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【製作国 : オランダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 武器人間 《ネタバレ》 タイトルからすごくふざけた映画だと思っていたのですが、超真面目。 いや、ふざけた映画ではあるんですが、超真剣にふざけているという感じ。 最初の30分くらいは武器人間出てこないんですけどね。どーでもいい仲違いを見せられるだけ。少々かったるい。でも何か出てきそうな不安感は常にある。なにせ戦時中で敵地。いつ何が出てきてもおかしくはない緊張感があります。 突然でてくる謎の生物。なんだこいつは、人間なのか?尋問しようとする隊長がいきなりやられちゃうのはお約束。 隊長が離脱したことで、さらに隊はバラバラに。いがみあい、対立しあい、パニックに。そこに武器人間投入。 思っていたよりオーソドックスなストーリー展開かも。毛並みは違いますが、どんどんエスカレートしていく感じはグレイヴ・エンカウンターズに似ているか? そして武器人間の質感がリアルでまた良い。レパートリーも豊富。手が武器になっているものが多いけど、頭がトラバサミやプロペラになっちゃっているものも。銃器じゃないっていうのが、また良いですね。よくわかっていらっしゃる。ホラーはやっぱり刃物と鈍器。 途中から仲間に見放され、ディミひとりに。こっからは完全にお化け屋敷アトラクション。なんかのアーケードゲームのデモを見せられているよう。臨場感あって、私は好きですけどね。これには賛否ありそう。 仲間たちも、途中で遭遇する看護師や敵の兵士や少年なんかも、あっという間にやられちゃう。はっきり映像で見せられたわけではないですが、おそらくやられちゃったのでしょう。 武器人間にやられちゃうところを映像で見せてくれない。音と雰囲気で察しろって感じ。 それがあんまり多くて、状況の全体像がつかみづらいのがやや不満ですかね。 まあ、どんな撮影方式も一長一短ってことなんでしょう。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-07 03:28:33)《改行有》 2. ポール・ヴァーホーヴェン/トリック 《ネタバレ》 メレルが最高。いろんな意味で。 冒頭30分がメイキングという斬新な構成。本編50分も、一般公募の脚本を4分ずつつなぎ合わせたというのだからこれも驚き。 とは言え、集まってきた脚本の中から、良いプロット、良い台詞、良いアイデアを抜き出してプロが編集しているみたいです。だから本編は思っていたよりきれいにまとまった普通のドラマに仕上がっています。 普通のドラマと言いましたが、かなり面白いです。 次が次がと気になる展開。メレルはもちろん、登場人物たちはみな個性があって良い感じ。 会社はどうなっちゃうのか。家庭はどうなっちゃうのか。どちらも気になります。 結果、主人公レムコの元愛人ナジャと組んでレムコに会社を売却させようとしたウィムには天罰が。 そして女癖の悪いレムコも、メレルから捨てられ妻からは手痛い一撃をくらうラスト。 裏でコソコソ悪いことしていたレムコやウィムが痛い目みるのがなんかよい。 会社も手放さずにすんで良かったです。 メイキングに興味のない方は冒頭30分はとばしても良いかもしれませんね。[DVD(字幕)] 7点(2023-04-02 18:53:53)(良:1票) 《改行有》 3. トゥームレイダー2 《ネタバレ》 1より面白い。1よりスピーディ。1よりドラマチック。1より緊迫感がある。何より1よりアクションが多い。 すべてにおいて、1より少しずつパワーアップしています。 続編としては◎です。 1より見所も多いですね。 特にお気に入りのポイントは2つ。『バイクレース』と、ラストの『クリーチャーとのバトル』。 ここはどちらもA級レベルのクオリティで、素晴らしい完成度。 バイクレースの臨場感、スピード感は最高。迫力満点。でこぼこ道ならではの興奮が味わえます。 そしてラストのクリーチャー。今まで人間同士のバトルがメインだったのに、ここにきて突然のホラーテイスト。意表をつかれながらも、『嬉しい想定外』で、凄く良いです。クリーチャーのアクション、クリエイティブかつエキサイティングで最高ですね。 憎たらしい敵の部隊が、瞬く間に一網打尽にされていく様子は、爽快ですらあります。 視覚効果で楽しむ映画で、ストーリーなんて最初から期待していませんが、今作はストーリーも何気に良かったのでは?少なくとも前作よりかは面白いと思います。 特に、何を企んでいるのかわからないテリー・シェリダンの存在が、絶妙な緊張感を作るのに一役かっています。 少しずつヒントを集め、小さなバトルを繰り返して謎を解いていくプロセスは、ゲームっぽくて非常に楽しい。 オリジナルのゲームは知りませんが、駄作が多いゲームの映画化としては、間違いなく成功している作品だと思います。 また、酷評されることが多いヤン・デ・ボン作品群ですが、どれも個人的には好きなのばかり。『スピード2』ですら結構好きなんですよね。この監督さんとはとても相性が良いみたいです。[DVD(字幕)] 7点(2016-06-05 02:34:06)(良:1票) 《改行有》 4. トムとトーマス 《ネタバレ》 『まったりとしたロードムービー』を、何故か勝手にイメージしていました。 実際はスリリングかつサスペンスフルなストーリー。予想をはるかに超える面白さ。目立った粗もほとんどありません。 子供が主役とは思えないくらい危険な展開に、ハラハラしっぱなしです。まさか飛行機が飛び立つとは夢にも思いません。 一人二役をやったアーロン・テイラー・ジョンソン君。初めて拝見しますが、とても魅力のある子役です。 父親、パイロットの女性も大変良いです。