすぎでしょう。「え、また歌かよ・・・」の連続。うんざり。ごく普通の会話であるべきところまで歌いまくるので、滑稽にすら見えました。そしてそのせいで肝心なシーンでの歌がまったく際立たない。『シカゴ』は現実部分が普通のセリフで、空想世界のみが歌だった。『サウンド・オブ・ミュージック』や『マイ・フェア・レディ』は「ここぞ!」という絶妙のタイミングで歌ってくれた。だから鳥肌が立つほど感動したし、物語の面白さを味わいつつ、歌の素晴らしさにもどっぷり浸れたんだなーと思います。『オペラ座~』もこれだけの舞台装置&役者がそろっていれば、もっと良い映画になりえただろうに。あと、肝心のファントムの歌唱力がイマイチでかなりもどかしかったです。演技は良かったけど。4点(2005-02-06 15:15:17)(良:1票)

3.  ネバーランド ためいきが出るほど美しく幻想的な映像、ていねいな心理描写という点で、『ビッグ・フィッシュ』とちょっと系統が似ているかな、と思いました。が、私としてはこちらのほうがさらに感動しました!ジョニー・デップの、純粋な少年のような演技(彼こそがピーターパンですから!)がとても魅力的だったし、ケイト・ウィンスレットが演じた母親役も光ってました。そしてこの物語のもうひとりの主役、ハイモア君もすばらしかったです。ものすごく自然な演技なので、すっかり感情移入してしまいました。あと、他の子役たち、祖母役、妻役など、脇を固める俳優さんたちもみんな良かったです。ダスティン・ホフマンはもうちょい出番が欲しかったけど。全体的には、たしかにもう少し長くてもいいかな、と思いましたが、「あれ、もう終わっちゃうの?」というくらいであっさり終わるのもいいかもしれません。くどくない、押しつけがましくない演出で、すがすがしい感動が残ります。そしてイギリスの風景はやはり美しい。緑がまぶしいんです。10点(2004-12-28 02:01:41)(良:1票)

4.  バイオハザードII アポカリプス レディースデーだったので『バイオハザードⅡアポなんとか』観てきました・・・!「バイオ」と名乗る必要性のなかった1とちがって、ゲームに忠実に作られた2は最高だった!私はゲームファンなので、今作のジル役のシエンナには感動です。コスプレだけでなく容姿や物腰までもゲームから抜け出したみたいにそっくり。しかも目力がある。キュートでセクシーでパワフルで、もうクラクラ(死)です。ミラ・ジョヴォヴィッチも超人っぷりがエスカレートしててアクションが文句ナシにかっこよかった。美人やし。まあたしかにけっこう貧乳でびっくりしたけど(禁句?)、胸なんて闘うのにはジャマだからいいの、あれくらいで(笑)華麗に過激に闘う美女たちって最高☆あと音響もやたら良くて、あっちこっちいろんなところから音が聞こえるのね・・・リアルで怖いよ!そんなこんなで、ミラが眼力でモニター越しに警備員殺しちゃったり素手でネメシスと殴り合いしたり、それはやりすぎやろって思ってやや興ざめするとこもあったし、あと、カルロスだけやたらおっさんでゲームの彼とは別人で残念だったけど、もうギリギリ許しちゃいます☆洋モノのゾンビ映画の影響を受けて作られた日本のゲームがハリウッドで映画化されて・・・ほんとに素敵なコラボですよね。日米エンタメの良いトコどりって感じです。このゲームは日本じゃないと作れないけど、こんな映画は日本では作れない! 10点(2004-09-29 22:56:47)(良:1票) 《改行有》

