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プロフィール
コメント数 312
性別 男性
自己紹介 直接的に「内容」に向かうのではなく、「スクリーンへの現れ方」を語る言葉(技法論的な言葉)をなんとかめざしたい。

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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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1.  ゴーストライター 《ネタバレ》 一番身近なところに敵が居る、というミステリーの基本はやはり欠かせない、効果的だ。主人公がネット検索で重大な機密を知るとは脚本甘目かも。とはいえ、味方がほぼ見つからない分厚い現実の壁というものを構築した佳品。CIAからの逃げ道(外部)というものはないのだ。国家が相手のたたかいはあのフィルム・ノワール『キッスで殺せ』のごとくゼッタイ無力。[DVD(字幕)] 7点(2025-05-22 22:38:38)★《更新》★

2.  情事の終り 《ネタバレ》 この映画は何かしら謝罪しているという面と、開き直っている面の二面性があるように思う。何に謝罪?そりゃもちろん赤狩りで仲間を売ったこと。それもあってか、このヒロインはもはや絶対夫を裏切ってはならないのである。開き直っている面というのは、個人的な神という設定である。個人的な神の問題に逃げ込んでしまえば、もうそこは聖域なのだ。[ビデオ(字幕)] 6点(2025-05-14 22:18:59)

3.  さざなみ 《ネタバレ》 日常的な平凡な些細な事柄が、深掘りするとこんな深刻な話になる。深掘りの技法こそがだから大切なのだ。昨今の映画のように、特別に突飛な「無い話」に依存したり、筋や人物の交差を殊更に複雑にしたりすることよりも。[DVD(字幕)] 7点(2025-04-23 12:20:33)

4.  ブルックリン 《ネタバレ》 ヒロインからすればぜんぜん「ハッピー」エンドではないのを、さりげなく見せているのであって、これがリアルということなのである。一途の恋であったはずのものも、諸事情の影響を受けてブレずにはいないのである。恋愛至上主義・原理主義(?)からの抗議の声をさりげなく受け止める覚悟はできている映画だ(笑)。[DVD(字幕)] 7点(2025-04-14 22:23:15)

5.  フューリー(2014) 《ネタバレ》 戦争嫌いなインテリ(観客のことでもある)を戦争に無理矢理引き入れるという構図。まだこんな反ナチが大義名分の映画作っているのだな。[DVD(字幕)] 4点(2016-04-03 09:57:11)

6.  召使 《ネタバレ》 主と奴。奴であった者にカメラが貼り付いていたのに、主と奴の逆転とともにカメラの同情も逆転して、主であった者に向かったりする。英国階級社会を諷刺したとかもあるのだろうが、揺れる観客の視点こそが映画的モンダイ。[ビデオ(字幕)] 7点(2015-10-26 20:05:19)

7.  マンクスマン 《ネタバレ》 美しい!ほんとうに美しい。ヒッチコックが修行したドイツ時代が生き残っているが、ドイツ表現主義がここでは垢抜けた大変洗練されたものになっている。三角関係ものの名作群たとえば『生活の設計』(ルビッチ)『青い青い海』(バルネット) 『和製喧嘩友達』(小津)『花とアリス』(岩井俊二)などに加えたい秀作。[DVD(字幕)] 9点(2015-01-27 23:23:45)

8.  汚れなき情事 《ネタバレ》 綺麗な映画だが、妙にイライラさせるいじめが邪魔である(いじめを行うための強い視線と追いかけが目障りだが、そんなレヴェルで終わってほしくはなかった)。教師も含めた少女たちの鏡像関係(想像界)の閉域を象徴界へと突破すべく「父を待つ」という台詞(いじめの標的となる少女の)は印象的だ。が、内容的に高まることはなかった。「父」は来るべきだった。[DVD(字幕)] 5点(2014-03-03 22:29:35)

9.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 映画編集が通常こだわっている左右の恒常性などの位置関係の安定性が、当然ながら、いっさい宙吊り(宇宙吊り?)になるのが手に汗握る感じである。地上に戻れて(映画館の外に出られて)うれしいという感じであった。 [映画館(字幕)] 5点(2014-02-28 23:11:37)《改行有》

10.  ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》 3D用に『列車の到着』のあの観客席驚愕伝説を持って来た。3Dは何も新しくないこと(映画の歴史のはじまりのまま)の証明のようなものだ。さて本題のメリエス。メリエス作品が手回しで映写されるという設定だが映像はチョコマカしている、つまり手回しではなく、のちの1秒24コマのスピードである(これはどうかなぁ)。まあしかしメリエスのガラスのセットは良い、あれは本当に良い。 [ビデオ(字幕)] 5点(2014-01-30 20:25:20)《改行有》

