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コメント数 25
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自己紹介 長い間このサイトを参考にしておりました。念願叶い、こうしてコメントを描かせていただけるようになりました。大変嬉しゅうございます。

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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ビューティフル・デイ 《ネタバレ》 死にたいのに死ねない、死にたくなるほど辛いのに助けを求めない、というセルフネグレクトの主人公に近付くことが出来ない。説明が極端に少ないのは狙った演出である。 なぜならPTSDに苦しむ人を、心底理解することは無理だからだ。 苦しみながら自分をごみのように扱う主人公を、近寄りがたい雰囲気を醸し出すこの人を、ただ見ているだけしかできない。 軍人だった経歴があるので公的援助を受けられるのに、あえて拒否しているのは死を望んでいるからに他ならない。 まだ生きているのは母がいるからだ。 虐待をしていた父から自分を護りきれなかったであろうと思われる母は、現在は高齢のため虚弱になり認知機能も衰えたため自立して生活することはできずに支援を必要としている。 主人公にとってそんな母親は安らぎでもあり足手まといでもあるが、この世に自分を繋ぎ止める切れそうな細い糸でもある。 そしてもうひとつ主人公には生きる理由があることに気付く。 HPで主人公は行方不明者を探すエキスパートと書かれているが、寝ていないのにそこら辺はよく分からない。過去の自分が受けた虐待とそれを押し退けた方法で、現在にも対応しているようにしか見えない。もう子供ではないのに、フラッシュバックで何度も悲惨な場面を体験するのだから。 それでも主人公は自分のような目に合っている子供たちを助け出したいのだ。それは、連絡係?の雑貨屋主人の子どもを現場で見たことが許せなかったり、湖から上がってずぶ濡れのままニナを救いに行ったりすることでそれが分かる。 それをするために主人公は死ぬことを先延ばしにしながら生きていた。 反対勢力の相手に喜んで制裁を下していたのではないとわかるのは、追い詰めた相手が死に瀕して主人公の手を握るがそれを振り払おうもせずに寄り添ったところだ。 因果応報。暴力を行う者もまた暴力を受ける。主人公はそれを心底理解していた。 だからニナの行ったことに対して死にたくなるほど動揺する。それは二度と起きてはいけないことであり、自分が阻止しなくてはならなかったことなのだ。 湖のシーンはシェイプオブザウォーターのラストに匹敵するほど印象的であり、その後に起きた一連のことが自分にとって物凄くショックだったようで、何だかわからないが後半ずっと涙が垂れていた。 復習や勧善懲悪とは違う、やることやって早く死にたいという願望だけで生きている主人公が痛々しく、救ったはずのニナに救われて、エンドクレジットの後は是非違う道を歩んでほしいと切実に願った。[映画館(字幕)] 8点(2018-06-06 19:56:49)(良:1票) 《改行有》

2.  ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 社畜VS非正規雇用でした。 レプリカントは機械式だと思っていましたが、バイオ系ですかね? Kのメンタルは普通の人、可愛いペットが癒してくれて正気を保っている。非正規雇用の上セクハラ横行の職場で給料もらうのにいちいち嫌がらせされて。 今回のレプリカントは、産業革命後人間性剥奪されてた労働者のイメージ。原作者は「人間とそれ以外を分けるものは何か」という問いかけをし続けたのですが、Kが異常に殴られ強い以外どこが違うのか分からなくなっている。それに人間じゃなかったからって落ち込むことないよ、K! 人間って身体の問題じゃなくて心の問題だからね。 単なるプログラムであるAIが一番人間ぽいのも皮肉だろうか。それに可愛いお顔がついていれば尚更。踏まれた時は泣けました。 それから、ガフ。 ガフは出て来て当然なんだろうけど、ガフ演った人がその後ギャラクティカでアダマになったことを考えると非常に興味深い。同じ展開だぞこら。 増えないからって誕生日おめでとうからいきなりばっさりって。お金持ちで傲慢な人間が一番怖い。 それにレプリの皆さん。大義のために生きている人間はもう絶滅したと思う。少なくとも地球上からは。[映画館(字幕)] 8点(2017-11-12 22:44:29)《改行有》

3.  エリックを探して 《ネタバレ》 リアルにダメな中年男の再生がファンタジックに描かれてます。 こんなに家の中がごたごたで、こんなに仕事も出来なくて、息子のはっぱを失敬するくらいダメな父を、どうやって生き返らせるんだろう?と疑問が湧くほど、前半はダメっぷりがこれでもかと繰り出されます。 でもこれが見事再生するんだから!なんて素晴らしいストーリーテリング!笑っちゃうくらいの幸福感! エリックを救ってくれてありがとう、ローチ監督。見て良かった。[映画館(字幕)] 10点(2011-01-23 20:49:09)《改行有》

4.  アバター(2009) 《ネタバレ》 みなさん書かれているように、もののけ姫を思い出しました。あとダンス・ウィズ・ウルブスとレジェンドオブウォーリアーと東インド会社(こりゃ映画じゃないか)も。 思ったより話に入り込め(3Dだったから?)、鑑賞中は楽しくキャメロンワールドを堪能しました。ミシェル・ロドリゲスかっこいい。 話がファンタジーで終わったのは仕方ありません。だってアボ●ジニの聖地の下にあるウラン鉱山を狙っている企業とか、居留地でウランを採掘して住民に健康被害があるとか、リアル世界では現在進行形の問題で解決策を誰も知らないから。市場原理主義で地球が滅びないことを願ってやみません。[映画館(字幕)] 9点(2010-01-10 21:26:57)《改行有》