5.  バイオハザード(2001) ゲームのバイオが大好きなんでゾンビ犬とリッカーを実写で見られて楽しかったです。施設内や電車のセットもゲームの雰囲気が良く出ててなんとなくうれしい。ただ、エレベータが暴走したりレーザービームで切られたり…っていう序盤がかなりイライラ。Tウィルスじゃなく意志を持ったコンピュータの恐怖に1時間もついやしちゃって…。ゾンビまだ?ゾンビまだ?とかなり焦らされました。どうせなら脚本やメインキャラごと再現して欲しかったな。ゲームでの、研究所所員の手記や外部へのFAXといったアイテムや時々出くわす生存者たち、それによってじわじわと陰謀の全貌が明らかになっていく過程が大好きなので、映画はあっさりあっけなく感じました。ゾンビはもうちょっと動きがのろく茶系の方が良かった。力なくゆらゆらしているところが好きなので…って結局私はゲーム版が大好きなんだなあ。なにしろプレステを買って初めてクリアしたゲームがバイオ2だったんです。その後3→1→ベロニカとやって・・・ああ・・・無性にやりたくなってきた!5点(2004-09-06 22:51:22)

6.  ゴスフォード・パーク 一度目は何も考えず、登場人物を把握しようとすらせず、ただただまったりと流していたのですが、イギリスの階級社会を垣間見ることができるだけで退屈はしなかったし、ヘレン・ミレンが初めて感情を露わにして泣きじゃくるシーンでハッとさせられ、なかなか味のある映画だと思った。犯人もわかり、さらに公式サイトの人物相関図をチェックした上で二度見たら、今度は俳優たちのこまかな演技にまで注目する余裕ができてさらに楽しめました。とくにヘレン・ミレン、エミリー・ワトソンはやっぱりすごいなーと思った。ちょっとした目線のやり方ひとつで心の動きを表現しきっている。個人的にケリー・マクドナルドとクライヴ・オーウェンの抑えた恋も印象的だったので、この二人は要チェック。ただ、一緒に観た友達のうちひとりは爆睡してたし、好き嫌いの分かれる映画ではあると思う。それにしても本作でのマギー・スミスはホントに俗物で嫌なばーちゃんだなぁ(笑)8点(2004-08-02 10:51:59)(良:1票)

7.  キング・アーサー(2004) 《ネタバレ》 ↓きのすけさんのおっしゃるとおり、ランスロットの少年時代から始まったあと人物紹介もなく18年後に飛んでしまうので、途中までアーサーとランスロットの区別がつきませんでした。それどころかアーサー王の物語に関しては予備知識ゼロだったこともあり、ふたりは同一人物なのかと思ってました…(名は『アーサー=ランスロット』)(←ありえない)。円卓の騎士たちも、子供を助けた斧使いの人(名前わからず)と子だくさんの人(名前わからず)が見分けられなかったし、それ以外の人に関してはまったく記憶がありません。戦闘シーンに関しても、↓e-Dukaさんに同感。最後まで弓を使えばもっと鮮やかに勝てただろうに。肉弾戦の方が絵的に盛り上がると考えたんでしょうか。ただ、氷の上でサクソンを迎え撃つところ、城壁でサクソンの第一陣を壊滅させたところはワクワクしました。物語が進むにつれクライヴ・オーウェンの渋い魅力も出ていたと思うし、勇敢なキーラ・ナイトレイも印象的だった。1週間後には記憶が薄れていそうではあるけれど、とりあえず見終わった直後は「劇場で観てよかった!」と素直に感じたので7点で。7点(2004-08-02 01:32:01)

8.  秘密の花園(1993) 「秘密の花園」は子供のころ大好きで何度も繰り返し読んだ物語(ちょっとノリは違いますがアニメも欠かさず見てました)。そんな私にとってこの映画のキャスティングは文句のつけようがないし、冬の荒涼とした風景、荒れ果てた庭が春になって美しく彩られていく様はまさにイメージ通り!動物たちも生き生きしていて可愛いです。どうしてこんなに懐いているの?よくこんなショットを撮れたものだ。前半が薄暗く陰気な分、生のエネルギーに満ち溢れたラストは最高です。好きな物語ほど映像化されてしまうとガッカリすることが多いのですが、この映画に関しては「イメージ通りの映画を作ってくれてありがとう!」とスタッフにお礼を言いたい気分になりました。監督も脚本家もこの物語が愛読書だった、というのもうなずけます。「カレンダー・ガールズ」に続いてヨークシャーの大自然にすっかり魅了されてしまった私。というわけでもうすぐ行ってきます!丘の上で走り回って、それから太極拳するぞ。9点(2004-07-31 01:58:46)

