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【製作国 : オランダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. マインドハンター 《ネタバレ》 なかなかどうして釘付けでした。ヴァルキルマー、スレーターという元A級を早々と撤退させ、残りの地味なメンツでこれだけ作り上げるとはさすがレニーハーリンです。まず個々のキャラ付けがしっかりしていますね。もっともこれは一番重要な要素であるからして、ここがダメだと全て×になっちゃうわけですが。そして一人だけ目立つという事がない。これは地味なメンツならではです。自らをあの場所に置く事での緊張感、犯人探しや先読み。この二通りの楽しみ方があり、一度に二度おいしい作りになっています。また、ハムナプトラ以外で初めて見るパトリシア・ヴェラスケスの姿や、LLクールJのSASUKEなど本筋の話以外の楽しみもあった。突っ込みどころはあるにはあるが、B級としては良作。[地上波(吹替)] 7点(2009-03-17 18:05:57) 2. サイレントナイト(2006) 音声に「音楽と効果音」を追加して欲しい映画。[DVD(字幕)] 3点(2008-10-14 20:28:34) 3. アンナとロッテ 《ネタバレ》 こういった題材はどうしても重くなりがちですが、テンポがいいのでそんなに重くなく、時間も気にならない。双子の姉妹の生活や性格の対比はうまく描かれていたと思う。妹があの年になるまで成長していないのが現実感ないのと、ラストの無理矢理な感じがマイナス面。ダイアン・レインとマデリーン・ストーをミックスしたナディヤ・ウールに惚れた。[DVD(字幕)] 6点(2008-08-19 18:52:44) 4. グッド・ガール 《ネタバレ》 平均低いですが自分はこれ結構好き。この映画を覆っているむなしい空気がすごくリアルで、逆に愛おしい。大半の人間は少なからずこの空気を持っているはず。また不倫に至る過程や、その後の二人の関係のこじれ方など、これまたリアル。欲を言えばホールデンの小説をうまく利用すれば、深みのあるストーリーになったと思う。結局何一つ解決せずに終わるが、ラストの彼女の表情が以前のそれと比べて、少し変わった事が唯一の救い。要は気持ちの持ち様って事かな。主役二人に店員達、夫の同僚等キャストもかなり良かった。[DVD(字幕)] 8点(2008-08-02 17:03:55)
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