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1. 変態男
《ネタバレ》 タイトルが何となくAVっぽいので、借りるとき少しばかり勇気が要る。「変態村」に続くユーロホラー第2弾、とか何とかパッケージ宣伝しているが、内容的にはかなり微妙。何と言っても致命的なのは、変態なはずの男が、確かに普通ではないんだけど、変態とまではいえないこと。というか「変態」というからには性的倒錯の要素があるのかなと思っていたが、その欠片もないので妙に白けてしまう。こういうのは変態というよりも、ただの「話し相手が欲しい孤独なオッサン」ではないのかな?「オーディナリィ・マン」(普通の人)という原題に「変態男」という邦題をつけてしまうセンスのなさも逆に笑える。「変態村」のときも思ったんだけど、邦題の付け方を何とかして欲しい。ストーリーについては、指摘したい点はたくさんあるけど、ひとつあげるとすれば、被害者の女クリスティーヌのキャラクターというか人格形成という部分をもう少し掘り下げて表現して欲しかった。この女のあり得ない行動と過去の体験に因果関係がありそうに思えるのだが、如何せんそこがしっかり描けていないので感情移入できない。またラストの刑事2人の治まり方も、いい加減というか強引というか適当というか…。お前ら2人だけで結論出しちゃっていいのかよ![DVD(字幕)] 4点(2007-04-19 00:24:17)
2. 変態村
《ネタバレ》 タイトルの凄さにつられて思わず観てしまった。印象としては、若い女ばかり12~18人を強姦した上殺害し、森の中に埋めた、いわゆる「モンルアルの狼」事件を髣髴とさせるような作品。しかし、看板に偽り有りとまでは言わないけれど、このタイトルだとまるで村中の人間が変態のような印象を受けるが、本当の意味でド変態野郎と言えるのは、あのオヤジ二人だけのような気がしないでもない(もちろん程度の差はあれ他の奴もそれなりにおかしいんだけど)。邦題のつけ方に、もう一工夫欲しかったというところ。あとは、ヨーロッパの森の不気味さと、荒廃した村の雰囲気なんかは、よく出ていたと思う。ストーリーもテンポがよく、登場人物のキャラクター設定も面白い。泣いてばかりいる歌手の兄ちゃんも、非常にイライラさせられて見事狙いどおりはまっている。もしあそこで銃を取って変態オヤジに立ち向かったりしていたら、その辺の三流ホラー映画と同じになってしまう。私的には近頃拾い物の良質ホラーです。[DVD(字幕)] 8点(2007-04-03 19:18:58)
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