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プロフィール |
コメント数 |
3 |
性別 |
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自己紹介 |
三國連太郎氏、寺島進氏、石橋凌氏、等クセの強い個性的な役者が好み。本職はデザイナー。演劇関係の裏方職も少々(笑) 基本、5点以下の作品レヴューはしない予定。低評価の他レヴュー作品にもマイペースを保つ主義。アシカラズ(笑) |
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1. BROTHER
《ネタバレ》 ある意味、北野監督の頂点ともいえるハードボイルド極み作品。
この世界をあざとさギリギリのカッコヨサで描き切る姿勢はすごい(笑) 男の美学そのもの。
映像はシンプル且つアングルセンスが光る。いつもながら、光と影のコントラストの使い方がニクイ。
武映画初の加藤、石橋の参加も嬉しい。ふたりとも文句なくカッコイイ。お馴染み寺島は今回最高に美味しい役どころ(笑)
この展開には度肝を抜かれた! 何度かある"日本独自の儀式"は少々食傷気味。海外進出を意識してのサーヴィスか?!
ストーリーの主軸となるケン役真木とデニー役エップスの演技力がいまひとつだったのが惜しまれる。[DVD(字幕)] 8点(2010-11-02 00:39:03)《改行有》
2. エディット・ピアフ~愛の讃歌~
迫真迫る演技と、ピアフソックリの特殊メイクに脱帽。各賞受賞に、誰もが納得の文句ナシ作品。
コティヤールの女優魂が、ピアフの激しい生き様に重なるかのような錯覚さえ覚えます。
ドキュメンタリータッチの手法で、過去と現在が交差する構成は、少々戸惑いますが二度目には
把握可能な範囲に収まっている。数々の名曲が随所に、効果的に、散りばめられ堪能できます。
恋人マルセルの事故死を知らされるシーンはあまりにも悲痛で、胸が締め付けられます。
ピアフのエキセントリックな人物像を、コティヤールのコケティッシュな魅力でうまくカヴァーして
波乱万丈でありながら美しい伝記映像として成功しています。[DVD(字幕)] 9点(2010-11-02 00:04:26)《改行有》
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