11.  ファーゴ 《ネタバレ》 物象化を扱う名画の一例として『ファーゴ』はほんとうに怖い(誘拐請負人を斡旋した同僚が計画変更の不可を冷淡に告げるのは、物象化、つまり人間関係が行方不明であること、のほんの一例)。拝金的なうわついた生き方では容易に生活を失うという、これは警告の映画とすら思える。婦人警官夫妻の「人間的な」関係を挟み込む意図がちょっと甘いかもと思わせるが、物象化を浮き彫りにするためのものか。 [DVD(字幕)] 9点(2013-05-05 13:09:51)《改行有》

12.  未来世紀ブラジル 《ネタバレ》 「出世を望まない若者たちが増えている」という。『未来世紀ブラジル』は、主人公が出世を願うかどうかが分岐点になっていて、出世コースに足を踏み入れるや冷たい競争関係など圧倒的に物象化された世界で迷子状態となる。諧謔のセンスが不条理の深刻さに厚みをもたらすのも、カフカ的なテイストだ。[映画館(字幕)] 9点(2013-04-28 06:34:44)

13.  華氏451 《ネタバレ》 ナチのような「消防隊」が本を襲いまさにナチの焚書そのものであるが、ヒトラーの本『我が闘争』も焼かれるのはアイロニカルである。双方向の巨大モニターが各家庭にあり、「コンピュートピア」の息苦しさを先取りしているのは、いい。ただし要するに問題は、概念的な思考をするしないであって、現今のコンピューター・ネットワーク社会がべつに概念的な思考を禁じているわけではない(デジタル書籍もあるわけで)。要するに紙媒体が不要にされていくという現今の傾向と重なるだけだ。 [DVD(字幕)] 6点(2013-03-03 10:40:00)《改行有》

14.  できごと 《ネタバレ》 緑青い画面が、しっとりと、ジェラシーの顛末を包む。とにかくしっとりと。こういう「負け組の内面性」が万人受けするとすれば、万人が負け組の心情に通じる? [ビデオ(字幕)] 8点(2012-11-05 20:42:30)《改行有》

15.  舞台恐怖症 《ネタバレ》 偽のフラッシュバック映像に真なるフラッシュバック映像が対置されてもいいではないかとも思えるが、それはない。前者のみがある。ベタになるからだろうか、この理由は深そうである。とにかく毎回大実験のヒッチコック工房だ。二兎を追うヒロイン自体が「宙吊り」のなかに居る、そういうサスペンス。 [DVD(字幕)] 8点(2012-10-13 11:23:46)《改行有》

16.  僕と彼女とオーソン・ウェルズ 《ネタバレ》 「彼女」を加える邦題が微妙にひどい。さてオーソン・ウェルズという人物の「感じ」はよく伝わってくる。彼はこの映画で描かれたような強引な感じのままに映画界に進出したのであろうし、その「強引な感じ」による「革命的な」映画手法が長回しだったわけだ。 [DVD(字幕)] 5点(2012-10-08 12:38:08)(良:1票) 《改行有》

17.  ノーウェア・ボーイ/ひとりぼっちのあいつ 《ネタバレ》 前知識なく見て、ジョン・レノンのことであると分かってからは、入り込んでしまう。「初期」というのものの良さが出ているが、もっと刺激的であってもよい。これでは、残っている断片ドキュメタリーフィルムの溌剌たる「感じ」に勝てない。左利きのポールの登場はほんとうに「別の半分」を構成する凄みがあっただろう。行くところがない(これが標題だ)のにどこへ行くのだと聞かれたジョンが、「ポールのところ」、ここが素晴らしい。だからこそ、のちに、ポールの呼びかけたる『トゥ・オブ・アス』や『ゲット・バック』があるわけだ。[DVD(字幕)] 5点(2012-09-24 12:33:53)

18.  麦の穂をゆらす風 《ネタバレ》 なんだか殺し合いばかりだ。大義名分で人を殺しても、殺すあり方がもう間違っているので、要するに、殺しちゃだめだってこと、どんなに立派な理由があるかのようでも。ともかくアイルランドと英国のことを調べようという気にはならせる映画。[DVD(字幕)] 5点(2012-09-13 22:32:22)

19.  わたしを離さないで 《ネタバレ》 クローン人間製造やら臓器移植やら、設定が嫌な感じの「ないハナシ」系の映画で、形式面に触れる気さえしない。こんな映画さえも臓器移植の正当化につながるのだろうか。[DVD(字幕)] 1点(2012-07-25 23:37:32)

20.  素肌の涙 《ネタバレ》 性的虐待を行う父は二重人格のなかに罪意識を隠していたことがやがて判明し、被害者たる娘の主体性は隠れてしまっており、この犯罪を追及する弟の探偵的な自律性もなんともひ弱である。各人の主体性のこのような隠然たるありようは、あくまで暗く美しい画面とともに、たいへん映画向きなのである(演劇的ではないという意味で)。 [DVD(字幕)] 5点(2012-05-05 23:35:33)《改行有》

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