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1. お坊様と鉄砲
《ネタバレ》 同じアジアとはいえ、あまり身近とはいえないブータンという国。王さまが以前来日したよな?幸せなんだっけ?仏教国家だよな?くらいな認識で見始めました。
全編通して劇伴はほとんどなく、静かに、不穏に物語が始まります。模擬選挙に合わせて銃を調達という?が5個くらいつくようなラマの指示にいろいろな人が翻弄されながら、ブータンという国の歴史から生まれた国民性、国王から良かれと思ってもたらされる民主化について描かれていきます。と言いつつも、ラマの目的は?高価な骨董鉄砲の行方は?と満月の夜に向かってみんな右往左往な様子をコミカルにほっこりと描かれており、顛末もとてもステキで良い映画でした。久しぶりに映画で知らない国に旅した気分を味わえました。[映画館(字幕)] 8点(2025-01-01 17:45:25)《改行有》
2. レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―
《ネタバレ》 part1が結構楽しめたので、期待してたんですが・・・
わざわざ2部作で公開した割に、内容薄いです。不要なエピソードを削って1本で公開してくれたらもっと楽しめたのに、残念です。
正直、時間延ばしのための不要なエピソード、多いですよ。女の活躍とかって、ちょっと変なことになってますし。ラストシーンも、何じゃそれってありえんだろう、って思いますよ。
[映画館(字幕)] 6点(2009-06-13 22:18:33)(良:1票) 《改行有》
3. レッドクリフ Part I
想像以上に楽しめました。もちろん、PART2に続くためそちらも見なければ評価しにくいですが、たくさんの登場人物、その上、全て男性、という条件にも係わらず、各登場人物のキャラクターをよく描いてありますし、戦闘シーンは壮大で痛快です。
中、台の人たちにとって三国志というのは、日本人にとっての関が原とか、赤穂浪士みたいなものなんでしょうかね。この戦の意味も、登場人物たちも、何も説明しなくても分かっているよね、的な感じはあります。私も人形劇で慣れ親しんでいたので楽しめましたが、まったく予備知識がないとつらいかも。
ハトを見て、やっぱりジョンウーだなぁ、とにやりとしました。
劇場で大迫力で見ても、part2公開後にDVDで一気に観賞しても楽しめる作品だと思います。[映画館(字幕)] 8点(2008-11-02 22:25:13)《改行有》
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