更には、学校の先生、お金を貸してくれた画商、見逃してくれた警備員など、脇役の人たちも皆良い人。そして誰も彼もが演技が上手です。 その一方で、院長を中心とした悪党3人組がとことん危険で悪い奴っていうのも、善悪の区別がはっきりついてわかりやすいですね。 大衆向けのエンターテイメントであれば、これくらいがわかりやすいっす。 児童福祉課の女性職員の元に届いた、施設行方不明者の写真。そこにあったトーマスの写真。しかし記された名前は『トム』。この辺りの盛り上げ方が、本当にうまいですよねー。背筋がぞくぞくします。 まあ唯一注文をつけるとしたら、『トム』と『トーマス』に周囲の人間が気付くのが本当にラストになってからなので、周囲の人間のリアクションを楽しむ機会がほとんど無いということ。 それに、二人がアクセの片割れを証拠にすることにこだわっていましたが、あれだけクリソツだったら証拠はいらんでしょ。 でもでもでも、そんな細かいことが気にならないくらい、こいつは面白い映画ですよー。 絶対オススメですね。[DVD(字幕)] 9点(2016-05-20 01:46:37)(良:1票) 《改行有》 5. 10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス 《ネタバレ》 『結婚は10分で決める』・・・何か深い意味があるのかもしれませんが、真意はつかめず。ただ成り行きを見守るだけです。4点。 『ライフライン』・・・もの凄く有名な監督さんみたいですが、感動や啓発にまでは至りませんでした。赤ちゃんのことはちょっと心配でしたが、無事で良かった。3点。 『失われた一万年』・・・言いたいことは凄くわかりますが、ただのドキュメンタリーになっています。しかもあまり興味を引かれません。3点。 『女優のブレイクタイム』・・・女優の10分間の休み時間、想像できる範囲の情景をただ流しているだけにしか感じません。雰囲気を楽しむ作品?ただその雰囲気が嫌いではないです。5点。 『ゴアVSブッシュ』・・・これもドキュメンタリー。ただ、パワーを感じます。さすがは社会派のスパイク・リー。5点。 『夢幻百花』・・・たった10分間の中に、栄枯盛衰を感じさせるドラマの構築ができています。中国映画らしいユーモアもあります。8点。 『トローナからの12マイル』・・・ショート映画の傑作。見たかったのはこういう作品。たった10分間の中に、死と隣り合わせの緊張感と絶望感、そしてラストに爽やかな感動をもってくる完成度。命を救ってくれた女の子がとても愛らしい。10点。[DVD(字幕)] 5点(2016-03-24 14:39:19)《改行有》 6. 10ミニッツ・オールダー イデアの森 《ネタバレ》 『星に魅せられて』・・・SFチックでわかりやすいストーリーで、個人的には一番面白かった。こーゆー短編を見たかったのですが、さすがにこの内容では物足りないので4点。 『啓示されし者』・・・誰目線でナレーションやっているのかと思ったら、『蚊』かよ!4点。 『水の寓話』『老優の一瞬』『10分後』・・・何が言いたいのかよくわからない。3点。 『時間の闇の中で』・・・ホラー?ドキュメント?本物の映像混じっている?正直全く何が言いたいのかわかりませんでしたが、映像の破壊力が凄かったので2点。 『時代×4』・・・もう全然わかりません。目が痛くなりました。0点 『ジャン=リュック・ナンシーとの対話』・・・最高につまんない。人生で最も長く感じた10分。映像化する意味がありません。0点 平均して四捨五入すると多分3点ですが、あえて切り捨て御免の2点で。[DVD(字幕)] 2点(2016-03-02 05:00:32)《改行有》 7. ネコのミヌース 《ネタバレ》 ストーリーは子供向け。刺激少なめ。 キャラ良し。テンポ良し。絵本をそのまま映画にしたかのような、心温まる作品。 ただ、そーゆー作品ですから、中盤くらいまでは、余程のネコ好きでなければ少々欠伸はでちゃうかもしんないですね。 ネコ達を使って、次々とスクープをとって名誉挽回、っていう展開はありきたりですが好きなシチュエーションです。 ネコを虐待する町の有力者のゴシップ記事が仇となり、町全体を敵にまわしてからの逆転劇は、真新しさはないものの安心して楽しめる趣きがあります。 てっきりラストはネコに戻るもんだとばかり思っていたので、人間として暮らしていくのは少々意外。 主人公のティベにとって、何もかもが都合良く進んでいくので、驚きとか、そういうものとは無縁ですが、まったり楽しめて、ちょっとだけ幸せな気分をわけてもらえる、そんな作品ですね。[DVD(字幕)] 6点(2015-07-08 07:18:38)《改行有》 8. ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 あまりに救いようのないストーリーに、苦手なミュージカルがブレンドされて、観賞後しばらく後遺症が残りました。 面白い、面白くないに関わらず、今までに、観賞後「見なければ良かった」とまで思ったのはこれと「メメント」くらいです。 完全無実に決まっているのに、その無実を証明するために、弁護士費用として息子の目の手術代が必要って・・・そこまでしますか・・・。 観賞時、DVDのパッケージだけで勝手に「サクセスストーリー系の感動もの」と思い込んでいた自分も悪いのですが、それにしてもあのパッケージと中身のギャップが大きすぎます。 しばらくしてから、友人と「ダンサー・イン・ザ・ダーク被害者の会」を作って(と言っても3人だけですが・・・)、慰めあって、お互い元気を取り戻すことができました。[DVD(字幕)] 0点(2012-05-18 15:03:17)(良:1票) 《改行有》
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