みんなのシネマレビュー |
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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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2. フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 キューブリックは、見る者に強烈な印象を残す映画を作る天才なのだなと改めて認識した。 前半に登場するハートマン教官は言わずもがなの存在感。個人的にはユーモアを感じたし、面白かった。お気に入りのキャラクターになった。 前半はハートマンとほほえみデブなどのやり取り、テンポの良い訓練の模様やキューブリック得意の映像美で観客を飽きさせない。さらに、素人が海兵隊員になるまでの様子を見ることで、戦争映画にしては珍しく、登場人物の兵士への親近感を感じることができる。 中盤に舞台はベトナムへ移るが、個人的にはベトナムに切り替わるときの娼婦の後姿から始まるショットが好きだった。音楽もセンスが良い。 後半は戦場がメインだが、戦争映画にありがちな感動させようという演出も特になく、最終的に感じるものは、見る人によってかなり違うのではないかと思う。 私はこの映画の、押し付けがましくないのに、ずっと忘れないであろう鮮烈な印象を与えるところが良いなと感じた。[DVD(字幕)] 9点(2008-08-10 17:57:22)《改行有》 3. 時計じかけのオレンジ 1回見ただけでは意味不明で終わりかねないが、何度も見るうちに、その中毒性にハマってしまった。何度見てもおもしろい。このぶっ飛んでいる感じと中毒性は他にはないものだと思う。[DVD(字幕)] 9点(2008-04-14 17:17:39) 4. ユナイテッド93 《ネタバレ》 あの事件当時、自分は中学生で、まだまだ子供で何も分からなかった。何が起こったのかよく分からず、ただとんでもないことが起こったとしか思えなかった。しかし、あれから6年たって、自分も成長し、テロについても何となく知識を得て、この映画を見ることができて良かったと思う。 普段テロのニュースだけ見ていると、やはり平和な日本に住んでいる自分には、他人事としか思えない面があると思う。本当に客観的立場からしか見ることができず、あの飛行機に多くの人間が乗っているだとか、テロリストも生身の人間だとかいうことは、想像しにくいと思う。しかし、この映画を鑑賞することで、テロに対して現実味を感じることができた。この映画は被害を受けた側の国の人間たちが製作しているので、やはりテロリストたちはただの悪党としてしか描かれない。しかし、彼らにもあのような行動をとった理由が、少なからずあるはずだ。といっても、テロはやはり悪いことだけれど。 そういった背景を調べてみたいと思わせてくれたことも、この映画のいいところなのではないかと思う。この映画を鵜呑みにして、これが全てだと思うのではなく、この映画をきかっけに事件について考える意味で見てほしい作品だと思う。[DVD(字幕)] 7点(2007-08-18 22:16:01)《改行有》 5. ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 久々の続編ということで、大して期待せずに観に行ったのですが、意外と楽しめました。ド派手なアクションシーンがもりだくさんだったので、始終退屈させられることなく観賞できました。脇役では中盤でいなくなるマギーQはいい味出してたと思います。すごくタフな悪役だったので印象に残っています。ターミネーター並です。 ただ、もうイイ年のブルース・ウィリスが体を張って戦っているシーンは、見ていてなかなか痛々しかったです・・・。[映画館(字幕)] 6点(2007-08-01 22:35:58)《改行有》 6. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 映像は迫力があるので、映画館で見る娯楽映画としての価値はあると思います。ストーリーは、原作を読んでいるので何とか理解できましたが、そうでない人にとっては難しいストーリー展開だと思います。原作未読で、映画の前作も見ていなかった連れは珍しく映画の途中で寝ており、登場人物の人間関係が全然分からなかったようでした・・・。ハリー・ポッターファンの為の映画のように感じました。 [映画館(字幕)] 5点(2007-08-01 22:20:46)《改行有》
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