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プロフィール |
コメント数 |
181 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
素直に申し上げて ワタクシの評価は甘いです だって どんな映画でも楽しいしワクワクするのです なので批評ではなく無邪気な感想ととらえてくださいませ
※ 蛇足ながら10点の作品は たとえDVDで持っていてもブルレイで買い揃えております そのくらいの責任感?はございますwww |
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1. ベネデッタ
《ネタバレ》
結構、ガツンとやられました。
以前よりエログロと嫌味、皮肉、悪意の塊を作品として成立させる稀有な監督だと思っているのですが、
今回はキリスト教がターゲットで、大丈夫かいなと。
もともとキリスト教系の作品では思うことが多く、
大きなところでは、スコセッシの「最後の誘惑」や「沈黙」なんかも
いわゆるキリスト教視感とは異なる内容で物議を醸しだしたりしました。
それら作品にもいろいろ考えさせられた上で、
大丈夫かいなと、今作を不安と期待で視聴。
結論として
信仰や宗教に関わるのが人間であるという生々しさで、
ヴァーホベンの斜に構えた問いかけに圧倒されて見終えました。
ベネデッタがキリストの使途であるような、
ただの妄想や権力にとらわれた女性なのかは明確に描かれず、
でも否定的に振るまっていたフェリシタ前院長は迷うことなく
ベネデッタを信じて火に身を投じる姿が印象に残ります。
批判されることが多い監督ですが、信じて観て良かったと思える作品でした。[インターネット(字幕)] 10点(2023-10-08 21:36:24)《改行有》
2. ダンケルク(2017)
《ネタバレ》
何にも残らない。
それは映画にではなく、ダンケルクという場所で起きた全て。
それぞれが命をかけてダンケルクという場所に臨む。
でも、何も残らない。
この後、終戦まで5年。
ダンケルクで失ったフランスを取り戻すためノルマンディー作戦で多くが死ぬ。
世界に拡大した戦線は5000万人以上の人の命を奪う。
ダンケルクの戦いは、その瞬間に臨んだ人にとっては全て。
35万を救出した作戦は英雄的行為だったかもしれない。
でも、戦争にハッピーエンドはない。決して。[インターネット(字幕)] 7点(2017-12-30 20:21:18)《改行有》
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