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プロフィール |
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http://coco.to/author/aniyan_otakoji |
自己紹介 |
レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。 映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。 これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。. |
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1. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
《ネタバレ》 「動物との触れ合いを通して心温まる感動ドラマが展開する」的な映画だと思っていたのですが、実際は全然違ったので肩透かしと言えば肩透かし、ですか。
私は二匹のネコを宝物のように大切にしていて、一方で仕事柄、毎日否応なく生命の生々しい証しみたいなものに触れていて、その間にある「生命の価値」を日々意識させられている訳ですが、この映画はちょっと上から俯瞰するような視点で神と自然と生命とを語っています。ちょうど私の日々の意識を更に再確認させるような内容で。
信仰心が無くても人は生きられますし、この文明社会の中では生命を特に意識せずとも生きられます。せいぜい意識するのは自分や家族の健康くらいですか。
でも、この世界に沢山の生命が存在し、その生命を糧とする事で生かされてゆく生命があって。そんな営みがただ当たり前のサイクルの中で流転しているだけであると考えるのは欺瞞としか言い様が無い訳です。
そこにある意味を考える事が世界と共存する事であり、そしてその意味を生み出す意思について考える事が信仰に繋がる・・・
ラストに描かれたもう一つの物語によって、この映画は深い意味を持つ事になります。あの「置き換えられた」(どちらがどちらに?)物語が示唆するもの。この世界で生かされている生命、生きようとしている生命の意味を更に見つめさせようとします。
美しくも力強い作品でした。[映画館(字幕)] 7点(2013-01-27 15:02:42)《改行有》
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