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プロフィール
コメント数 496
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 皆様のレビュー、いつも参考にさせていただいております。私のレビューも参考になれば幸いです。

2012年以降忙しくなったので、レビューを一言にしています(上半期分は6月末にまとめて投稿)。参考にしにくいかもしれませんが、あしからずご了承ください。採点基準は以前と同様です。

私の連絡先はこちら⇒えむいーあーる75jp[あっとまーく]yahoo.co.jp

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【製作国 : オランダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  パラダイス・ナウ パレスチナの自爆テロのニュースを見るたびに、なぜなぜと思い続けていたが、この映画を観て少し分かったが気がした。あくまでも分かった気がするだけで実際は違うのかもしれないが、実行犯の彼らの気持ちに共感できた。 あっさりと自爆テロに協力しようとする彼らの気持ちが理解できないという意見もあるが、私は比較的すんなり理解できた。彼らはあらゆる未来を閉ざされている。特にサイードは物事を考える能力に恵まれているのに、大学などは夢物語で自動車の修理工しか職が無い。イスラエルに膝を屈して就労ビザを取ってもたいした職につけないのは目に見えている。自分の能力を生かせないのは本当につらいことだ。「やってられない」という思いが強いだろう。まして、彼は父親がイスラエルに対する協力者とみなされ処刑されている。汚辱を晴らすためにも実行犯に応募するのは無理が無い。 インテリ役の女性(スーハ)を登場させたのも効果的だった。イスラエルによる占領という軍事的暴力に自爆テロという暴力で対応することの不毛を説く彼女の主張は分からないでもないが、対立の現場であるヨルダン川西岸地区(ナブルス)で生まれ育ってきたサイードたちには通じないのは自明のことだ。いわゆる「暴力の連鎖」。その哀しさを盛り込むことで、ストーリーはぐっと深みを増した。 実際にテロを実行するに当たって、ハーレドやサイードの心の動きの過程が分かりにくいのが難点だが、作られた価値は十分にある。もっとこういう映画が日本にも入ってきて欲しいと思う。DVD特典映像の監督インタビューも一見の価値あり。[DVD(字幕)] 6点(2011-09-26 00:42:55)《改行有》

2.  トウキョウソナタ 《ネタバレ》 一人ひとりが秘密を抱える家族がゆっくりとバラバラになっていく過程を丁寧に描いた作品。という次元に止まっていれば、もっと面白い映画になったと思うのだが、強盗事件以降の終盤がかなり全体を台無しにした感もある。 それまでは、キャストの好演もあってなかなか面白かった。ユーモラスなシーンを挟みながらも少しずつ狂っていく家族の様子はリアルで怖かった。家族全員で夕飯を囲むなんて、本当は微笑ましい光景であるはずなのに、それが全然楽しくないように見えるところなどは、思わず意地悪な笑いをしてしまった。黒須の携帯電話のくだりと黒須家を訪問するシーンも印象深い。また、小泉今日子さんの演技は今まであまり観たことがなかったのだが、優しく、時に威厳のある母親の雰囲気をとてもよく出せていたと思う。正直、「お父さん」がしょぼすぎて、長男の台詞じゃないけど離婚すればいいのにとも感じた。香川照之さんのそのしょぼさを出す演技も良かった。威厳を示そうと思って理不尽なことを言うから更に威厳は失墜するのだ。 それが、強盗が入るシーン以降、一気に面白くなくなる。一人ひとりが一旦「家出」をして戻ってきて「家族」を再構成するというのは面白いストーリーだが、お母さんの場合、強盗に頼る必要は無かった。もっと他の「家出」の方法もあったはずだ。自発的な家出でも良かった。映画の進行上、強盗が入る必要性が無い。更に言うと、お父さんが交通事故に遭う必要性も次男が天才児である必要も無い(いくらなんでもあんなに短期間で「月の光」マスターは不自然)。途中まではリアリティ溢れる展開だっただけに理解に苦しむ。8点ペースだったが、ラストで2点引いて6点としたい。 それにしても、日本の映画に出てくる「お父さん」ってこういうキャラが多いけど、未だにこんなに父権主義的な家庭があるのかね?僕も父親には結構叩かれたけど、ピアノをこっそり習ったから殴るとか意見を枉げないくせに議論を尽くせと言うとか、こういう理不尽なことで叩かれたことは無かったなあ。本当におっさんという生き物はしょうも無い連中だと思っているおっさん予備軍です。 最後に疑問点が1点。なぜタニタが協力を了承したのか?解せません(笑)[DVD(邦画)] 6点(2010-07-25 18:03:46)《改行有》

3.  ブラックブック 《ネタバレ》 大傑作「スターシップトゥルーパーズ」で出会って以来、気になっていたバーホーベン監督。今回は、SF系ではなくて、歴史ドラマだそうで、でもどうせありがちなホロコースト映画にはならないんだろうなと期待して観ました。 結果は、「満足」の一言。SFのぶっ飛んだ感じはないが、映画のつくりとしてかっちり出来上がっていて、なおかつ監督のエログロ的要素も垣間見えるあたりのバランス感は絶妙です。「いい『映画』を観たなあ」と満足感に浸れる点は、作風はぜんぜん違うけれど、イーストウッド監督作品の感想とも共通します。バーホーベン監督の底力が見えた気がします。[映画館(字幕)] 8点(2007-05-06 22:55:25)《改行有》

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