9.  めぐりあう時間たち 三人の女優&エド・ハリスの演技とバックに流れるピアノ曲が素晴らしいです。とくに、涙をこらえて努めて明るい声を出すジュリアン、子供を残して車を走らせる何とも言えないジュリアンの表情は演技とは思えないくらい真に迫ってた。しかしどうにもこうにも終始暗すぎて…。不治の病におかされたエド・ハリスはともかく、健康な体と優しい家族に恵まれたジュリアンとニコールは何がそんなに辛いわけ?同性愛だか更年期だかはよく分からないけど、人間は誰しも多かれ少なかれ自分の人生に対する虚無感を抱えて生きているもので、ときにはわけもなく涙することもありつつ、それでも頑張って生きている人が殆どなのに、常に自分ひとりが不幸を背負ってるみたいな顔して生きてる人、逃げたり命を絶ったりする人にはイマイチ共感できません。ニコールはさすがの演技力でしたが私としてはつけっ鼻が逆に気になってしまい逆効果だったような…。「この役をやるには私の美しさが邪魔なのよ!」と言わんばかりの逆整形、ちょっとハナにつくのは私だけ?5点(2004-07-27 13:11:21)

10.  トレインスポッティング 思ったより汚くなくてよかった。…というのがいちばんの感想。全体的に曲もカッコいいしスタイリッシュによくまとまった映画だと思います。でもなんかそれだけなんだよな…。思ったより何も残らない映画でした。あ、あとロバート・カーライルがリトル・ストライカーの哀愁漂う元エースストライカーを演じていたときとは別人みたいでビックリした。キレっぷりがすごい迫力ですね。5点(2004-07-10 14:08:53)(良:1票)

11.  第三の男 《ネタバレ》 この映画をレンタルしたのは、英国映画協会にベスト1作品として選ばれていたのと、↓【なにわ君】さんのレビューが面白くてよけい興味をそそられたから(笑)。期待どおり、まさに「古き良き映画」という感じでした。光と影のコントラスト、アングル、音楽の使い方が秀逸で、モノクロならではの緊迫感がある。オーソン・ウェルズの初登場(暗闇に浮かび上がるところ)&最期の表情、そして哀愁たっぷりのラストシーンはいつまでも心に残ります。最近の映画にはこういう、情感あふれるシーンってないよなあ。最新技術を駆使して大金つぎこんで作った映画ほど、いつまでも人の心に残って語り継がれる名シーンという物が少ないような気がする。こういう映画って貴重。それにしても、正しいことをしたホリーに対して蔑むようなアンナの視線(最後は視線すらくれない)、ほんとうに痛々しい。犠牲者を見れば、どう考えてもハリーが極悪人なのに。…でも、追い詰められるとうまく逃げ切ってほしくなる、言ってることについ納得してしまいそうになる、そんなハリーの魅力をかもし出せるオーソン・ウェルズってやっぱりすごい!ジョセフ・コットンの、どんくさいけど実直なキャラも演技とは思えないほど自然。ワルがモテるのが世の常だけど、できればこういう人が報われる世の中であってほしい。9点(2004-07-04 23:51:55)(良:1票)

12.  リトル・ストライカー 《ネタバレ》 ものすごくエキサイティングな試合を見た後のように気分爽快になれる映画。頭の中をずっと♪We keep get stronger, stronger♪の歌が流れちゃってます(合ってるか知らんけど)。皆さんも書かれているように、単なるスポ根やシンデレラ・ストーリーの類ではなくて、心温まるヒューマンドラマという感じ。先生の過去、魔法の靴の持ち主の正体が明らかになるクライマックスにはかなり感動。おばあさんの最期も衝撃的でした。ほぼ予想通りの絵に描いたようなハッピーエンドなのにこんなに素直に感動できるのは、やはりそこに至るまでにそれぞれのキャラの心情がていねいに描かれているからなんですね。イギリス映画らしい!シティのファンというだけであんなイジメを受けるあたりもイギリスらしい(笑)日本じゃセレッソサポの子供がガンバサポの子供にボコられるとか想像つかないもんなぁ。だからこそゴードンの前でマンUのオファーを蹴るところがまたスカッとしますね☆9点(2004-06-30 23:04:28)(良:2票)

