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1. スラムドッグ$ミリオネア
公開当初は劇場で、最近DVDを購入して再度鑑賞。熱気の帯びた空気感の演出や配色、スピーディーなカメラワークなどダニー・ボイルらしい映像センスも垣間見られるが、やはりストーリーが素晴らしい。ラストもわざとらしくなく、じわりと感動できる。センスの賜。近年では文句なしの作品。[映画館(字幕)] 8点(2011-07-19 19:26:27)
2. カプリコン・1
《ネタバレ》 実際にあったかも。と思わせるくらいリアリティあるサスペンス。後半の逃亡劇になると(あくまで今見ると、ですが)若干古くさく、少し緊迫感が薄れてしまいます。もう少し前半のトーンのまま進行してくれれば最高でした。今見ても十分楽しめる作品です。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-05 12:01:36)
3. フォーリング・ダウン
ふとしたきっかけで人は狂っていく。たとえそれが端から見ればどうってこともないものでも。いわゆる「キレる」原因というの当事者にしか分からない。テーマ的に非常に好きな作品。自分がそこまで行動に起こせるか、というのば別にして非常に共感できてしまう映画でした。なんとなく今のご時世、TV放送には向かないような気もします。この時代のシューマッカーの作品は社会派っぽいものが多くてよいです。構成に演出過多な部分は多いですが、映画ってこんなものだと思います。映画全体から様々な種類の「熱」を感じます。マイケル・ダグラスの演技もさすが!としか言いようがありません。J・N・ハワードの落ち着いた音楽も印象的。終わり方もベタといえばベタですが、とても切なく、悲しくなってしまいました。おすすめできる映画です。[DVD(字幕)] 7点(2011-07-04 10:13:30)
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