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プロフィール |
コメント数 |
307 |
性別 |
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自己紹介 |
基本的に評価は甘め。 9点は映画としてほぼ文句の付けようの無い映画。 そして10点は多少アラが有ろうと個人的なツボに入り、人生に影響を与えた程の映画。 0点の映画は逆に怒りを通り越し尊敬の念さえ覚える映画。 |
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1. 奇跡の海
エミリーワトソンの演技がとにかく圧巻。映画初出演と後で知ってさらに驚いた。純真無垢で危うい主役の感情を完璧に演じていたと思う。
彼女の演技の素晴らしさのために、視聴者側は映画の早い段階から、彼女に感情移入出来る。
手持ちカメラのブレ映像は、独特な雰囲気を作り出すには一役買っていると思うが、私には少々わざとらしく、やりすぎな感じがした。
この監督のやり方はとにかくどギツい。やり過ぎなぐらい悲劇を強調され、嫌悪感を覚えずにはいられないが、それこそこの監督の魅力であり、他の監督の作品では中々体験できないくらいに、感情を大きく揺さぶられ、考えさせられる。
好き嫌い、賛否あって当然。
たとえ嫌いだとしても、映画観賞後には重いものを背負わされ、
純粋とは美徳か・・・幸福とは・・・・保守的で排他的な信者にとっての神と、ベスが一心に信じる彼女の心に宿っているともいえる神についてなど、多くの事を考えさせられる。[DVD(字幕)] 7点(2009-07-07 06:24:36)(良:1票) 《改行有》
2. ダンサー・イン・ザ・ダーク
確かにストーリーはありきたりなド悲劇で、全く共感出来ない。
ではなぜ8点か。
ビョークの演技と歌・音楽があまりに素晴らしかったから。
そしてカメラワークなどの演出全てが彼女をさらに引き立てている。
僕は特別ビョークのファンではない。
しかしこの映画で使われているミュージカルシーンは、音楽と映像の融合性が高く、
感性に迫るものがあった。
ビョーク以外にセルマを演じられる俳優はいないだろう。
[DVD(字幕)] 7点(2009-02-23 06:39:09)《改行有》
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