13.  危険な関係(1988) グレン・クローズの、嫉妬や敗北感を隠してあくまで平静を装う様がスゴイ。ジョン・マルコビッチの、顔はカッコ良くないのに(失礼)そこはかとなく漂う色気とか、自分の本当の気持ちが解らなくて今にも狂いそうになる様がスゴイ。最後の最後まで2人の真意がつかめないほどこんがらがった、まったく素直じゃない、駆け引き尽くしの映画でした。ドロドロでエロエロ。この時代の貴族ってよっぽどヒマだったんですね。毎日恋愛ゲームしかやることなくてうらやましい。でも人の心を弄んだり自分の心を偽ったりして幸せになれるわけがないのにねぇ。こういう類の話は嫌いなはずなんですが、いつまでも印象に残っている映画です。これを微笑みの貴公子・ヨン様主演で韓国でリメイクしたらどうなっちゃうんだろう。うわあ、見る気しねー!6点(2004-06-13 03:31:22)(良:1票)

14.  いつか晴れた日に 《ネタバレ》 長いんだけど、長さを感じさせない名作。イギリスの風景はやっぱり美しいし、のどかで淡々とした雰囲気が私は大好き!アラン・リックマンも渋くて素敵だったし、ケイト・ウィンスレットは『タイタニック』の時より演技力(&歌唱力)がいかんなく発揮されている感じがしました。そしてエマ・トンプソン!出演作はこれと『ラブ・アクチュアリー』しか見たことがないのですが、感情を抑えて無理して明るくふるまう演技+たまらなくなって泣き出す演技が秀逸ですね。なんというか、見ているだけでせつなくて苦しい気持ちを共有してしまいます。なのでラストのヒューのセリフには一緒にうれし泣き。ほんとうにヨカッタ…! ただ、ヒュー&エマのカップルはビジュアル的にお似合いじゃない気がする。というかヒューが登場するたびになんだか可笑しくて吹き出してしまいました。整った顔立ちのキャラが多いシリアスなストーリーの中ひとり浮いているのは、きっと襟の詰まったクラシックな衣装があまりに似合わないせい(首が短いのか顔が長いのか)。でも笑えたしいっか!アラン&ケイトも歳の差がありすぎて親子みたいだな。でも大佐の一途な想いが通じて嬉しかったしいっか!8点(2004-06-13 02:32:17)(良:1票) 《改行有》

15.  ブリジット・ジョーンズの日記 初めて見たときは、結局たいした努力もしてないのにタナボタ的にちゃんとした彼氏も仕事の成功も手にしたブリジットむかつく~なんて思ってしまった。唯一良かったのはコリン・ファースの「ありのままの君が好き」というセリフだけ。私も含め一緒に見ていた仲間全員思わずぽへ~っと口を開けてうっとりしてました。でも、2回見るとステキなディテールと真のテーマが見えてきた。ブリジットの友達ナイス!フラれた時に本人以上に怒ってくれる、押しかけて励ましてくれる、上手くいったら心から祝福して見守ってくれる…。こんな友達最高ですよね!それからこの映画は「努力して幸せを手にする」サクセスストーリーではないと思ったほうが良い。ブリジット&ブリジットのおかんを見てわかるように、これは負け犬タイプの女性へのメッセージ。「カッコ良くてノリが良くてその場が楽しいだけの男にダマされちゃダメ。真面目でツマんなくても誠実で将来が見える男性を選べ!」てとこかな。ちなみに、ブリジット母の日本人cruel race発言はたしかに不快です…。2回も言うなー!6点(2004-06-13 01:16:46)

16.  ブラス! 《ネタバレ》 厳しい現実と美しいメロディーのコントラストが泣かせます。映画としてはちょっと重いけど、『炭鉱閉鎖』という改革の犠牲になった人々の悲哀をありのままに描いたらこうなるのでしょう。コンクールでの演奏は本当に素晴らしく、優勝を手にすることができて気分爽快!…と思いきや、最後のスピーチがまた現実的で泣かされる。皆失業中で先行き不安で、きっとこの演奏が最後になるんだろうなぁ、と思うと物凄く哀しいラストなのですが、そこにまた『威風堂々』と皆の笑顔がかぶさって、爽やかなんだけど哀しさ倍増です。8点(2004-06-11 00:58:35)