5.  ターミネーター4 《ネタバレ》 映画の製作裏話はあまり重視しておりませんが、ベイルさんがコナーを演るので役を大きくしなくてはいけなかったとか?でしたらその前はもっとマーカスに焦点が当たっていて、より深い人物描写があったのでしょうね。 とはいえ、そんな心理劇をこのシリーズに期待している人がどれほどいるのか。というわけで、マーケティング的にも興行的にもこれで正しかったのでしょう。そういうのはギャラクティカでやってるしね。 現時点でコナーはまだカリスマリーダーではなく、続編が決まっていたから/主人公だからという以外で、人の心臓をもらってまで生きていなくてはいけない理由が分かりませんでした。いっそのことコナーがマーカス風な人造人間になっちゃえば・・・ご都合主義過ぎますか。 「T1」から25年ですかぁ。はぁ。そりゃ年取るわ。でも次もきっと見るでしょう。[映画館(字幕)] 6点(2009-06-07 00:20:13)《改行有》

6.  イースタン・プロミス 《ネタバレ》 久々、鑑賞後に空腹感を感じなかった一本。最後まで見て、ああ~と涙が出ました。 なのでネタバレ書きます。どうぞご注意を。 死んだような故郷を飛び出して外国の大都会へやって来た娘。 流産が原因で家庭を持つことが出来なかった女。 出来れば自分の生まれた国で、自分の家族(もっと言えば有能な息子)が欲しかっただろう父親。 自分の無能さに感付いていながら馬鹿をし続けることしか出来ず、その上好きな人に好きだと言えない男。 そして誰にも本当の自分を見せることが出来ず(全裸で格闘しますが・笑)、身体に刻み込んだ印によって普通の生活には戻れないことを承諾していた男。 主要人物の誰もが本当に必要としているものを手に入れることが出来ず、必死でもがき続けます。特に最後の最後の場面がたまらなかった。 特別共感できた人物もいないのに何故泣いたのかというとそれは、悲しいのではなく切なかったからだと。 ロシアンマフィアの話なのに、ロシア系の役者は起用しなかったようですね。しかしこの迫力、説得力![映画館(字幕)] 9点(2008-06-25 21:46:19)《改行有》

7.  ケリー・ザ・ギャング 《ネタバレ》 レジャーさん追悼で鑑賞。 オーストラリアのイメージとは、どこまでも青い空と広い海に赤い大地、オペラハウスとコアラと甘いお菓子ティムタムだったりします(最近はクジラも?)。しかしこの映画では画面はずっと暗く、能天気さはありません。日本≠スシ・サシミ・ニンジャ・ハラキリと一緒ですね。 ご当地ヒーローを有名なエピソードと共にいかに描くかが、監督と俳優の腕の見せ所なのでしょう。ステレオタイプのイメージではないオーストラリアがとても興味深かったです。これと合わせて「プロポジション」を見ると、他のイギリス連邦諸国には起こらなかった、前々世紀の移民の皆さんの暮らしについて考えることが出来るでしょう。 皆それぞれ良かったけど、レジャーさんの存在は際立っていました。合掌。[DVD(字幕)] 7点(2008-02-02 01:30:04)《改行有》

8.  ミス・ポター 《ネタバレ》 堂々とネタバレ書きますので御注意を。 ミスポターはベイブ、ノーマン・ウォーンはホゲット氏。 未婚の三十路ベイブに20世紀初頭の階級社会での未来は無いと思われておりましたが、前向きでひたむきでチャーミングな編集者ホゲットさんの協力を得、見事ベイブは作家になるという夢を実現し、100年後である現在でもベストセラーをたたき出しています。 ホゲットさん退場後も別の協力者(ミセスホゲット)と共に、知恵と勇気と財力で村の仲間たちを救います。100年経っても変わらない環境保護の先駆者として、その名は湖水地方に君臨し続けています。 ってほんとベイブと似てるなぁ。この監督好きです。こんなひねくれた見方をしなくても充分面白いです。[映画館(字幕)] 8点(2007-09-25 22:55:22)(良:1票) 《改行有》

9.  エラゴン/遺志を継ぐ者 《ネタバレ》 1年くらい前?からチラシを見かけ、4ヶ月位前に予告を見、2ヶ月前に原作を読み、じわじわ自分の中で盛り上がってきてようやく本編を見られると思ったら、あっちゅー間に観終わった。 原作で「わしは・・・・じゃ!」口調のブロム役がどうにもこうにも格好良いアイアンズさんでどきどきわくわくしつつも、人間だかそうでないのか良く分からない容貌のダーザ役はカーライルさんの力で原作より見せ場も多く長生きしてたし、シロウトさんらしい主人公も青臭く若いのがとっても良かったのに、なんだか長い長い予告編を見たという印象。 原作を読んでいて「これをティーンエイジャーが書いたんだ!」という驚きが映画には感じられず、どこを取っても何かを思い出させる展開とヴィジュアルっていうのが惜しい。 エルフって説明が無ければ人間にしか見えんとか、あの名優が何もドワーフにならなくてもいいじゃん(しかも殆どセリフ無し)とか、惜しい。 年取ったのかなぁ、惜しい。 それとも期待し過ぎ?[映画館(字幕)] 5点(2006-12-25 19:21:01)《改行有》

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