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プロフィール |
コメント数 |
63 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
良いと思える映画につき、多くの人に関心を持ってもらえるようなレビューを投稿していきたい。ある時期から、「けなすことは安易である」と考え、印象が悪い映画はできるだけ投稿しないようにしている。感想の言語化が難しい映画も投稿していないので、投稿しない映画イコール低レベル、というわけではない。 最近はブログに映画評を少し書くようになり、こちらへの書込みが減っている。 |
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1. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 なぜミュージカルにする必要があったのか? と首をひねりながら観ていたが、終盤でその意義を見出した。死刑執行のシーンというのは、「デッド・マン・ウォーキング」の例を引くまでもなく、陰鬱なものになりがちであるのだが、本作品では監房から死刑台に至るまでの経過が明るくミュージカル化されているため、(監督がそれを意図したかどうかはともかく)陰鬱さが緩和されているのだ。これならば新しい発想といえる。この部分をメインにした45分くらいの映画であったならば、高得点を付けられた(かもしれない)。しかし、そんな短編映画では目に触れる機会もなかっただろう。全体的に評価しようとすると、ミュージカル部分が「面白い」「画期的」と思えるほど突き抜けたものではないし、まったく救いようの無いラストというわけでもないなど、中途半端な印象が残る。6点(2004-08-27 11:14:04)
2. キャラクター/孤独な人の肖像
陰影と光陽のある映像作りには感心しました。個々のエピソードもおもしろい。ただ、いかんせん主人公やその両親等の行動の動機が理解しがたい部分がありました。そのため、いま一つ物語世界に没入できず。執行官って、えげつないほど厳しい執行をするもんだと学んだ映画でもあります。6点(2003-04-30 15:24:45)
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