17.  カレンダー・ガールズ 正直DVD待ってもいいかな~とも思っていたのですが、映画館で見て正解でした!イギリスの風景が息を呑む美しさです。絶景を臨む丘で太極拳をするシーンは思わずため息がでました…。私もこんなところで暮らしたい!そしてカレンダー・ガールズを演じた女優さんたちもみんな個性的で魅力的。ヘレン・ミレンは『ゴスフォード・パーク』のメイド頭を演じたときとはまったく違うキャラで、同一人物とは思えませんでした。ジュリー・ウォルターズも、公衆の面前で緊張のあまり震えて声が出ないシーンなど、あまりにリアルでハラハラさせてくれました。ハリウッド行きのエピソードは私も蛇足だと感じたのですが、実話といわれたらしかたないですね。観た後サワヤカな気持ちになれる映画です。女の友情というのも良いものだなぁ。8点(2004-06-11 00:16:22)

18.  フォー・ウェディング 《ネタバレ》 今まで観たヒュー・グラントの映画はどれもけっこう面白かったので期待して観たらガッカリです。一番の原因はヒロインの魅力のなさ。それがまったく解らないからたった数回会っただけで彼女のことをあんなに想う主人公の気持ちもまったく解らない。主役二人に感情移入できない時点でもう観るのが苦痛。スコットランドの金持ちじい様との婚約は結局金目当てか何かにしか見えないし、婚約者を紹介した直後ににウィリアムとまた寝てるし、アナタが31人目だか32人目だかって言う会話もどうなの。たいがいの男はここで引くんじゃないの?結婚式当日に盛大にフラれるアヒル顔も不憫です。どんなにウィットやユーモアに富んだ小ネタが盛り込まれていようと、風景が美しかろうと、お葬式が感動的であろうと、大筋がこれじゃどうしようもない。3点(2004-06-06 00:56:29)

19.  ラブ・アクチュアリー イギリス映画のスバラシさを教えてくれた貴重な作品です。登場人物が19人もいるのではじめは一瞬とまどいましたが、音楽や画面の切り替えが絶妙なので混乱も違和感もありません。私はラブコメはもともとあまり好きではないのですが、これは最後までダレずに楽しめました。1組のカップルを淡々と追う(しかもたいていラストが読める)一般的なラブコメよりお得感があって断然面白い!個人的には老いぼれロック歌手ビリーと彼のマネージャーによるクリスマスのエピソードでホロリと来てしまいました。恋愛エピソードとしては、コリン・ファース&ポルトガル娘の言葉の通じない恋、親友の花嫁への片思いに苦しむ画家、夫の浮気を知ってコッソリ涙するエマ・トンプソンが印象的。ただ、渡米したとたんモテモテになったブ男君とAVカップルのエピソードだけはどうしても蛇足のように思われるので-2点です。<追記>…と思っていたのですが337さんのレビューを見てちょっと気が変わりました(笑)現状打破のためには、時には信じて突っ走れ!か~。8点(2004-06-06 00:31:42)

20.  リトル・ダンサー 《ネタバレ》 感動させようとする意気込みがミエミエの過剰な演出などない、淡々とした展開や、多くは語らないけれど、しぐさや表情、間のとり方などの演技力で魅せる心情の描写がすばらしい映画です。ビリーのダンスも、言葉をいくら並べ立てるよりもずっと説得力がある。そしてそのダンスに心を打たれた父親が、これまでの自分の生き方を曲げてまで「息子の夢を叶えてやりたい」と願う気持ち、それをあれこれ語らず黙って行動に移す態度が男らしい!先生に対する態度も潔くて、粗野でもなく卑屈でもない。そして去りゆくバスを追いかけて兄がさけぶ一言“I miss you!”と、ラストシーン、父親の感極まったなんともいえない表情でじわ~っときました。全体を通して、言葉が少ないからこそ一つ一つの言葉に重みがある、名作だと思います。10点(2004-06-06 00:12:57)(良:1票)

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